第3宮古海丘 宮古島北方に海底火山 カルデラ 中央火口丘 溶岩流 |
第3宮古海丘 宮古島北方に海底火山 カルデラ 中央火口丘 溶岩流の痕跡~ 海底火山活動の解明ため基盤情報として活用が期待~ 海上保安庁は、測量船及び自律型潜水調査機器による海洋調査を実施し、沖縄県宮古島北方約 120kmの海底に存在する 第3宮古海丘で、カルデラ、中央火口丘、噴火に伴う溶岩流の痕跡などを確認し、海底火山地形を形成していることを発見しました 海上保安庁は、2015年(平成27年)7月、及び、11月に、沖縄県宮古島の北方約 120kmの 第3宮古海丘(※1)において、海上保安庁所属の測量船 「拓洋」、及び、自律型潜水調査機器 「ごんどう」(※2)による海底地形調査を実施しました
南西諸島海域における海底火山の報告はまだまだ少なく(※3)、噴火の形態や歴史は謎につつまれていますので、今回の調査結果は、南西諸島海域における海底火山活動の解明のための基盤情報として活用が期待されています ※1.第3宮古海丘(だいさんみやこかいきゅう) 第3宮古海丘(だいさんみやこかいきゅう)は、沖縄県宮古島の北方約 120kmに存在する、直径約 11km、高さ約 1300m(水深約 800~2100m)の孤立した高まりで、1976年の海上保安庁の調査により、海底に高まりがあることが確認され、命名されました 過去の調査により山頂部においてデイサイト(火山岩)が採取された報告がありますが記録に残る火山活動はありません ※2.自律型潜水調査機器(AUV)「ごんどう」
※3.南西諸島海域の海底火山活動記録 1).喜界カルデラ 喜界カルデラ 喜界カルデラ 新硫黄島 硫黄島 鹿児島県枕崎南方約 33kmに存在する薩摩硫黄島の東方約 2kmで、1934年9月から海底噴火を伴う海底火山活動が起き、同年(1934年)12月に新島を生成、現在まで存続しています 2).西表島北北東海底火山 沖縄県西表島北北東約 20kmの沖合で 1924年10月に海底噴火を起こしています |
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