大阪大学 海外から不正アクセス 学内外関係者 氏名電話等 のべ 約 8万人分 個人情報流出
大阪大学は、2017年12月13日、学内システムに海外から不正アクセスがあり、教職員や学生、卒業生の氏名ばど 6万9549人分の情報について、外部からダウンロードされた形跡があり漏洩したものと判断、また、それと合わせ、教職員の採用希望者や寄付者名簿など、学内外の関係者の氏名など、のべ
約 8万人分の個人情報が漏洩した可能性があると発表しました
大阪大学によると、漏洩したのは、教職員や学生の氏名やメールアドレスなどで、2017年5~7月、教員のIDとパスワードが不正利用され、授業などで使用するシステムに複数回の不正ログインがあり、さらに、システム内部に不正プログラムが仕掛けられ、教職員や学生らの個人情報がダウンロードされていました
2017年12月13日時点で二次被害は確認されておらず、教員のIDなどが不正利用された経緯は不明、不正アクセスに使われたIPアドレスは、クウェート・パナマ・ギリシャの
3ヶ国のものが使われた形跡があるとしています
また、別のネットワークにも不正ログインがあり、教職員 59人のメールが閲覧されていた可能性が判明、この中には、国立大学法人の職員採用試験の合格者名簿、イベントに参加した学内外関係者の氏名や電話番号、メールアドレス、寄付者名簿など、のべ
約 1万1千人分の個人情報が含まれていました
大阪大学 西尾章治郎総長は、「関係者のみなさまに深くおわびし、セキュリティーの強化に努める」とのコメントを出しています
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