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輝度(ブライトネス) コントラスト 色温度 とは 明るさ 暗さ 見易さ との関係


輝度(ブライトネス) コントラスト 色温度 ガンマ補正 とは 明るさ 暗さ 見易さ との関係



輝度(ブライトネス) とは



輝度(ブライトネス) は、「輝度」のことで、画面全体の「明るさ」を表します

液晶ディスプレイの場合、バックライトの光を調節し、暗くすると、消費電力は低くなり、また、適切な輝度に調節することで、目の疲労度が低くなります


輝度を上げると、バックライトが明るくなります
標準
輝度を下げると、バックライトが暗くなります
輝度を上げると、バックライトが明るくなります








標準









輝度を下げると、バックライトが暗くなります




画像は、「LCD用語解説 アイ・オー・データ機器」 より引用 文章は、同サイトを参考に当ページ主旨に合うよう編集



ブライトネスが低い場合(画面全体が暗くなる)

ブライトネスが低い場合
画面全体が暗くなる

ブライトネスが高い場合 (黒部分も明るくなる)

ブライトネスが高い場合
黒部分も明るくなる

モニターの輝度を上げると表示部分全体の明るさが増し、白い部分はより明るく白く表示され、同時に、黒い部分の明るさも増しますので、白っぽく表示されます

画像は、「眼と体にやさしい話 EIZO株式会社」 より引用 文章は、同サイトを参考に当ページ主旨に合うよう編集




コントラスト とは



コントラスト は、画面上の白い部分と黒い部分との明るさ(輝度)の比率(差)のことで、映像の明暗比を調節します

白(輝度が最大)と黒(輝度が最小)との輝度の比率を調節し、値が大きいほど、映像がくっきりとメリハリのついたものになります


コントラストを上げると、くっきりとメリハリがつきます
標準
コントラストを下げると、自然で柔らかい雰囲気になります
コントラストを上げると、くっきりとメリハリがつきます








標準









コントラストを下げると、自然で柔らかい雰囲気になります




画像は、「LCD用語解説 アイ・オー・データ機器」 より引用 文章は、同サイトを参考に当ページ主旨に合うよう編集



コントラストが低い場合(白部分も暗くなる)

コントラストが低い場合
白部分も暗くなる

コントラストが高い場合(白黒の差が鮮明になる)

コントラストが高い場合
白黒の差が鮮明になる

コントラストが上がると、画面上の白い部分はより明るく白く表示されますが、黒い部分の明るさは変わりませんので、輝度(白黒)の差がより強調されます

画像は、「眼と体にやさしい話 EIZO株式会社」 より引用 文章は、同サイトを参考に当ページ主旨に合うよう編集




色温度 とは



色温度 は、光の色を調節します

9300Kの発色は鮮やかですがやや青白く感じられ、6500Kは昼光色とも呼ばれ自然な白色が表現でき、7200Kでその中間の設定になります


9300K:発色は鮮やかになりますが、やや青白く感じられます
7200K:6500Kと9300Kの中間
6500K:昼光色とも呼ばれ、自然な白色が表現できます
9300K : 発色は鮮やかになりますが、やや青白く感じられます








7200K : 9300Kと6500Kの中間









6500K : 昼光色とも呼ばれ、自然な白色が表現できます




画像は、「LCD用語解説 アイ・オー・データ機器」 より引用 文章は、同サイトを参考に当ページ主旨に合うよう編集




ガンマ補正 とは



ディスプレイ、プリンタ、スキャナなどの各機器は、 PCとつないで利用する際、入力された色情報をそのまま同じ情報として出力できないよいう。それぞれの機器固有の発色特性があり、この入出力における発色特性のことを「ガンマ特性」といいます

PCとディスプレイで色をやり取りする場合は、PCからディスプレイに入力したRGB各色8ビットの色情報を正確に出力できる関係、つまり「入力 : 出力」=「1 : 1」の関係が理想ですが、PCとディスプレイではガンマ特性が違うため、色情報の伝達は「入力 : 出力」=「1 : 1」の関係になりません


通常、ディスプレイのガンマ特性は中間調が暗くなる傾向にありますので、あらかじめ中間調を明るくしたデータ信号を入力し、「入力 : 出力」のバランスを「1 : 1」に近づけることで、色情報を正確にやり取りできるように工夫してあり、このように機器側のガンマ特性に合わせて、色情報を調整して帳尻を合わせる仕組みを「ガンマ補正」といいます


「ガンマ補正」の簡単な仕組み。ディスプレイのガンマ特性を考慮し、それに合わせて調整したガンマ値の色情報(中間調を明るくした色情報)を入力すると、 理想の「y=x」に近い発色となる。通常、ガンマ補正は自動的に行われるため、ユーザーが意識しなくても、PCディスプレイではおおむね正しい発色が得られる。 ただし、ガンマ補正の精度はメーカーや製品によって異なる

「ガンマ補正」の簡単な仕組み
ディスプレイのガンマ特性を考慮し、それに合わせて調整したガンマ値の色情報(中間調を明るくした色情報)を入力すると、 理想の「y=x」に近い発色となる。通常、ガンマ補正は自動的に行われるため、ユーザーが意識しなくても、PCディスプレイではおおむね正しい発色が得られる。 ただし、ガンマ補正の精度はメーカーや製品によって異なる

第7回 曲線美が色再現性の決め手になる?――液晶ディスプレイの「ガンマ」を知ろう EIZO株式会社 」 より



PCのOSがWindowsは、テレビに合わせてガンマ値「2.2」のディスプレイを使うことを想定していますので、ガンマ値が「2.2」のディスプレイを使うと、理想に近い色を再現できることが多く、Windows標準のガンマ値は「2.2」とされ、 大半の液晶ディスプレイはガンマ値「2.2」に合わせて設計されています




コントラストとブライトネス(輝度・明るさ)調整のヒント



画面全体を明るくしたり、暗くしたりしたい場合は、ブライトネス(輝度・明るさ)で調整します
明るくした方が、画面はきれいに見えることが多いのですが、目の披露に影響すると考えられており、また、液晶モニターの場合、バックライトの寿命を縮める要因となります

基本としては、画面を暗めにした場合、黒い部分がつぶれてしまって見辛くなるようでしたら、コントラストを下げて、ブライトネスを上げるようにすれば、白く明るい部分の輝度、明るさが抑えられ、黒く暗い部分はより明るくなって見易くなるかと思います




液晶モニターのブライトネス調整のコツ


一般的な環境を想定した場合、液晶モニターのブライトネスを調整しても画面上の黒は、実はほとんど変化して見えません。 これは、上に書いた内容と矛盾するようですが、実際には微妙な黒色の輝度変化よりも、環境光の反射の影響が黒色の画面に関しては大きいからです。 よって、ブライトネスの調整変えることにより、画面全体の明るさを変えることができるという風に考えてもかまいません。
また、画面の明るさは、モニターの周囲の明るさと同程度にするのが適切なのですが、EIZOのモニターであれば、環境に近い輝度に自動的に調整するAuto EcoView(BirhgtRegulator)機能が搭載されているモデルがあります。 Auto EcoView(BirhgtRegulator)機能が無い場合は、自身の調整にて、環境に近い輝度に設定していただくのが最適です。


液晶モニターのコントラスト調整のコツ


液晶モニターのコントラストは、現在では1000:1を上回るものが存在するなど、実用的には全く問題ないレベルを実現しております。 このように、コントラストが低すぎることによる見にくさというのは、今ではほとんど無いと考えて差し支えありません。
コントラスト機能は、どちらかというとコントラスト比を落とすことに使われることが現在では一般的であり、例えば、暗い画像の見え方を重視しながら、全体の輝度を下げたい場合などに利用します。 また、ブライトネスだけではどうしても全体の輝度が希望とする輝度まで下がらないときにもコントラスト調整が使われるようです。 このように、コントラスト調整機能は、一般的には使う場面が少ないため、EIZOモニターにはほとんどコントラスト機能が搭載されておりません。

眼と体にやさしい話 EIZO株式会社」 より引用


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参考情報


液晶ディスプレイ 画面で見るマニュアル アイ・オー・データ機器
第7回 曲線美が色再現性の決め手になる?――液晶ディスプレイの「ガンマ」を知ろう EIZO株式会社
眼と体にやさしい話 EIZO株式会社

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