三重女子中学 2年生誘拐 男性(33) 高知市
2015年11月から行方不明になっていた、三重県御浜町に住む町立中学2年の女子生徒(14)を誘拐したとして、三重県警は、2015年12月22日、男性(なみかわ
ともひさ)容疑者(33)、高知県高知市、職業不詳(自称会社役員)を未成年者誘拐の疑いで逮捕しました
中学2年の女子生徒(14)は、同日(2015年12月22日)、高知県高知市の波川容疑者宅の3階台所にいたところを無事保護され、けがなどはなかったとのことで、逮捕容疑では、インターネットのサイトを通じて知り合った中学2年の女子生徒(14)が未成年者であることを知りながら、家出するよう勧誘、女子生徒(14)を御浜町内の路上から連れ出して誘拐しました
取り調べに対し、男性(33)は、「まあ、だいたい」と事件の概要については認める一方、「生徒から家出の手助けを頼まれて迎えに行った」「家出をしたいと頼まれた。誘拐にあたるとは思っていない」という趣旨の供述をし、誘拐容疑については否認しているということで、自宅の捜索では身体を拘束する道具などは見つからず、女子生徒を
1人残して外出することもあったと話しているとのことです
三重県警などによると、中学2年の女子生徒(14)は、2015年11月18日午前7時25分頃に登校する様子で自宅を出た後、行方が分からなくなり、同日夜、帰宅しないことを不審に思った母親が三重県警紀宝署に捜索願を提出、署員らが町内を中心に捜索、家を出た直後、自宅近くのパチンコ店の防犯カメラに中学校の方向へ
1人で歩く姿が写っていることなどが判明しましたが、他に有力な目撃情報は得られていませんでした
三重県警は、家族の同意を得て、2015年12月11日に公開捜査に切り替え、少女の行方不明時の服装や顔写真を公開し、情報提供を呼びかけていました
男性(33)は、高知県高知市内JR高知駅から東へ約 1キロの住宅街にある 3階建ての一軒家に約10年前に転居してきており、妻と離婚し、男性(33)の次男(4)と2人暮らしで、近所の住人が、「男の人が裸で水やりや色々なことをして歩いていた。あやしいと思った」、「窓のカーテンがいつも閉まっていて、家の中の様子は分からなかった」と話すなど、近所でも不審人物と見られていたようです
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