Windows Update　KB2952664　非表示にしておきましょう　-　Windows ＆ IT

Windows Update　KB2952664　非表示にしておきましょう

2018年3月8日、毎月恒例の Windows Update を促すメッセージが表示されたので、一応中味を見てみると、自動的にはインストール対象にはなっていませんでしたが、オプションの更新プログラムとして、「KB2952664」が「利用可能です」として表示されていました

「KB2952664」　・・・　なんか見覚えがあるような　・・・　念のためネット検索で調べてみると
あるはあるは、問題を指摘するページが　・・・

「KB2952664」　・・・　気のせいなんかではなく、やはり過去何度も配信されているんですね
しかも、「非表示」設定してても再配信されるなんて、問題ありすぎ　・・・

KB2952664 （Windows 7）と KB2976978 （Windows 8.1）について

いずれもオプション配信。インストールする・しないは自由。
テレメトリ関連のパッチ。
PC内であれこれと評価プログラムを走らせて、その結果をMicrosoftに送信する。(Windowsの互換性を高めるためのもの、という事らしい)これらのKBは、過去に何度も再配信されている。
過去に「非表示」の設定を行い、インストールしないようにしていても再配信される。
既にインストールしてあるPC環境でも再配信される。
(数か月更新していないPCの場合、同じKBが複数表示される場合もある？)

「 2017年3月のWindows Updateメモ (不具合情報あり) - ぼくんちのTV 別館」より

内容はというと、過去 Windows10に「強制Update」しようとして大問題を引き起こした更新プログラムのなれの果てって　・・・

KB2952664は以前Windows10無償Update期間中に「強制Update」しようとしたクソパッチのなれの果て

KB2952664は以前Windows10無償Update期間中に「強制Update」しようとしたクソパッチのなれの果てで、現在は謎のテレメトリ群をバラ撒きます。
更に簡単にはアンインストール出来無い代物なので非表示を推奨します。
MSの実権動物になりたければ止めません＾＾

「「今月はAMD製グラボ使ってる方、要注意な！～ Window Update 2018年2月度 Windows7編～」gulf＠幻のブログ｜幻惑空間 - みんカラ」より

「テレメトリ」について調べてみると

テレメトリング

【英】Telemetering
テレメトリングとは、遠隔地にある計測器などのデータを、通信回線を使って収集するシステムのことである。遠隔のという意味の「tele」と、計測するという意味の「metering」が合わされてできた言葉である。

主な例としては、水道やガスのメーターの値を自動的に計測して本部に送るシステムや、自動販売機の在庫やつり銭が切れた際にその情報を営業所に送るシステムがある。こうした情報を、人間がメーターや自動販売機のところまで出向くことなく、自動的かつほぼリアルタイムに収集できる点に、テレメトリングのシステムの利点がある。

「テレメトリングとは - IT用語辞典 Weblio辞書」より

要は、Microsoft社が情報収集の為にばら撒いているスパイプログラムのようですね
しかも、過去問題を引き起こしたプログラムを再利用している

とてもじゃありませんが、そんなのに付き合っていられません
気がつく都度、非表示設定するしか手がないようです

インストールしてしまった場合、アンインストールにも苦労させられるようです
バッチファイルを使用して確実にアンインストールする方法を見かけましたので、下記、ご紹介しておきます

【Win】 KB2952664絶対殺すマン [Update 1] : ニッチなPCゲーマーの環境構築

Windows7用テレメトリパッチのKB2952664は、数回～数十回、アンインストールをしないと消えない場合があります。手間をかけずにサクッとアンスコができるBATファイルをメッセージで教えていただきましたのでご紹介。

去年win10対策に作ったKB削除用のバッチファイルで、KB2592664の一括削除ができることに気付いたので紹介させて下さい。

【KB_killer.bat】
@echo off
whoami /PRIV | FIND "SeLoadDriverPrivilege" > NUL

IF errorlevel 1 (
powershell.exe -Command Start-Process """%~0""" -Verb Runas
exit
)

wusa.exe /uninstall /kb:2952664 /quiet /norestart
exit
【ここまで】

このバッチをメモ帳にコピペして拡張子「.bat」で保存して、下から二行目のKBの番号をさしかえると一行で一つKBを削除できるんですが、同じ番号を20行ぐらいコピペすると「KB2952664絶対殺すマン」になります。

アラートが出ないので手動での再起動が必要ですが、1～2回の実行でリストから消えるので快適ですよ。

【使い方】
(1)バッチをダブルクリック → ユーザーアカウント制御「はい」選択 → バッチが閉じたらWUリストを更新。
(2)奴が消えるまで(1)をくりかえす → 手動でPC再起動 → アプデで番号を見かけたら非表示。

再インストールのお供にいかがですか？

最後の2行目を

wusa.exe /uninstall /kb:2952664 /quiet /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:2952664 /quiet /norestart
wusa.exe /uninstall /kb:2952664 /quiet /norestart
・
・
・

といった具合に20行ほどコピペしてお使いくださいませ。削除するために何度もポチポチする必要がなくなるのは素晴らしいですね！

＜ Update 1 ＞
PCスペックによっては、上記バッチファイルが上手くいかない場合があります。その際は以下の手順を試してみてください。

最近のKB292664は累積プログラムのサイズが大きくなりすぎて、スペックの低いPCからは一括削除ができなくなったようですorz。

KB292664全削除後の再起動で「構成に失敗しました変更を元に戻しています」が出る場合は、以下の手順が有効です。

(1) bat(手動)で一度に消すのは10～15回。WUリストからKBが消えていなくても再起動。
(2) 「構成に失敗…」が出る場合、(1)で消す回数を減らして再挑戦。
(3) 構成が100%になって普通に再起動した場合、リストから完全に消えるまで(1)を繰り返す。

「【Win】 KB2952664絶対殺すマン [Update 1] : ニッチなPCゲーマーの環境構築」より

Windows Update　KB2952664　非表示にしておきましょう