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不当表示(景品表示法(有利誤認)違反) 消費者庁 マカフィーに措置命令


不当表示(景品表示法(有利誤認)違反) 消費者庁 マカフィーに措置命令



消費者庁から景品表示法違反で措置命令を受けたマカフィーのセキュリティー対策ソフトのウェブ広告。期間限定の「特価」として販売しながら、いつでも同じ価格で購入できる状態だったという(消費者庁提供)

消費者庁から景品表示法違反で措置命令を受けたマカフィーのセキュリティー対策ソフトのウェブ広告。期間限定の「特価」として販売しながら、いつでも同じ価格で購入できる状態だったという (消費者庁提供)

消費者庁は、2018年3月22日、米セキュリティーソフト大手、マカフィーの日本法人が、自社サイトで不当な二重価格を表示し、ソフトが割安に買えるように見せ掛けたのは景品表示法(有利誤認)に違反するとして、再発防止を求める措置命令を出しました

消費者庁によると、同社は、2016年10月~17年11月、ウイルス対策などに使うソフト「リブセーフ1年版」について、「標準価格 8208円が、特別価格 5746円」などと宣伝していましたが、標準価格 8208円での販売実績はなく、特別価格 5746円が通常の価格として販売を続けていたということです


マカフィーの担当者は「表示を改善した。再発防止に向け、価格表示の管理を徹底したい」としています

かつては良く見られたこの手の二重価格、最近ではその違法性の認知が進み、めっきり見なくなっていますが、未だにこのような大手セキュリティソフト会社でやられていたとはびっくりです


大手の(名の通った)会社でもこのような事例があることは注目に値します

同社で再びやられることのないよう、また、他の会社でも、身の回りにこのような事例がないことを、消費者としてしっかり監視していくことが求められています


実際には再生品(レフレッシュ品)との交換にも拘らず「新品交換保障」などとうたっている広告とか、怪しい広告を見かけたら、即、お住まいの自治体毎にある消費生活センターに通報(連絡)しましょう

以下、同件を報じた 2018年3月22日付 共同通信の記事全文をご紹介します


不当表示、マカフィーに措置命令 ソフト販売価格で消費者庁 共同通信 03月22日 17:53


 消費者庁は22日、米セキュリティーソフト大手、マカフィーの日本法人が、自社サイトで不当な二重価格を表示し、ソフトが割安に買えるように見せ掛けたのは景品表示法(有利誤認)に違反するとして、再発防止を求める措置命令を出した。
 消費者庁によると、同社は2016年10月〜17年11月、ウイルス対策などに使うソフト「リブセーフ1年版」について、「標準価格8208円が、特別価格5746円」などと宣伝。しかし、標準価格での販売実績がなく、特別価格での販売を続けていた。
 マカフィーの担当者は「表示を改善した。再発防止に向け、価格表示の管理を徹底したい」としている。

不当表示、マカフィーに措置命令 ソフト販売価格で消費者庁 共同通信 03月22日 17:53 」 より


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2018年3月22日

不当表示、マカフィーに措置命令 ソフト販売価格で消費者庁 共同通信 03月22日 17:53


 消費者庁は22日、米セキュリティーソフト大手、マカフィーの日本法人が、自社サイトで不当な二重価格を表示し、ソフトが割安に買えるように見せ掛けたのは景品表示法(有利誤認)に違反するとして、再発防止を求める措置命令を出した。
 消費者庁によると、同社は2016年10月〜17年11月、ウイルス対策などに使うソフト「リブセーフ1年版」について、「標準価格8208円が、特別価格5746円」などと宣伝。しかし、標準価格での販売実績がなく、特別価格での販売を続けていた。
 マカフィーの担当者は「表示を改善した。再発防止に向け、価格表示の管理を徹底したい」としている。


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