機能 |
説明 |
SCSI変換 |
コンパクトフラッシュカードをSCSI/SCSI2インターフェイスに変換することができます。 |
SASI変換 |
SCSI同様にコンパクトフラッシュカードをSASIインターフェイスに変換することができます。これによりX68000 PC-98DO+ MZシリーズへコンパクトフラッシュを接続することが可能です。ID0-ID4までLUN2つとして認識させることが出来ます。この機能によりX68000
SASI機種では、HDD10台分接続状態、PC-98DO+やPC-9801SASIボードではHDD2台まで認識させることができます。なおPC-98シリーズ内蔵SASIはSASIインターフェイスではなくST506インターフェイス(HDD生データー)のためお繋ぎすることはできません。 |
容量分割機能 |
SCSI ID設定時に、ID0-ID7までのうち最大7台に分割することが可能です。例えば、4GBのCFカードをID0からID6へ570Mずつに分割して複数HDDとして認識させる事ができます。(但し本体制限により、PC-98は最大4台
FM-TOWNSは最大3台まで)。この機能により変換機を複数台必要とせず最大限の領域を割り当てる事が可能となります。 |
容量制限機能 |
CFカードの容量を制限することが可能です。20M/40M/128M/512M/1G/2G/4Gから選択することが出来ます。この機能により、カードの大容量化におびえることなく、新品CFカードを利用することが可能となっています。
フラッシュメモリーは消耗品ですので、古い小容量カード等とのおさらばが可能です。 |
セクター長
(256/512) |
懐かしい256バイトセクター長の選択が可能です。セクター長が256バイトでないとインストールできないOS(N88 BASICなど)のインストールが可能となっております。またSASI変換を選択した場合にはセクター長256にてお使い下さい(恐らくHUMANの標準フォーマッタではフォーマットできないと思います)。なおCFカードは512バイト固定のため、256バイト変換時にFPGAでバッファー処理と分割処理をしているため、オーバーヘッドにより若干遅くなります。通常は512バイトでお使い下さい。 |
PC-98
番長モード |
コンパクトフラッシュカードをPC-9801シリーズ使用可能最大領域で使用することが可能です。3500Mの広大な空間をDOSでお楽しみ頂くことが可能です。 |
CFとの相性問題 |
従来のCF-SCSI変換機は、当時安価だったIDEHDDをSCSIHDDとして使用するために開発された変換チップを詰んでました(外付けHDDによく見かけましたね)。CFカードはオプションとしてIDEATAモードを持っているのですが、ご存じの通り、HDD専用チップとは相性の問題が必ずつきまとっているものでした。その欠点を補うべく、今回の変換機ではCFカードをメモリーカードとしてデーターのやりとりをしています。つまり、デジカメやUSBカードリーダーと同じ、カード本来のデーター転送方式です。そのため、CF規格の全てのカードが使用できます。 |
最終ロット
機能一覧 |
1.低電力化によりバスパワー駆動可能 (※1)
2.直接LEDを駆動するために電流制限抵抗用ランドを追加
3.先頭のNECを取ることにより、逆NEC制限回避機能を追加(32GB対策)
※1 バスパワーはSASIではご利用頂けません。SCSIボードによりバスパワーが利用できない場合があります。X68シリーズのSCSIでは、本体またはボード側のヒューズ交換(1A→2A)が必要となります。そのままご利用頂いてヒューズが切れますと、「ディスクを入れてください」の画面が表示されなくなりますのでご注意ください。ヒューズが切れた場合には、ボード上の1Aヒューズを2Aヒューズまたはポリスイッチ2Aに交換してください。切れても元に戻るポリスイッチをおすすめです。 |