MRJ 開発遅れで 三菱航空機 累積損失 1510億円 債務超過 510億円 |
MRJ 開発遅れで 三菱航空機 累積損失 1510億円 債務超過 510億円
三菱航空機は、国産初のジェット旅客機 三菱スペースジェット (旧MRJ)の開発の遅れで、損失が膨らみ、2017年6月30日の官報に掲載された 三菱航空機社の第10期決算公告によると、2017年3月期通期の 純損益は 511億8700万円の赤字 (2016年3月期は 305億2200万円の赤字)、 営業損益は 494億3600万円の赤字 (2016年3月期は 293億2200万円の赤字)、 経常損益は 511億7900万円の赤字 (2016年3月期は 305億1400万円の赤字)、 貸借対照表によると、 純資産合計は 510億8300万円のマイナスで、負債が資産を上回る状態=債務超過に陥ったことが明らかになりました 三菱航空機は、MRJの設計変更などにより、これまでに開発延期を 5度表明しており、初号機の納入は、当初より 7年遅れとなる 2020年半ばを予定しています 機材を納入できない状態の為、売り上げが計上できず、開発費用がほぼそのまま損失につながっており、2017年3月期の純損益は 511億円の赤字、2017年3月末の累積損失額は 1510億円となっています ただし、三菱航空機は、非上場企業の為、親会社の三菱重工業などから 計 1千億円の出資を受けており、また、三菱重工からの借入金で事業を進めていますので、債務超過であっても「銀行からの借り入れがなく、資金的に行き詰まるわけではない」(三菱重工幹部)ということです |
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