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阿蘇山 とは 概要 阿蘇カルデラ 火砕流台地の範囲 |
阿蘇山 とは 概要阿蘇山(あそさん)は、日本の九州中央部、熊本県阿蘇地方に位置する活火山で、外輪山と数個の中央火口丘から成り、外輪山は 南北 25km、東西 18kmに及び、世界最大級の面積 380km2の広大なカルデラ地形を形成しています
外輪山の大観峰から見たカルデラと阿蘇五岳 阿蘇山空撮 (2014年5月) 「 阿蘇山 - Wikipedia 」 より 阿蘇カルデラ阿蘇カルデラは、30万年前~9万年前に発生した 4回の巨大カルデラ噴火により形成されたカルデラ地形で、日本で一番大きな北海道の屈斜路カルデラに次ぐ 日本で 2番目の大きさを持ち、3番目は鹿児島県の桜島の北にある姶良カルデラと続きます 阿蘇カルデラの地形図 中央火口丘の地形図 「 阿蘇山 - Wikipedia 」 より 阿蘇山は、カルデラを取り囲む外輪山も阿蘇火山に含まれ、火口湖も海も持たず、カルデラの中に立って、東西 約 18キロメートル、南北 約 25キロメートルに及ぶ、周囲の外輪山を見渡すことができ、また、カルデラを見下ろす大観峰などは、カルデラ噴火前の火山活動による溶岩とカルデラ噴火による火砕流堆積物(溶結凝灰岩)で構成された山となっています カルデラ盆地は、中央火口丘によって南北に二分され、北は阿蘇谷、南は南郷谷と呼ばれ、阿蘇谷は阿蘇市に、南郷谷は阿蘇郡高森町および南阿蘇村に属し、阿蘇谷には、熊本と大分を結ぶ JR豊肥本線が通り、その立野駅から分岐する第三セクター南阿蘇鉄道が南郷谷を走っています カルデラ内は湧き水が豊富で平坦な地形が続いているため、農業生産に適しており、古くから人が住み集落を形成、7世紀の中国の歴史書『隋書』にも「阿蘇山」の名が見え、火を噴き上げる山として知られていました 火砕流台地の範囲9万年前の巨大カルデラ噴火による噴出物は 384 km³ DRE(見かけ体積 600km³、ほぼ富士山の山体全部の大きさ)に達し、火砕流は九州の半分を覆ったと推定されており、特に厚く堆積した地域では火砕流台地となって残っています この台地は九州中央部に広く分布し、緩やかに波打つ平原を形成、周辺自治体の熊本県高森町東南部、熊本県山都町北部一帯のほか、隣県の宮崎県五ヶ瀬町北部や、同県西臼杵郡高千穂町、大分県竹田市などもその中に入ります |
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