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VMware Workstation 14 2011年以降発売の CPU にのみ対応


VMware Workstation 14 2011年以降発売の CPU にのみ対応



VMware, Inc.は、2017年9月26日(現地時間)、仮想PCの作成・実行ソフト「VMware」シリーズの最新版 「VMware Workstation 14 Pro」、および、「VMware Workstation 14 Player」の提供を開始、同社のWebサイトからダウンロード可能で、Mac向けの「VMware Fusion 10」も提供もされています

「VMware Workstation」は、1台のPC上で複数のOSを仮想マシン(Virtual Machine)として実行できるアプリで、個人利用および非商用であれば無償で利用できる「Player」と、複数の仮想マシンの同時実行や暗号化、スナップショットなどをサポートした有償版「Pro」がラインナップされています

「VMware Workstation 14 Pro」 のライセンス価格は 30,877円(税込み)で、“Player”の商用ライセンスは18,565円(税込み)などとなっています


対応 VPU が、「2011 年以降にリリースされたプロセッサー」となっている点には、注意が必要です

「2010 年の Westmere マイクロアーキテクチャをベースとした Intel プロセッサー (例:Xeon 5600、Xeon 3600、Core i7-970、Core i7-980、Core i7-990) は、サポート対象」となっていますが、7年前の 「Westmere マイクロアーキテクチャ」 と言われても ・・・

ということで、当方で所有している 2008年暮れに発売された 「Core i7-920 2.67GHz」 で試してみましたが、「VMware Workstation 14 Pro」 のインストールは正常、ライセンス登録も正常に行われ、「VMware Workstation 14 Pro」 自体は正常に起動するものの、仮想マシン (ゲストOS) を起動しようとすると

このホストは、リアル モードの仮想化をサポートしていません。この仮想マシンを Intel プロセッサで実行するには、Intel の「VMX Unrestricted Guest」機能が必要です。モジュール CPUIDEarly のパワーオンに失敗しました。仮想マシンの起動に失敗しました。 「このホストは、リアル モードの仮想化をサポートしていません。この仮想マシンを Intel プロセッサで実行するには、Intel の「VMX Unrestricted Guest」機能が必要です。
モジュール CPUIDEarly のパワーオンに失敗しました。
仮想マシンの起動に失敗しました。」

エラーとなり、起動できませんでした




VMware Workstation 14 にバージョンアップして 仮想マシン (ゲストOS) を起動できなくなった際の対処法


VMware Workstation 14 にバージョンアップして、仮想マシン (ゲストOS) を起動できなくなった際は、残念ながら、以前のバージョンにバージョンダウンするしか、手はなさそうです

ただし、バージョンアップと異なり、バージョンダウンは、以下のページを見る限り、新バージョンをアンインストールした後、旧バージョンをインストールするという手順になります

VMware Workstation Pro 12 から VMware Workstation 11 へのダウングレード (2137340)

アンインストールが正常に行われない際の対処法として、以下のページが公開されています
参考にして下さい

Windows Windows ホストでの不完全なアンインストールを消去する (2080050)
Linux Linux ホストからの VMware Workstation の手動アンインストール (2078397)




VMware Workstation 14 Pro の詳細



VMware Workstation Pro は、幅広いオペレーティング システムのサポート、優れたユーザー使用環境、包括的な機能セット、優れたパフォーマンスによって仮想化を次のレベルに推進します

VMware Workstation Pro は業務で仮想マシンを使用するプロフェッショナル向けに設計されています

*Workstation Pro を実行するには、64 ビットのプロセッサーと 64 ビットのホスト OS が必要です


主な機能


同じ PC 上で複数のオペレーティング システムを同時に実行
ゲスト OS とホスト OS を幅広くサポート
Windows 10 の最新リリースに対応
制限付きの仮想マシンと期限付き仮想マシンの作成
VMware Workstation Pro をサーバーとして実行し、仮想マシンを共有
仮想タブレット センサー (加速度計、ジャイロスコープ、コンパスなど) のサポート
VMware のインフラストラクチャ全体で仮想マシンの移動と利用が容易


システム要件


2011 年以降にリリースされたプロセッサー


2011 年以降にリリースされたプロセッサーを搭載するシステムがサポート対象です
ただし、次を除きます

2011 年の Bonnell マイクロアーキテクチャをベースとした Intel Atom プロセッサー
(例:Atom Z670/Z650、Atom N570)

2012 年の Saltwell マイクロアーキテクチャをベースとした Intel Atom プロセッサー
(例:Atom S1200、Atom D2700/D2500、Atom N2800/N2600)

Llano および Bobcat マイクロアーキテクチャをベースとした AMD プロセッサー
(例:開発コード名 「Hondo」、「Ontario」、「Zacate」、「Llano」)

また、次のプロセッサーもサポート対象です

2010 年の Westmere マイクロアーキテクチャをベースとした Intel プロセッサー
(例:Xeon 5600、Xeon 3600、Core i7-970、Core i7-980、Core i7-990)
3 GHz 以上の CPU
2 GB 以上のメモリ (推奨 4 GB 以上)

ホスト OS


Ubuntu 14.04 以降、Red Hat Enterprise Linux 6 以降、CentOS 6.0 以降、Oracle Linux 6.0 以降、open SUSE Leap 42.2 以降、SUSE Linux 12 以降

ゲスト OS


200 以上のオペレーティング システムがサポートされています
その一部を次に示します

Windows 10、Windows 8.X、Windows 7、Windows XP、Ubuntu、Red Hat、SUSE、Oracle Linux、Debian、Fedora、openSUSE、Mint、CentOS

サポート対象のホスト OS およびゲスト OS については、VMware の互換性ガイドを参照してください


オペレーティング システムの要件


VMware Workstation Pro は、次の 64 ビット※ Windows または Linux ホスト OS で動作します

Windows 10、Windows Server 2016、Windows Server 2012、Windows Server 2008、Windows 8、Windows 7、Ubuntu、Red Hat Enterprise Linux、CentOS、Oracle Linux、openSUSE、SUSE Linux Enterprise Server

最新のオペレーティング システム サポートについては、VMware の互換性ガイドを参照してください

※.VMware Workstation 14 Pro を実行するには、64 ビットのプロセッサーと 64 ビットのホスト OS が必要です
※.Intel 「Nahalem」 以前の CPU はこのリリースではサポートされていません



VMware Workstation 14 Player の詳細



VMware Workstation Player (旧称 Player Pro) は、デスクトップを効率的に仮想化するアプリケーションです
1 台のコンピューターで、1 つ以上のオペレーティング システムを再起動なしで実行できます

シンプルなユーザー インターフェイス、広範なオペレーティング システムのサポート、優れた可搬性により、これまでになく容易に企業のデスクトップをユーザーに提供し、稼働させることができます

*Workstation Player を実行するには、64 ビットのプロセッサーと 64 ビットのホスト OS が必要です


主な機能


仮想化、オペレーティング システム、VMware エコシステムの学習に最適
ゲスト OS とホスト OS を幅広くサポート
Windows 10 の最新リリースに対応
Workstation Pro または Fusion Pro で作成された制限付き仮想マシンを実行
最新ハードウェア上の仮想環境で、Windows XP または Windows 7 の実行が可能
ライセンスを購入すれば商用環境で EULA への準拠が可能に


システム要件


2011 年以降にリリースされたプロセッサー


2011 年以降にリリースされたプロセッサーを搭載するシステムがサポート対象です

ただし、次を除きます

2011 年の Bonnell マイクロアーキテクチャをベースとした Intel Atom プロセッサー
(例:Atom Z670/Z650、Atom N570)

2012 年の Saltwell マイクロアーキテクチャをベースとした Intel Atom プロセッサー
(例:Atom S1200、Atom D2700/D2500、Atom N2800/N2600)

Llano および Bobcat マイクロアーキテクチャをベースとした AMD プロセッサー
(例:開発コード名 「Hondo」、「Ontario」、「Zacate」、「Llano」)

また、次のプロセッサーもサポート対象です

2010 年の Westmere マイクロアーキテクチャをベースとした Intel プロセッサー (例:Xeon 5600、Xeon 3600、Core i7-970、Core i7-980、Core i7-990)
3 GHz 以上の CPU
2 GB 以上のメモリ (推奨 4 GB 以上)

ホスト OS


Ubuntu 14.04 以降、Red Hat Enterprise Linux 6 以降、CentOS 6.0 以降、Oracle Linux 6.0 以降、open SUSE Leap 42.2 以降、SUSE Linux 12 以降

ゲスト OS


200 以上のオペレーティング システムがサポートされています
その一部を次に示します

Windows 10、Windows 8.X、Windows 7、Windows XP、Ubuntu、Red Hat、SUSE、Oracle Linux、Debian、Fedora、openSUSE、Mint、CentOS

サポート対象のホスト OS およびゲスト OS については、VMware の互換性ガイドを参照してください


オペレーティング システムの要件


VMware Workstation Pro は、次の 64 ビット※ Windows または Linux ホスト OS で動作します

Windows 10、Windows Server 2016、Windows Server 2012、Windows Server 2008、Windows 8、Windows 7、Ubuntu、Red Hat Enterprise Linux、CentOS、Oracle Linux、openSUSE、SUSE Linux Enterprise Server

最新のオペレーティング システム サポートについては、VMware の互換性ガイドを参照してください

※.VMware Workstation 14 Pro を実行するには、64 ビットのプロセッサーと 64 ビットのホスト OS が必要です
※.Intel 「Nahalem」 以前の CPU はこのリリースではサポートされていません

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参考情報


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VMware Workstation Pro 12 から VMware Workstation 11 へのダウングレード (2137340)

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関連記事

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関連記事を下記に紹介します



2017年9月28日

VMware、「VMware Workstation 14」の提供を開始 ~Mac向け「VMware Fusion 10」も 窓の杜 2017年9月28日 11:51


 米VMware, Inc.は26日(現地時間)、仮想PCの作成・実行ソフト「VMware」シリーズの最新版「VMware Workstation 14 Pro」「VMware Workstation 14 Player」の提供を開始した。現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。Mac向けの「VMware Fusion 10」の提供も開始されている。
 「VMware Workstation」は、1台のPC上で複数のOSを仮想マシン(VM)として実行できるツール。個人利用および非商用に限り無償で利用できる“Player”と、複数の仮想マシンの同時実行や暗号化、スナップショットなどをサポートした有償版“Pro”がラインナップされている。“Pro”ライセンスの価格は30,877円(税込み)で、“Player”の商用ライセンスは18,565円(税込み)など。
 最新版の「VMware Workstation 14」では「Windows 10 Creators Update」のホスト・ゲスト利用をサポートしたほか、ゲストOSとして「Ubuntu 17.04」「Fedora 26」「CentOS 7.4」「RHEL 7.4」「Debian 9.1」「Oracle Linux 7.4」「SLE 12 SP3」「OpenSUSE 42.3」に対応する。


2017年8月23日

ヴイエムウェア、 VMware Workstation 14 ProとWorkstation 14 Playerを発表 IT担当者と開発者の業務プロセスと生産性をさらに効率化 VMwareニュースリリース 2017年8月23日


 高度な機能により、パフォーマンスをさらに向上すると同時に、セキュリティ、ネットワーク機能、データセンタ管理機能をそれぞれ強化
 【2017年8月23日(日本時間)東京発】
 ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョン ロバートソン)は本日、単一のWindows/Linux搭載PC上の仮想マシンで複数のOSを稼働させることができるVMware Workstationソリューションの最新バージョンを発表しました。最新バージョンとなるVMware Workstation™ 14 Proは、ネットワークやデータセンタ管理の機能をさらに強化するなど、IT担当者や開発者向けに業務プロセスや生産性をさらに効率化するための高度な機能を提供します。また、VMware Workstation 14 Player™では、標準仕様または個人所有(BYO)のPCで企業用デスクトップを稼働させるためのシンプルかつ効率的なソリューションを求める企業向けの機能をさらに強化しています。これらのソリューションを通じて、高性能な仮想化ツールを必要としているIT担当者、優れた安定性とサンドボックス機能を備えた開発環境を必要としている開発者、BYOに向けた取り組みを推進するビジネスリーダー、そして一般ユーザや学生など、さまざまなタイプのエンドユーザをサポートします。
 VMware Workstation 14 Pro
 VMware Workstation 14 Proは、IT担当者や開発者に対して、設計、テスト、そしてデータセンタやネットワークの運用に不可欠なツールを提供します。そして、ローカルのWindows/Linux搭載PCで実行されるほぼすべてのOSやアプリケーションのテストを簡素化します。


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