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SEO対策 意図していないページが上位表示される時の対処法


意図していないページが上位表示される時の対処法



Google Yahoo!で検索した際、意図しているページとは異なるページが、上位表示されてしまうことがあります

当サイトでも、常に3位以内に表示されていたページがあったのですが、さらに安定1位を狙って、いわゆるSEO対策を施したところ、それから1か月たっても、そのページは圏外に飛ばされ、変わってそのページの下位ページが、常に3位表示される状態になってしまいました

復権を狙って、上位表示されていた頃のバックアップから戻してみたりもしましたが、状況が変わりませんでした
対策をネットで調べた結果を下記にまとめています





「Googleで、狙ったページと違うページが上位に表示されてしまうのはなぜ? 海外SEO情報ブログ 2011年07月07日」


「過剰なSEO」により、ペナルティ、もしくは、フィルタにより、降格が行われている可能性があること
もしくは、分かりにくい構造によって「Googleを混乱させてしまっている」可能性が指摘されています


おそらく原因は、過剰なSEOと考えられます。

「過剰」という点で「最適化(Optimization)」と矛盾していますが、とにかくSEOのやり過ぎです。

何がやり過ぎなのかは、サイトによって状況が変わってくるので一概に言うことは難しいのですが、ひとつ考えられるのは内部リンクのアンカーテキストの偏りです。

ターゲットにしたキーワードの繰り返しによるリンクですね。

ペナルティなのかフィルタなのかはさておき、“降格”が行われているようです。

結果として、たとえ外部リンクがほとんどないページであっても内部リンクを通してPageRankが流れてきていると別のページが先に出てきてしまいます。

対処策は、アンカーテキストをばらけさせることです(【UPDATE】ばらけさせるというか、普通にあるべき状態の言葉でリンクするということです)。
ただしメインコンテンツ部分のアンカーテキストには特に注意が必要で、「SEOについて詳しくはこちらから」のようにユーザーに向けたテキストにすべきだとフォーラム管理者はコメントしています。

また自作ではない自然な外部リンクを1、2本獲得することが事態を大きく改善するかもしれないとも付け加えています。

別に考えられる理由は、Googleを混乱させてしまっていることです。

WebmasterWorldで質問した投稿者のサイトは、本来ランキング入りすべきでないページのtitleタグにもターゲットのキーワードを入れていました。

そしてターゲットキーワードがtitleタグに入った(上に来るべきでない)ページから、そのターゲットキーワードで上に来るべきページにそのターゲットキーワードでリンクを張っていました。

ややこしいですかね?
そうです、Googleにとってもややこしいから混乱したのかもしれません。(笑)

2つ以目次を同じ検索結果に出すクラスタリングを狙うこともありますが、ここでは過剰なSEOも影響してか(上に来るべきページでは、アンカーテキスト以外にもtitleタグでキーワードを2回繰り返していた)、マイナスな評価を受けたとも考えられます。

ターゲットキーワードだけに気を取られたSEO的な文章もネガティブな要因になるだろうとコメントしています。
SEOを知らない一般の人間が書くような共起語が自然と出てくるような文章が大切ということです。

「過ぎたるは及ばざるが如し」ということで、SEOにもやり過ぎは禁物です。

アンカーテキストが重要と言っても繰り返せばいいというものではありません。
同じことを説明しているにもかかわらず、ページを量産すればいいというものでもありません。
キーワードを何度も何度も書けばいいというものでもありません。

検索エンジンを困らせるし、ユーザーに対しても親切ではありませんね。





意図していないページが上位に表示されてしまった時の5つの対処法 世界へボカン!ブログ


対策として、下記の5項目が提唱されています


1..内部リンクの最適化を行う
2.上位表示されているページからターゲットページにリダイレクトする
3.rel=”canonical”を使用する
4.外部サイトから、ターゲットページにリンクを貼ってもらう
5.上位表示されている誤ったページを削除してしまう


1.内部リンクの最適化を行う

ターゲットページのテーマがGoogleに十分に伝わっていない為に、このような現象が起こってしまっている可能性が高く、まずは内部リンクの最適化を行うべきだと考えました。上位表示されているブログページや、関連する静的ページからいくつかのターゲットキーワードに関連するアンカーテキストを使用し、内部リンクを貼ってみました。

これにより、サイト内で「このキーワードに関するページは、このページだよ!」
と検索エンジンに知らせる事が可能です。内部リンクをターゲットページに貼る際の注意点は、「ユーザーが違和感を感じないようなアンカーテキストを使用する。」です。
アンカーテキストは、ユーザーや検索エンジンに対して、リンク先にどういったページが存在するか知らせる補助的な役割を果たします。その為、実際にリンク先に飛んだユーザーをガッカリさせないように配慮してあげると良いでしょう。天照SEOさんのブログの検索エンジン最適化についてのまとめでも細かく内部リンクの最適化について書かれているので参考にして頂ければと思います。

2.上位表示されているページからターゲットページにリダイレクトする

少し強引な手法ですが、上位表示されてしまっているページからターゲットページへ.htaceess等を使用してリダイレクトしてしまうというのも一つの方法です。これにより、ユーザーをターゲットページに誘導する事が可能です。ただ、この場合、元々上位表示されていたページをユーザーが見れなくなってしまいます。上位表示されているページと、ターゲットページのテーマが一致していれば、ユーザーにとっても違和感は無いかと思います。今回のケースの場合、【タグ】でまとめられたページが上位表示されているので、リダイレクトしても良いかなと考えております。

3.rel=”canonicalを使用する

上位表示されている誤ったページに外部サイトからのリンクが集まってしまっている場合は、rel=”canonical”タグを使用する事も一つの方法です。リンクジュースを、上位表示されているページから、ターゲットページに引き渡す事が可能な為、2のリダイレクトしてしまう場合と異なり、ユーザーは上位表示されてしまっている既存のページを今後も閲覧し続ける事が可能です。これは外部リンクが原因で、誤ったページが上位表示されているケースに効果的な手段ですね。

4.外部サイトから、ターゲットページにリンクを貼ってもらう

4つ目の方法は、ターゲットページに外部サイトからリンクを貼って貰うです。3の方法と併用して、ターゲットページの評価を上げられれば、自然とGoogleの評価を得られ、ターゲットページを上位表示できる可能性が高まります。ターゲットページに被リンクが集まりにくいコンテンツの場合、ターゲットページに関する情報をプレスリリースで出す等して、自然な形でリンクを得られればベストですね。この時に注意しなければならないのが、自作自演リンクの過剰なアンカーテキストの使用です。ターゲットーページのオーソリティスコアが低い場合、順位が飛びかねないので注意しましょう。ページのタイトルをアンカーに使用し、リンクを掲載して貰えれば多少耐性が強くなるかもしれませんね。

5.上位表示されている誤ったページを削除してしまう

こちらも2と同様、強引な方法シリーズですね。この場合、現在上位表示されているページが存在しなくなってしまうので、Error 404ページが表示されます。ユーザとしては、エラーページに長居する必要はありませんので、離脱してしまう可能性が高まります。せめて、サイトマップ等を設置する等して関連ページへ誘導してあげるとユーザーフレンドリーかもしれません。

今回、弊社のあるメディアサイトの一つが、コンテンツページではなくタグページが上位表示されているという状態になってしまいました。最初、タグページを削除してしまい、Googleの再評価を待つという方法でも問題ないかと考えました。
ただ、再評価までどのくらいかかるのか、それまでの機会損失のリスクを考えると、2の施策または、1・3・4の施策の併用が安全かもしれません。誤って上位表示されてしまっているページの位置づけによって効果的な施策が変ってくるかと思われます。





【SEO対策事例】狙ったページとは違うページが検索結果に表示されてしまった時の対処法 SEO対策に困ったときのクマだのみブログ(´(エ)`)


上記、「意図していないページが上位に表示されてしまった時の5つの対処法 世界へボカン!ブログ」の実践例として、「3.rel=”canonical”を使用する」では、1週間くらいたっても効果が現われなかった為、「1..内部リンクの最適化を行う」を行ったところ、翌日には、効果が現われたことが記されています


同じドメイン内(サイト内)でブログを開設している場合、上位表示を狙っているページよりもブログのページが検索結果に出てきてしまうことがあります。
それでは困る!ということで、狙ったページを検索結果に表示させることができた事例をご紹介しようと思います。

•サイト内にブログ(WordPress)が設置されている
•サイトトップを検索結果に出したいが、出てきているのはブログのタグページ
•タグは狙っているキーワードそのもの
•SEO対策開始後、1ページ目にきてからタグのページが表示されるようになった

上記、「意図していないページが上位に表示されてしまった時の5つの対処法 世界へボカン!ブログ」を参考にした

1..内部リンクの最適化を行う
2.上位表示されているページからターゲットページにリダイレクトする
3.rel=”canonical”を使用する
4.外部サイトから、ターゲットページにリンクを貼ってもらう
5.上位表示されている誤ったページを削除してしまう

「4.外部サイトから、ターゲットページにリンクを貼ってもらう」こちらはすでに行っており、行っている中でのタグページ出現なので、原因は別のところにあると思っていました。

「3.rel=”canonical”を使用する」まずはこちらをやってみることにしました。

今回の場合、サイトのトップページと、タグページということで重複するページではありません。ですが、狙っているキーワードが同じということで、本当の使い方ではないことを承知の上で、まずはこのrel=”canonical”をやってみることにしました。

WordPressで特定のタグページだけにrel=”canonical”を設置する方法についてはこちらの記事が大変参考になりました。
WordPressのtagページやcategoryページの<head>内に固有のcanonicalなどを埋め込む方法|SEOまとめ

タグのスラッグ(URL)が日本語になっている場合、英数字で設定する必要があります。
そうなると、タグページのURLが変わってしまいますので、もし、そのタグページに対してリンクを貼っていたり、今回のように検索結果1ページ目にいたりして、URLが変更になることで404エラーが出ると困る場合、リダイレクト処理をしておきましょう。

WordPressでリダイレクト処理を設定するには「Redirection」というプラグインが便利です。
設定方法についてはこちらの記事が参考になります。
WordPressの301リダイレクト設定 – WordPressのプラグイン | Redirectionの使い方 | SEOテンプレート比較

7/29 特定のタグページにrel=”canonical”を設置する

設置して2日後、ブログのタグページではない記事ページが検索結果に表示されました。順位は少し下降。
翌日になると、また今までと同じタグページが表示されました。
そこから、ブログの記事ページと、タグのページが交互に認識され始めます。

そして8/6、ついにブログのページではない、サイト内のページが表示されましたが、やはり狙ったページではない別のページが表示されました。順位は46位に下降。

ここで、rel=”canonical”によりタグのページではなくトップを認識してくれとお知らせしたものの、やはり検索エンジンは表示させるページを迷っていると判断。
内部リンクの最適化を行うことにしました。

8/8 内部リンクの最適化を行う

なんと、内部リンクの最適化を行った翌日8/9から、本来表示させたいサイトのトップページが安定して検索結果に表示されるようになりました。

狙っているページが表示されるようになったということで、外部対策を再開。
それにより、一気に1ページ目まで順位は回復し、現在3~4位に位置する事ができました。

感想と今後の見解

rel=”canonical”を設置してから、様子を見た期間が9日間でした。
その後内部リンクの最適化を行って、翌日から本来のページが認識されるという、なんともスピーディーな結果となりました。

rel=”canonical”を設置後、検索エンジンが表示するページに迷っていることから、
一応、別のページを見てくださいよという信号は受け取っていると思われます。

ですが、本来表示したいトップページをrel=”canonical”で指定していたにもかかわらず、それを表示しないのはやはり、同一ページではないということ(本来の使い方ではないこと)が言えるのかなと思いました。

その後、本来表示したいページに対する内部リンクを最適化すると、翌日には効果を発揮。そこから安定した表示となりました。

果たしてこれは、rel=”canonical”は効果が無かったのか、内部リンクの最適化が最も効果的だったのか、検証期間が短かったのもありはっきりとはわからない結果だなと感じています。

内部リンクを最適化してからの効果があまりにも早いため、もしかすると、rel=”canonical”との相乗効果が出ているのではとも思ったりです。

(順位が安定してきたら、今度はrel=”canonical”を外してみたいなとも思ったり。。)

と、いうわけで
もし、同じように狙ったページとは違うページが検索結果に表示されてお困りの方がいらっしゃいましたら、まずは、内部リンクの見直しを行ってみましょう。

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