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馬毛島 (まげしま 鹿児島県) 国有化 米軍艦載機 離着陸訓練(FCLP)移転


馬毛島 (まげしま 鹿児島県) とは 概要



馬毛島(まげしま)は、大隅諸島の島の一つで、住所は鹿児島県西之表市馬毛島、種子島の西方12kmの東シナ海上に位置している島で、面積は 8.20km2、周囲16.5km、最高地点は島中央部の岳之越の 71.7m、地勢は低くて平らで、河川がなく地質は農業に適さないとされています

馬毛島(まげしま)島内には、ニホンジカの1亜種であるマゲシカが棲息しており、また、島の周辺は好漁場となっています



馬毛島(まげしま)地図 馬毛島(まげしま)は、大隅諸島の島の一つです
馬毛島(まげしま)全景写真 真上から
馬毛島(まげしま)全景写真 俯瞰図

(上、中) 「 Google マップ 」
(下) 「 <西之表市長選>再選挙に 候補6人、法定得票に届かず 毎日新聞 01月29日 23:23 」 より






馬毛島 (まげしま 鹿児島県) 国有化 米軍艦載機 離着陸訓練(FCLP)移転 2016年11月17日



政府は、在日米軍再編計画の柱の一つである米軍空母艦載機の離着陸訓練(FCLP)の移転について、候補地の馬毛島 (まげしま 鹿児島県西之表市)のほぼ全域を所有するタストン・エアポート(東京)から買収する方向で調整に入りました

政府は、沖縄の基地負担軽減策として、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備中の新型輸送機オスプレイの訓練移転先としての活用も検討しています


政府と地権者の交渉は購入額などで難航していましたが、2016年11月17日、双方の代理人が売買契約に向け協議を始める合意書を締結、2016年度内に土地を鑑定評価した上で購入額を確定、来年度(2017年度)から訓練施設の調査 ・ 設計に着手する予定ですが、購入額について、政府側は 数十億円を想定する一方、地権者側は 100億円以上の条件を示しているとされ、大きな隔たりがあります

FCLPは、空母艦載機が陸上の滑走路を空母甲板に見立てて離着陸の動作を確認する訓練で、現在、米軍厚木基地(神奈川県)の空母艦載機は、FCLPを東京都 硫黄島で実施していますが、2006年の在日米軍再編の最終報告に盛り込まれた空母艦載機の米軍岩国基地(山口県)移駐にあたり、米政府は岩国から遠い硫黄島とは別の場所に訓練施設を建設するよう日本政府に求め、日米両政府は訓練移転先に馬毛島を検討することで合意していました



馬毛島(まげしま)の歴史



馬毛島(まげしま)は、鎌倉時代から種子島氏の領地となっていましたが、漁師がトビウオ漁の時期に 1~2ヶ月ほど島内の小屋に泊り込み、漁業基地としていた他は殆ど住民はいませんでした

明治以降は牧場としての利用が試みられましたが、太平洋戦争末期の 1944年に、海軍の防空監視所が設置されたことに伴って無人島となりました


1951年からは、緊急開拓事業による農業開拓団が入植を開始、ピーク時の 1959年(昭和34年)には 113世帯 528人が馬毛島(まげしま)島内に居住、サトウキビ栽培や酪農を営んでいたが、農業に適さない土地であることに加え、害虫や鹿の農作物被害が増加し生活が困窮したため、島民は徐々に島を離れていくことになります

1980年(昭和55年)3月に最後の島民が島外に移住し、西之表市立馬毛島小 ・ 中学校も最後の卒業生を送り出して閉校、馬毛島(まげしま)は、再び、無人島となります


1974年、平和相互銀行により馬毛島開発株式会社が設立さ、当初はレジャー施設の建設を計画していましたが挫折、馬毛島(まげしま)が国の石油備蓄基地の候補地になったことから土地買収が進みましたが、石油備蓄基地は鹿児島県志布志湾に決定したため、以後、馬毛島(まげしま)は放置されることになります

以後、馬毛島(まげしま)は、日本の無人島の中では北海道の渡島大島に次いで 2番目に面積が大きい島とされていました


1995年、立石建設が馬毛島開発を買収して子会社(現在のタストン ・ エアポート株式会社)とし、馬毛島開発は島の土地の買収を進め、西之表市の公有地である市道と旧学校地を除く大半を所有地としています

馬毛島開発では、日本版スペースシャトル (HOPE) の着陸場、使用済み核燃料中間貯蔵施設などを誘致するとの構想を持っていましたが、実際の開発は進まず、わずかに採石事業などが行われており、2005年(平成17年)の国勢調査では、同社の従業員 15人が住民として登録され、再び、有人島扱いとなっています

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鹿児島県西之表市馬毛島 - 郵便番号、住所・地名の読み方、英語表記
馬毛島 - Wikipedia

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関連記事を下記に紹介します



2017年1月29日

<西之表市長選>再選挙に 候補6人、法定得票に届かず 毎日新聞 01月29日 23:23


 米空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)移転候補地、馬毛島(まげしま)を抱える鹿児島県西之表(にしのおもて)市の市長選は29日投開票されたが候補6人による混戦の末、いずれも法定得票(有効投票数の4分の1以上、2543票)に届かず仕切り直しとなった。
 公職選挙法は、最多得票の候補が法定得票数以上を獲得できなかった場合、当選資格を与えず、2週間の異議申し立て期間の後、50日以内に再選挙を実施すると定めている。法定得票数は再選挙の続出を受け1952年の法改正で緩和された。
 法改正後に首長選で再選挙となったのは、1979年の千葉県富津市長選▽92年の奈良県広陵町長選▽2003年の札幌市長選▽07年の宮城県加美町長選で、今回実施されれば5例目となる。
 西之表市長選はFCLP移転受け入れに反対してきた現職が引退を表明し、元市議と元新聞記者の計6人が出馬。2人が移転容認で、4人が反対と分かれた。移転容認派は米軍再編交付金などによる地域経済活性化をアピールし、反対派は騒音問題や事故の危険性を訴えた。


2016年11月19日

国、馬毛島買収へ オスプレイ訓練移転も検討 琉球新報 2016年11月19日 12:42


 米軍空母艦載機の陸上空母離着陸訓練(FCLP)を鹿児島県西之表市・馬毛島に移す計画をめぐり、政府が地権者から買収する方向で大筋合意したことが18日、分かった。関係者が明らかにした。政府は普天間飛行場に配備している米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの訓練移転先に利用することを検討している。 政府と地権者は17日、売買契約に向けて協議を始めることで合意した。これを受け防衛省は18日、売買契約に向けた手続きとして馬毛島の不動産鑑定評価業務の一般競争入札を公告した。期限は来年3月31日まで。売買額は数十億円に上るとみられる。 馬毛島は日本維新の会が米軍普天間飛行場の暫定的な移転先とする案を提示していた。翁長雄志知事も7月に視察した。だが防衛省幹部は「オスプレイなどの一時的な訓練には使えるかもしれないが、家族が生活する施設がない場所に米軍施設を移転するのは現実的ではない」と暫定移転には否定的な見方を示し、訓練移転の可能性を示唆している。


2016年11月19日

政府、馬毛島買収へ 米軍機訓練を移転、オスプレイも検討 南日本新聞 2016年11月19日 06:30


 政府は、米軍空母艦載機による陸上空母離着陸訓練(FCLP)の移転候補地となっている無人島の馬毛島(西之表市)について、大半を所有するタストン・エアポート(東京)から買収する方向で調整に入った。政府関係者が18日、明らかにした。沖縄の基地負担軽減策として、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備中の新型輸送機オスプレイの訓練移転先としての活用も検討している。 双方の代理人が17日、売買に向けて合意書を締結。防衛省は18日、馬毛島の土地に関する鑑定評価業務の一般競争入札を公告した。開札は12月20日。来年3月末までに結果を得て、実際の買収額を確定させたい意向だ。数十億円に上るとの見方が出ている。


2016年11月18日

米軍訓練の移転先として検討 馬毛島の価格鑑定へ NHK 11月18日 21:44


 防衛省は、在日アメリカ軍の空母艦載機の離着陸訓練の移転先として検討している鹿児島県の馬毛島について、大部分の土地の所有者から土地を売却する意向が示されたことから、価格を鑑定するための手続きを開始しました。


2016年11月18日

<防衛省>鹿児島県・馬毛島を買収へ 地権者と交渉合意 毎日新聞 11月18日 21:18


 米空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転先に関連し、防衛省が18日までに鹿児島県・馬毛島(西之表市)のほぼ全域を所有する地権者と、売買交渉を本格化させることで合意したことが分かった。関係者が明らかにした。
 同省は同日、馬毛島の土地鑑定評価業務の入札を公告し、年度内に不動産価格を算出する。関係者によると、両者の代理人が17日に合意書を締結。馬毛島の不動産価格を確定させ、買収に向けた価格交渉に入るという。地権者は当初、賃貸契約を要求していたが取り下げ、価格交渉に集中できる環境が整った。
 ただ、金額を巡り政府側は数十億円を想定する一方、地権者側は100億円以上の条件を示しているとされ、隔たりは大きい。今後の交渉も難航が予想される。
 FCLPは、空母艦載機が陸上の滑走路を空母甲板に見立てて離着陸の動作を確認する訓練。米軍厚木基地(神奈川県)の艦載機部隊が硫黄島(東京都)で暫定実施している。米軍再編の一環で、同部隊が2017年までに厚木から米軍岩国基地(山口県)に移駐するため、日米両政府は訓練移転先に馬毛島を検討することで合意していた。


2016年11月18日

馬毛島購入へ調整=米軍機訓練移転の候補地―政府 時事通信 11月18日 19:47


 政府は、在日米軍再編に伴う米軍空母艦載機の離着陸訓練(FCLP)の移転に関し、候補地である鹿児島県・馬毛島(西之表市)の購入を前提に地権者側と調整に入った。政府関係者が18日、明らかにした。
 関係者によると、賃貸契約を希望していた地権者側が、国の方針を受け入れ、売却する姿勢に転じた。
 これに伴い、防衛省熊本防衛支局は18日、馬毛島の地価について適正水準を把握するため不動産鑑定業務を入札公告した。年度内に鑑定を終え、価格面で地権者と合意に達すれば、来年度から訓練施設の調査・設計を始める。


2016年11月18日

米軍機訓練移転、馬毛島購入へ…政府方針固める 読売新聞 11月18日 15:09


 政府は、在日米軍再編計画の柱の一つである米軍空母艦載機の離着陸訓練(FCLP)の移転について、候補地の鹿児島県・ 馬毛島 まげしま (西之表市)を購入する方針を固めた。
 複数の政府筋が明らかにした。
 政府と地権者の交渉は購入額などで難航していたが、17日、売買契約に向け協議を始める合意書を締結した。年度内に土地を鑑定評価した上で購入額を確定し、来年度から訓練施設の調査・設計に着手したい考え。購入額は数十億円に上る見通し。政府は沖縄県の米軍普天間飛行場所属の輸送機オスプレイの訓練移転なども検討する。
 米軍厚木基地(神奈川県)の空母艦載機は現在、FCLPを東京・硫黄島で実施している。2006年の在日米軍再編の最終報告に盛り込まれた空母艦載機の米軍岩国基地(山口県)移駐にあたり、米政府は岩国から遠い硫黄島とは別の場所に訓練施設を建設するよう日本政府に求めた。


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