福岡市 予備校生 殺害事件 女性(19) 待ち伏せ 少年(19) |
福岡市 予備校生 女性(19) 殺害事件 元少年 懲役 20年 確定 2017年11月15日福岡市西区姪の浜の路上で、2016年2月27日夜、女性(当時 19)(福岡市西区)が殺害された事件の裁判員裁判で、控訴期限の 14日までに検察側、弁護側の双方が控訴しなかった為、2017年11月15日、殺人と銃刀法違反の罪に問われた同じ予備校の元少年(21)(福岡市中央区)を懲役 20年(求刑 懲役 22年)とした 1審 福岡地裁判決が確定しました 福岡市 予備校生 女性(19) 殺害事件 元少年 懲役 20年 判決 2017年10月31日福岡市西区姪の浜の路上で、2016年2月27日夜、女性(当時 19)(福岡市西区)が殺害された事件の裁判員裁判で、2017年10月31日、福岡地裁 平塚浩司裁判長は、「犯行は執拗であまりに残忍だ」と述べ、殺人と銃刀法違反の罪に問われた元少年(21)(福岡市中央区)に、懲役 20年(求刑懲役 22年)の判決を言い渡しました 判決によると、元少年(21)は 19歳だった 2016年2月27日夜8時50分頃、福岡市西区姪の浜の路上で、女性(当時 19)の顔や首などをナイフ 2本で 20ヶ所以上を突き刺したうえ、頭をおので多数回殴打して、出血性ショックで殺害しました 弁護側は、「犯行当時、統合失調症による影響で心神喪失か心神耗弱状態だった」として無罪か刑の軽減を求めていました 福岡地裁判決では、元少年(21)が犯行直後に交番に自首したことなどを挙げ、「物事の善悪を判断する能力は十分に保たれていたことは明らか。完全責任能力があった」とし、以前にも凶器を持って女性(当時 19)を待ち伏せしており、「決して偶発的な犯行でない」と指弾、交際を申し込んだことを、被害者から周囲に言いふらされたと思い込んだことが動機と指摘していました 事件後、女性(当時 19)には志望校の大阪大学から合格通知が届いており、福岡地裁 平塚浩司裁判長は、「将来のある若さで突如命を奪われた。無念さは察するに余りある」と述べています 女性(当時 19)の遺族は代理人弁護士を通じ、「娘に非がなかったということを認めていただき、名誉を守ることはできましたが、娘が帰って来ないことに変わりはなく、悲しみは拭えません」とのコメントを出しました 福岡市 予備校生 女性(19) 殺害事件 懲役 22年 求刑 2017年10月18日福岡市西区姪の浜の路上で、2016年2月27日夜 同じ予備校に通う 女性(当時 19)(福岡市西区)を殺害したとして、殺人などの罪に問われた元少年の被告(21)(福岡市中央区)の裁判員裁判が、2017年10月17日、福岡地裁(平塚浩司裁判長)で行われ、検察側は懲役 22年を求刑し、結審しました 弁護側は最終弁論で、2015年夏ごろから統合失調症を発症、周囲からののしられる幻聴が続き、被害妄想を抱いて犯行に至ったとし、「最初から殺意があったわけではなく、統合失調症の圧倒的な影響による犯行で」「心神喪失か心神耗弱の状態だった」として無罪か減刑するよう求めたとして無罪を主張しました 弁護側は再度の精神鑑定も請求しましたが、地裁は却下しました 検察側は論告で、元少年(21)(福岡市中央区)は女子生徒に交際を断られたことで適応障害などを抱えていたものの精神疾患ではなく、完全責任能力があると指摘、女子生徒が悪口を言いふらしたと思い込み、『勉強に集中できなくなった』原因として一方的に恨んだと指摘、凶器を準備して待ち伏せしたことや遺体に 59ヵ所もの傷があったことから、「身勝手で残虐極まりない計画的な犯行だ」と指弾しました 検察側は論告で「交際を断られ、一方的に恨みを募らせた。被害者に何の落ち度もない」とし、元少年(21)(福岡市中央区)の精神鑑定の結果から、「凶器を準備するなどの行動も合理的で、完全責任能力があった」と主張しました 起訴状によると、被告の元少年(21)(福岡市中央区)は、19歳だった 2016年2月27日夜、帰宅途中だった女性(当時 19)の顔や頭をナイフ 2本と小型のおので繰り返し刺したり殴ったりして殺害したとされます 福岡市 予備校生 殺害事件 女性(19) 待ち伏せ 少年(19) 逮捕 2016年3月11日福岡市西区姪の浜 6丁目の路上で、2016年2月27日夜 8時50分頃、女性(19)(福岡市西区)が殺害された事件で、2016年3月11日、福岡県警は、女性(19)の首や後頭部など全身 20ヶ所以上を刃物で刺して殺害したとして、同じ予備校に通う少年(19)(福岡市中央区)を殺人容疑で逮捕しました 女性(19)の傷は、顔などを繰り返し刃物で刺しただけでなく、切り付けたような形状もあることや、傷が全身の 20ヶ所以上に及び、死因は出血性ショックで、頸(けい)動脈に達する深い傷が首にあり、これが致命傷になったとみられ、現場には、全長 20数センチのナイフ 2本と小型の おの が残されていました 事件当日の2016年2月27日は、昼過ぎから女性(19)と少年(19)ら予備校の友人計 6人(うち女性 2人)で、福岡市中央区天神の焼き肉店で飲食し、その後カラオケ店で遊んだとのことで、女性(19)宅の最寄り駅である、福岡市地下鉄姪浜駅の防犯カメラには、同日、少年(19)が女性(19)より前に到着する様子が映っていました 福岡県警は、午後 5時頃カラオケ店で女性(19)と別れた少年(19)が、先回りして待ち伏せし、その後、福岡市地下鉄姪浜駅から女性(19)をつけ、姪浜駅から北へ約 800メートルの現場路上で襲ったとみています 少年(19)は、「交際を断られたことなどを恨んでいた。殺すつもりで刺した」と供述、さらに、少年(19)は、昨年(2015年)夏頃以降、凶器とみられる、おの 1本、ナイフ 2本を 2回に分けてインターネットで購入、さらに、リュックサックに凶器を入れて現場に運んだことも判明し、福岡県警は周到に準備した疑いがあるとみて調べています 少年(19)は、昨年(2015年)4月に、福岡市内の予備校に入って女性(19)と知り合い、少年(19)はスマートフォンの通信アプリ「LINE」で、女性(19)へ好意を伝える内容のメッセージを送っていましたが、事件直後に交番に自首した際には、「女性に告白したが、言葉を濁された」などと話しています 女性(19)は、2016年3月9日、事件の 2日前に受験した第1志望の大阪大法学部に合格していた他、明治、同志社、立命館の各大学法学部にも既に合格していたことが、福岡県警を通じて、遺族から公表されました |
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