警察手帳 は 市民から提示を求められたら 提示する義務があります |
警察手帳 は 市民から提示を求められたら 提示する義務があります警察官は、市民から警察手帳の提示を求められた場合、必ず見せなければなりません どこから出てきたのか根拠の出所が不明ですが、制服を着ている場合見せなくていいと主張するいう(正確には制服の様に見える服を着た)警官(と主張する人物)に出くわしたことがあり、挙動不審で110番通報したことがあります 出動してきた刑事と思われる方とその不審者が小声で話しているのに聞き耳を立ててみると、どうも本物の警官だけど、警察手帳を交番に忘れてきていたため開き直ったようなのですが ・・・ 一般市民が免許証を携帯せずに車を運転すると確実に罰金を払わされるのですが、その警官がどうなったのか ・・・ 身内をかばう公務員体質でうやむやにされていないことを願うのみです もし街中で警察手帳を見せなくていいという警官(と主張する人物)に出くわした場合、迷わず 110番通報しましょう 根拠について、下記にまとめておきます 警察手帳携帯・提示義務を定める法令
国家公安委員会規則は日本の警察官であれば全員従わなくてはいけない法令なのですが、問題となるのは、提示義務(5条)の定める警察官であることを示す『必要』を『誰が判断』するのか明記されていない点です 日本語でよくみられることなのですが、主語が省略されているんですよね 主語が省略されている場合、そこには状況に応じて様々な主体が適用されます この場合、『警察官』のこともあれば一般市民の場合もあるわけで、つまり、誰でもその主体になれるのですね 誰でもというのは、英語で言うところの 『 anyone 』、まさに 『 any 』なのです この規則を規定した人は、そんなこと常識で考えれば分かるじゃないかと言いたいのでしょうけれど、中にはそこを自分に都合よく解釈して、『必要かどうか判断するのは警察官だぁ!!』と主張し、勝手に『見せなくて良い!!』と主張する者が出てくる・・・ 『見せなくて良い』なんて規定はどこにもありませんよ 警視庁はその点よくわきまえていて、ちゃんと通達 『警視庁警察手帳規程の運用について』 で、『警察官であることを示す必要があるときは,証票・記章を提示(呈示)しなければならない』と明記しています 日本語の表記上の単純な問題なのですが、ここまで明記してあげないと分からない警官がいることに驚きます
これは、別に東京都内だけで通用する話ではなく、日本の警察官全てに適用される『国家公安委員会規則』の表記上の不備を補足しているだけの事ですので、日本の警察官全てに適用されます なお、『【警察手帳の提示義務】本物の警察官なの?交通違反や職務質問での運用実態 - [ブーマル]』には、『国家公安委員長は国会で「市民から警察手帳の呈示を求められたら、応じるのは当然」と答弁しています』との記述があります 『国家公安委員長』は、国家公安委員会委員長=警察法第6条により国務大臣のことと思いますので、せめて答弁の日付くらいは書いておいて下さるとありがたいのですが 警察手帳が本物か偽物か見分ける方法について世の中には、警察手帳(っぽいもの)を偽造して見せる偽警官もいるかもしれません 振えい込み詐欺事件等ではよく登場するそうです 本物かどうか見分ける方法も記述しておきます それは、職員番号を聞くことです 本物の警察手帳には 1.階級 2,氏名 3.職員番号 の3つが記載されています 逆に言うとそれ以外が記載されていたら偽物です 警察手帳(っぽいもの)を見せられたら、職員番号を(メモするなり)記憶しておきましょう で、相手が警察手帳(っぽいもの)をしまったころを見計らって、『職員番号』を質問しましょう 職員番号は警察官固有のもので、所属や階級が変わっても不変のもので、6桁の番号に 1桁のチェックデジットが加わった 7桁の番号で、自分の職員番号はすべての警察官の頭に叩き込まれています それを聞かれて言いよどんだり、違った番号を答えたりした場合偽警官です それでも怪しい場合、各警察署に問い合わせて見ましょう 各警察署の電話番号もその警官(っぽい人)に聞きましょう 自分の所属する警察署の電話番号がわからない警官なんているわけありませんよね で、先に書いたように、職員番号にはチェックデジットが付いていますので、各警察署ではその場で本物の番号かどうか直ぐ分かります 事情を説明して、本物かどうか確認してもらいましょう 警察官の階級章について警察官には階級があって、警察手帳にも明記されていますが、下図に示すような階級章が胸につけられています 「 2秒で出来る! 警察手帳が本物か偽物か判別する方法を元警察本部警察官が教えます。|フタ|note 」 より |
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