SEO対策 Google ページランク ( PageRank ) について
下記、<参考資料 2>、および、<参考資料 3>の中で述べられてますように、Google ツールバーに表示される PageRank の更新頻度は年に数回程度、通常は3ヶ月に1回、4ヶ月ごとにすぎませんでした
さらに、「Googleが内部で使うPageRankとツールバーのPageRankは別物」で、「ツールバーのPageRankは最新の状態を反映していない」上、「ツールバーのPageRankは検索順位とは連動しない」とも述べられています
それが、現在では、<参考資料 1>で述べられてますように、何か他のきっかけがないと更新されない状態にまでなっています
Google PageRank は、かつては、Google の中核をなす技術でしたが、現在では、数ある要素の中の1つにすぎなくなっている上、内部指標として使われている Google
PageRank と Google ツールバーに表示されているものとは別のものということです
強いて言えば、何か月か前に、そのページのPageRankが、その値であったことがあるというだけの事です
それが、現在の検索順位に反映されているわけでもありません
それでは、何を指標とすればいいのかという問題が生じます
Google では、当然のことながら、Google Search Consoleの利用を推奨しています
実際、役立つ指標が数多く提示されています
Search Consoleの利用方法は、本サイト内上位のページ「SEO対策」(「目次」で上がれます)でいくつも取り上げています
ぜひともご参照下さい
<参考資料 1>
Google、ツールバーPageRankを予期せず更新。理由は、偽装対応システムの修理のついで。 海外SEO情報ブログ 2013年12月09日
Googleは、GoogleツールバーのPageRankの更新を実行しました。10ヶ月以上ぶりの更新になります。
Matt Cutts(マット・カッツ)氏は、ツールバーPageRankの更新は年内は実行しないだろうと、(内部で利用している本当の)PageRankを、ツールバーにエクポートする仕組みが壊れてそのままの状態で放置しているため、年内更新はないと発言しました。
今回のPageRank更新の理由は、もともと予定されていたものではなく、“ついでに”実施されたようです。
ツールバー更新とは関係がない、バックエンドで動いている別のサービスを修復する過程で、PageRankを古いままにしておくよりも新しくしたほうが修復に際しては都合が良かったからついでに更新を実行することになった
ちなみに、「バックエンドで動いているサービス」とはどうやらPageRankの偽装を検出・処理するサービスのようです。
予期しないPageRank更新が実行されましたが、今後は今までのように3、4ヶ月ごとの更新に戻るのでしょうか。
それはなさそうです。
おおよそ大部分のサイト管理者にとっては、ツールバーPageRankはもはやSEOには無用の長物と言っていいはずです。
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<参考資料 2>
Google PageRankとは 海外SEO情報ブログ 2010年08月27日
PageRankはウェブページがどのくらい評判がいいのか・人気があるのかを示すGoogleの評価
新しいリンクを発見するたびに大量のコンピュータで絶えず更新している
Googleの内部では細かな数値で見ている
Googleの外部ではツールバーで見えるように10段階に切り縮めている
通常は3ヶ月に1回、4ヶ月ごとにツールバーのPageRankを更新している
更新は時計のように決まった動きになっている
セーフティチェックも行っていて、たとえばPageRank7か8くらいのはずのサイトが突然 2に下がったらメールが飛んできて調査する
おおかたのプロセスは人間がほとんど介入しない
PageRankを渡すためにリンクを販売していると、ツールバーのPageRankを下げられることがある
PageRankはリンクの数だけじゃなく、リンクがどのくらい重要かも評価対象になっている
ウェブ全体の状態をコンピュータで計算して、どのページがいちばん評判がいいのかを割り出している
Googleが内部で使うPageRankとツールバーのPageRankは別物
ツールバーのPageRankは最新の状態を反映していない
ツールバーのPageRankは検索順位とは連動しない
リンク販売するサイトはツールバーのPageRankを手動で下げられることがある
ツールバーのPageRankは詐称できる
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<参考資料 3>
Google ウェブマスター向け公式ブログ 2009-08
https://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2009_08_01_archive.html
Google のインデックスやランク付けなどに関する、10 の誤解 2009年8月26日水曜日 | 16:00
サーチクオリティチームの John Mueller が紹介した、「Google のインデックスやランク付けに関する、10 の誤解 」というプレゼンテーションを元に、これらの誤解について、解説したいと思います。
誤解 1: サイト内に 重複するコンテンツ があるとペナルティを受ける
あなた自身のサイト内の重複するコンテンツについて、過度に気にする必要はありません。Google は重複するコンテンツを無視することに長けています。重複するコンテンツのうち、検索結果に優先的に表示させたいページがある場合は、canonical 指定を使う など、Google がそのページに気付きやすいようにしてください。
誤解 2: HTML と XHTML を混ぜて使用するとSearch Consoleの認証に失敗する
Search Consoleの確認用のメタタグ は、ウェブページのエンコーディングやドキュメントタイプに関係なく、ご利用いただけます(※確認用のメタタグは、Search Consoleのアカウントと、サイトに固有のものであることにご注意ください)。サイトの確認は、ネットワークの不具合などで失敗することもあります。うまくいかない場合は、Googlebot
がサイトの URL にアクセスできるような設定になっていることを確かめ、もう一度サイトの確認を試みてください。
誤解 3: 検索結果におけるサイトの評価を高めるためには、何千もの検索エンジンや登録サイトに登録されることが重要だ
そんなことはありません。そんなに多くの検索エンジンや登録サイトを日常的に利用している方は少ないと思います。あなたが多くの検索エンジンや登録サイトを探している間に、多くの検索エンジンが、自動的にあなたのサイトを見つけ出し、インデックスに登録してしまうことでしょう。こうしたサイトに登録するだけでは、あなたのサイトに大きな変化をもたらすことは期待出来ませんのでご注意ください。
誤解 4: AdWords や AdSense, Analytics を利用すると、サイトの評価が上がる、もしくは下がる
そんなことはありません。これらはすべて、ウェブマスターの皆様に是非ご活用いただきたい Google のサービスですが、このいずれか、もしくはすべてを利用されているからという理由で、検索結果上のサイトの評価が上がることもなければ、下がることもありません。
Google Analytics はサイトのパフォーマンスを高めるのに役立つツールですので、是非ご利用ください。
誤解 5: 重要なキーワードは、重要なページの重要な場所に出来る限りたくさん詰め込んで、そのページが他のページよりも価値があることに、検索エンジンが気付くようにしたほうがいい
キーワードの乱用 は Google のウェブマスター向けガイドライン違反です。いわゆる「理想的なキーワード密度」は存在しませんので、ユーザーのことを第一に考え、自然なコンテンツを作ることを心掛けましょう。キーワードを頻出させて、ユーザーが文章を読む際の邪魔にならぬよう、気をつけましょう。
誤解 6: XML サイトマップ を使うと、サイトのランク付けが下がる
そんなことはありません。XML サイトマップがあると、検索エンジンは、あなたのサイトについて、よりよく知ることができます。また、XML サイトマップを作ることで、ウェブマスターの皆様も、ご自身のサイトについて、より理解が深まることもあるでしょう。多くの
CMS が XML サイトマップを自動的に生成していますし、XML サイトマップの自動生成ツールも、多数オンラインで提供されています。もし、サイトマップを未送信でしたら、是非一度作成し、Google
に送信してみてください。また、XML サイトマップを作られたあとは、更新も怠らないようにしましょう。
XML サイトマップについての詳細は、sitemaps.org をご参照ください。
誤解 7: PageRank は、もはや意味を持たない / PageRank がすべてだ!
PageRank は、そのウェブページが持っているリンクの質と量を測る指標です。Google がランク付けに PageRank を用いているのは事実ですが、PageRank
は、Google がウェブページのランク付けを行ううえで用いる 200 以上の技術のひとつに過ぎません。Google ツールバーに表示される PageRank の更新頻度は年に数回程度です。
誤解 8: サイトの URL は定期的に Google に登録 しなおす必要がある
そんなことはありません。サイトを何度送信しても、クロールやインデックス、ランク付けに変化は起こりません。サイトの URL について一度でも Google
が把握することができれば、インデックスへの登録などについては順次対応します。
誤解 9: 一度ランク付けがあがったら、もうサイトに手をつけないほうがいい
放っておくことで価値が増すものもあると思いますが、ウェブサイトはそうではありません。あなたのサイトが気に入ったユーザーは、きっとまた戻ってきますので、繰り返しサイトを訪れてくれるユーザーに、新しいコンテンツを提供できるようにしましょう。あなたが現在のランク付けに満足してサイトの更新を止めた場合、更新が止まっている間に別のサイトが進化し、より良いコンテンツを提供し始め、ユーザーの興味がそちらに移ってしまうことがあるかもしれません。ランク付けは常に変化していることをお忘れなく。
誤解 10: 正しい (X)HTML の記述は、サイトのランク付けを上げる
実は、インターネット上のほとんどのサイトの記述に誤りがあると言われています。完全に正しい記述は全体の約 5% 以下とさえ言われています(英語)。ブラウザはこの状況に対応しており、検索エンジンも同様です。致命的に壊れた記述は非常に稀です。ただ、正しく記述されたサイトは、より多くのブラウザで適切に表示されますので、できるだけ正しく書くことをおすすめします。また、正しく記述すると、問題が見付かりやすくなり、修正も容易になります。
併せて、次の資料も是非ご参照ください。
ウェブマスター向け 公式ブログ: 重要な情報はここに掲載しますので、RSS やメール配信機能を利用し、最新の情報を常に得られるようにしておくことをおすすめします。
ウェブマスターヘルプフォーラム: 調べてもわからなかったことは、フォーラムにてご質問ください。経験豊富なウェブマスターの方々と共に Google 社員が質問にお答えします。ただ、同じような質問がすでにされている場合がありますので、質問を投稿する前に、フォーラムの上部にある検索ボックスから検索してみてください。
Search Console やウェブマスター向けヘルプセンター も是非お役立てください。
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