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VGA端子 アナログRGB D-Sub15 ミニ DE-15 BNCコネクタ とは


VGA端子 アナログRGB D-Sub15 ミニ DE-15 BNCコネクタ とは



VGA端子とは、パソコン等からディスプレイ表示用として出力される、アナログRGB映像信号の出力、もしくは、入力する装置のコネクタ端子のことで、VGA規格に準拠したIBM製のグラフィックボードにこのコネクタが採用されたことから、この名前が用いられるようになりました

メーカによって、伝送する信号の形式からアナログRGB端子、あるいは、HD15、そして、端子の形状からミニD-Sub15端子(DE-15端子)等で呼ばれています


主にパソコン等で用いられ、もともとは、CRTディスプレイといったアナログ信号を用いるディスプレイに映像を出力することを想定しており、ラップトップコンピュータなどでコネクタのサイズを小型化したい場合、標準のVGA端子の代わりに小型化したmini-VGA端子を実装した製品も存在あります

インテルやAMDなどは、2010年12月8日に、2015年までにVGAへの対応を終了し、HDMIやDisplayPortに移行する方針を表明しています



VGA端子のバリエーション



1. 3列15ピンのDE-15(ミニD-Sub15とも呼ばれる)コネクタに、RGBのそれぞれのアナログ信号とHとVの同期信号を配置したもの
2. コネクタ形状はそのままで1にVESA DDC(VESA Display Data Channel)の信号を追加したもの
3. 1と同等の信号線を9ピンD-Subコネクタに配置したもの
4. 1と同等の信号線を同軸ピンを内包した13W3と呼ばれるコネクタに配置したもの


VESA DDCはディスプレイの情報をコンピュータ側から取得できるようにした通信方式で、DDC1とDDC2では通信方式が異なり、DDC2では通信方式としてI²Cが採用されています

また、同期信号は、HとVを混合したものを複合同期信号として1本の信号で伝送したり、さらに、複合同期信号を緑映像信号に載せて、信号線を減らしている場合(Sync on Green)もありますが、これはVGA端子が登場する以前、BNCコネクタで同信号を伝送していたことの名残です


なお、かつて Sun系ワークステーションで主流だった 13W3コネクタと同一形状であるにも関わらず、ピンアサインが異なる機種が存在しているため、市販品の 3列 15ピンとの変換アダプタ(カモンADVGA-13Wなど)が流用不可能という問題も発生しています

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参考情報


VGA端子 - Wikipedia

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