強姦 被害女性 100人以上 男性(55) 犯行映像を サイトで販売 千葉
血圧測定のモニターアルバイト名目で集めた女性33人に睡眠導入剤などを飲ませてわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつや準強姦(ごうかん)などの罪に問われた、男性(55)(無職)(住居不定)の判決公判が、2016年1月1日、千葉地裁松戸支部で行われ、衣笠和彦裁判長は、「周到な計画に基づく犯行。約2年間にわたり頻繁に犯行を繰り返し、件数はまれに見る異常な多さ」として、懲役17年(求刑
懲役18年)を言い渡しました
衣笠裁判長は量刑理由で、「被害女性の人格を一切顧みず、性的、金銭的欲望の赴くままに一連の犯行を行った。動機は極めて身勝手かつ悪質。酌量の余地は全くない」とし、また、犯行を撮影した映像をアダルトサイト運営会社に販売する目的もあった、同罪の事案の中でも「かなり重い部類に属する」と指弾しました
さらに、「医師や会社経営者などとうそを言って被害女性を信用させ、言葉巧みに睡眠導入剤を服用させた。被害女性が厳しい処罰を望むことは当然」と述べています
男性(55)は、2011年(平成23年)9月頃から約 2年間にわたり、「血圧測定のモニター」という架空のアルバイトで募集した 16歳から
40歳の女性 33人をホテルなどに連れ込み、睡眠薬や酒で眠らせた上て、強姦等わいせつな行為を行い、さらに、その犯行の様子を自らビデオ撮影、アダルトサイトで販売していて、同じ手口による被害者は、延べ
100人前後にのぼるとみられています
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