尖閣諸島 最古の 1819年 上陸記録 発見 2017年5月12日
政府は、2017年5月12日、2016年度の沖縄県 尖閣諸島と島根県 竹島に関する資料調査報告書を公表、尖閣諸島に、1845年の英国人による最古の上陸記録を
26年さかのぼる、1819年に琉球王族が上陸したとされる資料を盛り込んだと発表しました
政府は、尖閣諸島が歴史的にも国際法上も日本固有の領土なのは明らかなことを改めて裏付ける資料と指摘しており、松本純領土問題担当相は、2017年5月12日の記者会見で、「客観的な証拠を内外に発信するのがわが国のやり方だ。今後も調査を継続していく」と話しています
報告書に盛り込まれた上陸記録は、沖縄県立図書館所蔵の那覇市史に収録されている 「琉球の系図家譜」で見つかったということで、琉球王族が 1819年に、尖閣諸島の一部とみられる
「魚根久場島」 と呼ばれる島に漂着、湧き水を探したという記述です
明治政府が尖閣諸島を日本に編入した 1895年から 70年以上さかのぼる上陸記録で、政府は、「編入前から日本人が尖閣諸島に継続的に関わりを持っていたことを示す資料だ」(内閣官房)と説明しています
政府は、各地の図書館や公文書館などが所蔵する領有権に関する資料や文献を調査、2015年から毎年、重要と判断した資料を盛り込んだ報告書を公表してしており、今回は尖閣諸島に関する資料
約330点、竹島に関する資料 約 340点が調査されています
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