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JAXA H2Aロケット 32号機 防衛省通信衛星 「きらめき 2号」 打ち上げ


JAXA H2Aロケット 32号機 防衛省通信衛星 「きらめき 2号」 打ち上げ



Xバンド防衛通信衛星 2号機 「きらめき 2号」 を搭載した H-IIAロケット 32号機(H-IIA F32)は、種子島宇宙センター 大型ロケット発射場より、2017年(平成29年)1月24日(火)16時44分00秒、MHI (三菱重工業株式会社)、および、JAXA (国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)によって予定通り打ち上げられました


H2Aロケット25号機 打ち上げ写真

写真は、H2Aロケット25号機
JAXAデジタルアーカイブス

打上げロケット H2Aロケット32号機 (H-IIA F32))
打上げ日 2017年(平成29年)1月24日(火)
打上げ時刻 16時44分00秒(日本標準時)
打上げ時間帯 16時44分00秒~17時58分00秒
(日本標準時)
打上げペイロード Xバンド防衛通信衛星 2号機
「きらめき2号」
打上げ時の天候 晴れ、北西の風(7.1m/s)
気温9.0℃
打上げ予備期間 ※ 2017年(平成29年)1月25日(水)~
2017年(平成29年)2月28日(火)
打上げ場所 種子島宇宙センター
大型ロケット発射場
打上げ実施 三菱重工業株式会社
宇宙航空研究開発機構


打上げ予備期間の打上げ予定時間帯は、打上げ日毎に設定します


H-IIAロケット 32号機(H-IIA F32)は、計画通り飛行し、Xバンド防衛通信衛星2号機 「きらめき 2号」 を正常に分離した事が確認されており、打ち上げは成功しました


※.Xバンド防衛通信衛星 2号機 「きらめき2号」 は、防衛省がスカパーJSAT株式会社の子会社である株式会社ディー・エス・エヌに発注した「Xバンド衛星通信中継機能等の整備・運営事業」に係るものです



Xバンド通信衛星 「きらめき1号」 防衛省 延期を表明 「きらめき2号」 が先に 2016年11月25日



防衛省は、2016年11月25日、2016年7月の打上げを予定していた「きらめき1号」の打ち上げについて、南米ギアナへの輸送時に損傷が発生、事業者による修理等を行っているため、現時点(2016年11月25日)における新たな打上げ予定を、2018年(平成30年)3月から2018年(平成30年)9月と表明していますので、「きらめき2号」 の方が「きらめき1号」より先に打ち上げられることになりました



実況 終了しました (参考 本ページにて打ち上げ実況を行う予定です)

Xバンド防衛通信衛星2号機 「きらめき 2号」 は予定された軌道に向けて、正常に分離されました
打ち上げ成功です

(最新情報を表示する際は 「F5」キー(ファンクションキー)を押す等で、画面を更新して下さい)




JAXA H2Aロケット31号機 主要諸元 (参考)



JAXA H2Aロケット 31号機 形状 (H2A202型)

JAXA H2Aロケット 31号機 形状 (H2A202型)

JAXA 「平成28年度 ロケット打上げ計画書
静止気象衛星ひまわり9号(Himawari-9)/H-IIAロケット31号機(H-IIA・F31)
」 より



名称 H-ⅡAロケット 31号機 (H2A202型) (参考)
全長 53 m
全備質量 286 t (人工衛星の質量は含まず)
誘導方式 慣性誘導方式
第1段 固体ロケット
ブースタ
第2段 衛星
フェアリング
(4S型)
全長 37 m 15 m 11 m 12 m
外径 4.0 m 2.5 m 4.0 m 4.0 m
質量 114 t 151 t  (2本分) 20 t 1.4 t
推進薬質量 101 t 130 t  (2本分) 17 t
推力 1,100 kN 5,003 kN 137 kN
燃焼時間 390 100 530
推進薬種類 液体水素
液体酸素
ポリブタジエン系
コンポジット
固体推進薬
液体水素
液体酸素
推進薬供給方式 ターボポンプ ターボポンプ
比推力 440 s 283.6 s 448 s
姿勢制御方式 ジンバル
補助エンジン
可動ノズル ジンバル
ガスジェット装置
主 要 搭 載
電 子 装 置
誘導制御系機器
テレメータ送信機
誘導制御系機器
レーダトランスポンダ
テレメータ送信機
指令破壊装置

推力、比推力は、真空中 固体ロケットブースタは最大推力で規定





JAXA H2Aロケット 31号機 飛行計画 (参考)



JAXA H2Aロケット 31号機(H-ⅡA ・ F31) は、ひまわり 9号を搭載し種子島宇宙センター大型ロケット第1射点より打ち上げられ、打上げ後まもなく機体のピッチ面を方位角 96度へ向けた後、所定の飛行計画に従って太平洋上を飛行します


H2Aロケット 31号機は、固体ロケットブースタを打上げ 約 1分48秒後(以下、時間は打上げ後の経過時間を示す)に、衛星フェアリングを 約 4分5秒後に分離、約 6分36秒後には第1段主エンジンの燃焼を停止、約 6分44秒後に第1段を分離します

引き続き、H2Aロケット 31号機は、約 6分50秒後に 第 2段エンジンの 第 1回目の燃焼が開始され、約 12分12秒後に燃焼を停止、慣性飛行を続けた後、約 23分50秒後に 第 2段エンジンの 第 2回目の燃焼を開始、約 27分7秒後に燃焼を停止、約 27分57秒後に 近地点高度 約 250km、遠地点高度 約 35976km、軌道傾斜角 22.4度の静止トランスファー軌道上でひまわり 9号を分離すします




JAXA H2Aロケット 31号機 打ち上げシーケンス (参考)



項番 事 象 打上げ後
経過時間
高度 慣性速度
1 リフトオフ 0 分 0 秒 0 km 0.4 km/s
2 固体ロケットブースタ 燃焼終了 ※1 1 分 38 秒 45 km 1.5 km/s
3 固体ロケットブースタ 分離 ※2 1 分 48 秒 53 km 1.5 km/s
4 衛星フェアリング 分離 4 分 5 秒 142 km 2.6 km/s
5 第1段主エンジン 燃焼停止 (MECO) 6 分 36 秒 218 km 5.3 km/s
6 第1段 第2段 分離 6 分 44 秒 222 km 5.3 km/s
7 第2段エンジン 第1回始動 (SEIG1) 6 分 50 秒 225 km 5.3 km/s
8 第2段エンジン 第1回燃焼停止 (SECO1) 12 分 12 秒 271 km 7.7 km/s
9 第2段エンジン 第2回始動(SEIG2) 23 分 50 秒 264 km 7.7 km/s
10 第2段エンジン 第2回燃焼停止(SECO2) 27 分 7 秒 250 km 10.2 km/s
11 ひまわり 9号 分離 27 分 57 秒 263 km 10.2 km/s

※1.燃焼室圧最大値の2%時点
※2.スラスト・ストラット切断




JAXA H2Aロケット 31号機 飛行経路 (参考)



JAXA H2Aロケット 31号機 飛行経路

JAXA 「平成28年度 ロケット打上げ計画書 静止気象衛星ひまわり9号(Himawari-9)/H-IIAロケット31号機(H-IIA・F31)」 より





防衛省Xバンド通信衛星 「きらめき 2号」 とは



防衛省Xバンド通信衛星 「きらめき 2号」は、防衛省が初めて保有 ・ 運用する通信衛星で、Xバンドという周波数帯の電波を使い、これまで使ってきた民間衛星より高速、大容量の通信ができるようになり、画像送信や陸海空 3自衛隊の部隊間の直接通信も可能で、一元的な指揮統制に使われます

防衛省は 2020年度末までに 3機を打ち上げる計画で、1号は発射場のある南米ギアナへの輸送中に損傷、2016年7月の予定だった打ち上げが 2018年に延期されたため、2号が先行、運用期間は 約 15年間とされています


防衛省によると、これまでの民間衛星は音声やファクスなどにしか使えず、部隊間通信にも制限があったため、2011年に後継 3機の導入を決め、すべて運用されると、通信容量は現在の 4倍に増え、太平洋からインド洋までをカバーするということで、全機の運用終了までの総経費は 約 2300億円とのことです

2017年1月24日現在、防衛省 ・ 自衛隊は、民間企業のスカパーJSATが運用する商用の通信衛星「スーパーバード」のうち、3機に搭載されている機能の一部を利用する形で通信を行っていますが、このうち 2機の衛星が設計寿命を迎えたことや、自衛隊内での情報共有が困難で、より高速 ・ 大容量の通信を行う必要が生じたことなどから、新たに 3機の通信衛星が打ち上げられることになりました


この3機の通信衛星は「きらめき」という愛称で呼ばれており、運用が開始されれば、海外に展開する自衛隊との通信のやりとりが、画像や動画などを交えてより円滑にできるようになり、また、将来的には、自衛隊のすべての部隊が、他のすべての部隊のセンサーとなり、一体になっての作戦などが実施できるようになる可能性も広がるということです

安全保障に関わる衛星の為、衛星の質量、寸法などは明らかにされておらず、また、打ち上げロケット H2A 32号機の飛行計画も非公開、運用軌道も、地球の赤道上高度 約 3万5800kmの静止軌道という以外不明となっていますが、自衛隊が主に活動する太平洋上やインド洋上空へ配備されるものと思われます


「きらめき」の調達や運用は、防衛省から PFI (Private Finance Initiative)によって委託を受けた民間企業のディー ・ エス ・ エヌが担当、そのうち運用は、同社を構成する一社のスカパーJSATが担当、衛星の製造は日本電気(NEC)と三菱電機などが担当しました




次期Xバンド衛星通信網構築について



Xバンド衛星通信網の現状



Xバンド通信は、他の帯域に比べ気象等の影響を受けにくく、確達性の高い安定した通信が可能で、地形等による遮蔽物の影響を受けにくい点で地上間の無線通信に比し有利となります

現状、自衛隊の指揮、統制や情報通信は民間衛星 3機を利用していますが、その民間衛星の運用が 2020年までに終了する為、その後継機として計画、開発され、Xバンド通信衛星 「きらめき1号」が使用するXバンド通信は、高速化や大容量化が可能で、新たに動画や画像送信の機能も加わる予定です


防衛省 ・ 自衛隊は、現在、主として作戦部隊の指揮統制を目的とした衛星通信における基幹通信として、スーパーバード B2号機、同 C2号機、及び、同 D号機の 3機によるXバンド衛星通信システムを運用していますが、このうち B2号機、及び、D号機の 2機が2015年度(平成27年度)中に設計寿命を迎えるため、後継衛星の整備が急務となっています



次期Xバンド衛星通信整備事業のイメージ 現状

次期Xバンド衛星通信整備事業に関する基本的な考え方 」 より




次期Xバンド衛星通信網構想



人工衛星は、打上げ後は改修できないため、設計寿命を迎える2028年(平成40年)頃までの、防衛省 ・ 自衛隊の通信所要を見据え、それを充足できる能力を備えさせる必要があります


次期Xバンド衛星通信網の構築に当たっては、抗たん性に優れた高速大容量通信を可能にするとともに、通信方法や通信器材も含めた通信システム全体の統合を進めていくことが不可欠です

そしてその延長上には、特定の部隊間に限ることなく、自衛隊の全ての部隊が他の全ての部隊のセンサーとなり、対処部隊となって、あたかもひとつの有機体であるかのように機能する態勢の実現も視野に入ってくることとなります


次期Xバンド衛星通信整備事業のイメージ 将来

次期Xバンド衛星通信整備事業に関する基本的な考え方 」 より





JAXA H2Aロケット31号機 落下物 落下予想区域 時間 (参考)



JAXA H2Aロケット31号機 落下物の落下予想区域

JAXA H2Aロケット31号機 落下物の落下予想区域

JAXA 「平成28年度 ロケット打上げ計画書
静止気象衛星ひまわり9号(Himawari-9)/H-IIAロケット31号機(H-IIA・F31)
」 より

海面落下時間帯 (打上げ後)
固体ロケットブースタ 約 5~9分後
衛星フェアリング 約 10~26分後
第1段 約 14~31分後




JAXA H2Aロケット 打ち上げ基準



JAXAでは、全長 53メートル、重さ 286トンの H2Aロケットを安全、確実に打ち上げる為、打ち上げ基準が設定されています

従来の基準では、氷結層雲について、その厚さ 1.8km以内のみで判断していましたが、今回の打ち上げから、氷結層雲に関する基準が改められ、今後は、厚さ1.8km以上でも、レーダーで雲の内部状態を測定、反射強度が規定以下であれば、打ち上げ可能となります

これまで、H2Aロケットの打ち上げでは、氷結層雲による打ち上げ延期が 8機で発生していましたが、新基準で評価すると、その半分は打ち上げが可能なケースだったとのことで、今後は、打ち上げ延期の減少が期待され、コストダウンにも繋がります

2016年(平成28年)2月12日(金)に予定していた、H2Aロケット 30号機 の打ち上げでは、「射場近辺に規定以上の氷結層を含む雲(別紙参照)の発生が予想されること、および打上げ作業に支障のある強風が予想されることから、2016年(平成28年)2月17日(水)に、打上げ」が延期されました


打ち上げ基準
氷結層雲の厚さ 1.8km以内 ただし、厚さ1.8km以上でも、レーダーで雲の内部状態を測定、反射強度が規定以下であれば、打ち上げ可能 (H2Aロケット 30号機 打ち上げ時から適用)
風速 (最大瞬間風速) 20.9m/s



JAXA 打上げ天候制約 (氷結層を含む雲) について

JAXA H-IIAロケット27号機による情報収集衛星 レーダ予備機の打上げ中止について 三菱重工業株式会社 宇宙航空研究開発機構 2015年1月29日 02:00」 より


氷結層とは、雲の中で温度が0度から-20度になっている部分のことで、雲の中に氷の粒の層があるような状態になっています

氷結層雲等、H2Aロケット打ち上げの制約についての詳細は、「JAXA H2Aロケット とは 特徴 性能 制約 高度化計画」をご参照下さい





H2Aロケット H2Bロケット 打ち上げ回数 成功率



H2Aロケット 32号機 防衛省通信衛星 「きらめき 2号」 の打ち上げにより、H2Aとしての打ち上げ成功回数は、32機打ち上げ中、31機の成功で、成功率は 96.9 %、同じエンジン (LE-7A ※) を使用している「H2B」を合わせた成功回数は、38機打ち上げ中、37機の成功となり、成功率は 97.4 % となりました

国際的な信頼性の基準は 95 % とされています



※ LE-7A
LE-7Aは、H-IIロケット第一段に使われていたLE-7エンジンの改良型で、宇宙開発事業団(現JAXA)が、三菱重工業、石川島播磨重工業と共に開発した液体燃料ロケットエンジンで、H-IIAロケットの第一段に1基、H-IIBロケットの第一段には2基使用されています

H2A と H2Bは、三菱重工業が製造、H2A 13号機からは打ち上げ業務も、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から三菱重工業(MHI )に移管されています



世界の主力大型ロケット 打ち上げ回数 成功率


日本は、大型ロケット打ち上げの成功率では、世界でもトップクラスですが、打ち上げ回数では、主要各国 地域より1桁少ないのが実情です


国 地域 ロケット名 打上回数 成功回数 成功率
日本 H2A 32 31 96.9 %
H2B 6 6 100 %
H2A + H2B 38 37 97.4 %
アメリカ アトラス 387 340 87.9 %
ファルコン 19 15 78.9 %
ヨーロッバ アリアン 221 210 95.0 %
ロシア プロトン 401 354 88.3 %
中国 長征 201 191 95.0 %

諸外国のデーターは、「 2015年1月21日現在 三菱重工業調べ 」





打ち上げ ライブ中継 / JAXA 種子島ライブカメラ




JAXA H2Aロケット 32号機 防衛省通信衛星 「きらめき 2号」 打ち上げ ライブ中継

放送内容 放送日/放送時間 視聴ページ 備考
H2Aロケット 32号機 防衛省通信衛星 「きらめき 2号」 打ち上げ 2017年1月24日 開場:15:57 開演:16:00 ~ ニコニコ生放送 ※ おすすめ
YouTube タイムラグ有

JAXA|種子島ライブカメラ



※. 「 ニコニコ生放送 」 で、コメント(メッセージ)表示が不要な方は、表示画面右下の、「コメントを表示しない」アイコンをクリックすると表示されなくなります

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関連記事

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関連記事を下記に紹介します



2017年1月25日

H2Aで発生「夜光雲」とらえた 山陽新聞 01月25日 18:40


 防衛省の通信衛星を搭載したH2Aロケットが24日夕、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、倉敷科学センター(倉敷市福田町古新田)の三島和久学芸員(46)=天文学=がロケット上昇の際に発生したとみられる「夜光雲」の撮影に成功した。 撮影場所は、浅口市と矢掛町にまたがる遙照山の山頂付近。打ち上げから約1時間経過した午後5時45分ごろから、南西の空に淡く輝く雲の帯が徐々に浮かび上がってくるのを発見、デジタル一眼レフカメラで撮影した。 これまでも数回「夜光雲」の撮影に成功している三島学芸員は「今回ほど雄大な雲を見たことはない。暗くなり始めた空に流れた光の雲は幻想的だった」と話している。


2017年1月24日

H-IIAロケット、防衛省の通信衛星「きらめき2号」の打ち上げに成功 マイナビ 01月24日 18:26


 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月24日、Xバンド防衛通信衛星「きらめき2号」を搭載したH-IIAロケットの打ち上げに成功した。「きらめき2号」は防衛省が自衛隊などの通信に使用する衛星で、従来より高速・大容量の通信が可能になり、海外に展開する自衛隊の部隊との通信などがより円滑にできるようになるという。
 ロケットは2017年1月24日16時44分(日本標準時)、鹿児島県にある種子島宇宙センターの吉信第1射点から離昇した。ロケットの詳しい飛行経路、分離時刻などは不明だが、順調に飛行を続け、約30分後に衛星を分離。その後、打ち上げに成功したことが発表された。
 H-IIAロケットの打ち上げは今回で32機目となり、連続成功数は26機。通算での打ち上げ成功率は約96.9%になった。
 Xバンド防衛通信衛星「きらめき2号」
 「きらめき2号」は防衛省が導入する通信衛星で、Xバンドという種類の電波を使い、自衛隊の艦船や航空機、部隊などの活動における通信を行うことを目的としている。
 現在、防衛省・自衛隊は、民間企業のスカパーJSATが運用する商用の通信衛星「スーパーバード」のうち、3機に搭載されている機能の一部を利用する形で通信を行っている。しかし、このうち2機の衛星が設計寿命を迎えたことや、自衛隊内での情報共有が困難で、より高速・大容量の通信を行う必要が生じたことなどから、新たに3機の衛星が打ち上げられることになった。防衛省が独自に衛星を保有するのは今回が初となる。


2017年1月24日

防衛省の通信衛星、1機目を打ち上げ 陸海空の統合運用を強化 ロイター 01月24日 18:01


 防衛省初となる自前の通信衛星を載せたH2Aロケット32号機が24日午後、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。
 防衛省は今後さらに2機を打ち上げる計画で、島しょ防衛をにらみ、陸海空の3自衛隊を機動的に運用する通信基盤を整える。
 衛星はXバンドと呼ばれる周波数帯に対応し、気象の影響を受けにくく、軍事利用に適しているとされる。これまで防衛省は商用衛星を借りて同周波数帯の通信を利用してきたが、寿命が近づいていることから、自前の衛星を2020年度末までに計3機打ち上げる。
 3機すべての運用が始まると、通信容量は現在の4倍に増える。ばらばらだった3自衛隊の通信を一元化し、離島などでも安定した通信を確保できるようになる。海外に派遣した部隊との通信も向上を見込む。
 昨年7月に打ち上げ予定だった1号機は、打ち上げ地の南米仏領ギアナへの輸送中に破損。2年程度延期される見通しで、今回の2号機が先に打ち上げられることになった。


2017年1月24日

H2Aロケット打ち上げ成功 防衛省初の通信衛星を搭載 朝日新聞 01月24日 17:33


 防衛省の通信衛星「きらめき2号」を載せたH2Aロケット32号機が24日午後4時44分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。約30分後、衛星を正常に分離し、打ち上げは成功した。H2Aの成功は26回連続。成功率は96・9%になった。
 きらめき2号は、防衛省が初めて保有・運用する衛星。これまで使ってきた民間衛星より高速、大容量の通信ができる。画像送信や陸海空3自衛隊の部隊間の直接通信も可能で、一元的な指揮統制に使われる。防衛省は2020年度末までに3機を打ち上げる計画。1号が発射場のある南米ギアナへの輸送中に損傷し、昨年7月の予定だった打ち上げが来年に延期されたため、2号が先行した。運用期間は約15年間。
 防衛省によると、これまでの民間衛星は音声やファクスなどにしか使えず、部隊間通信にも制限があったため、11年に後継3機の導入を決めた。すべて運用されると、太平洋からインド洋までをカバーするという。全機の運用終了までの総経費は約2300億円。


2017年1月24日

H2Aロケット打ち上げ成功 種子島宇宙センター[速報] 南日本新聞 01月24日 17:22


 24日午後4時44分に打ち上げられた、防衛省のXバンド防衛通信衛星「きらめき2号」を搭載したH2Aロケット32号機は、予定の軌道上で衛星を分離し、打ち上げは成功した。H2Aの成功率は96.9%となった。


2017年1月24日

JAXA H-IIAロケット32号機によるXバンド防衛通信衛星2号機の打上げ結果について 三菱重工業株式会社 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成29年1月24日


 三菱重工業株式会社および国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、種子島宇宙センターから平成29年1月24日16時44分00秒(日本標準時)に、Xバンド防衛通信衛星2号機(※1)を搭載したH-IIAロケット32号機(H-IIA・F32)を予定通り打ち上げました。
 ロケットは計画通り飛行し、Xバンド防衛通信衛星2号機を正常に分離した事を確認しました。
 今回のH-IIAロケット32号機打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。
 なお、ロケット打上げ時の天候は晴れ、北西の風(7.1m/s)、気温9.0℃でした。
(※1)
本衛星は、防衛省がスカパーJSAT株式会社の子会社である株式会社ディー・エス・エヌに発注した「Xバンド衛星通信中継機能等の整備・運営事業」に係るものです。


2017年1月24日

H2Aロケット打ち上げ 種子島宇宙センター[速報](南日本新聞) - goo ニュース


 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は24日午後4時44分、南種子町の種子島宇宙センターから、防衛省のXバンド防衛通信衛星「きらめき2号」を搭載したH2Aロケット32号機を打ち上げた。目標の軌道で分離されれば、H2Aロケットの成功率は96.9%になる。


2017年1月22日

防衛省の通信衛星、24日夕打ち上げ H2A32号機 朝日新聞 2017年1月22日17時18分


 防衛省の通信衛星「きらめき2号」を載せたH2Aロケット32号機が24日午後4時44分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる。きらめき2号は防衛省が初めて保有・運用する衛星。これまで自衛隊が使ってきた民間衛星より高速、大容量の通信が可能になり、指揮統制が強化されるという。
 防衛省によると、これまでの民間衛星は音声やファクスなどにしか使えず、陸海空3自衛隊の部隊間通信にも制限があった。きらめき2号は雨や大気の影響にも強く、画像送信や各部隊間での直接通信が可能になる。自衛隊の一元的な指揮統制に使われるという。
 防衛省は2011年、民間通信衛星の後継3機を打ち上げる計画を決定。「きらめき1号」が発射場のある南米ギアナへ輸送中に損傷し、昨年7月の予定だった打ち上げが来年に延期されたため、「2号」が最初の打ち上げになった。運用期間は約15年間。20年度末までに全3機を打ち上げる計画。運用されると、太平洋からインド洋までの地域をカバーするという。全機の運用終了までの総経費は約2300億円。


2017年1月22日

JAXA H-IIAロケット32号機によるXバンド防衛通信衛星2号機の打上げ時刻及び打上げ時間帯について 三菱重工業株式会社 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成29年1月22日


 三菱重工業株式会社および国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、Xバンド防衛通信衛星2号機(※1)を搭載したH-IIAロケット32号機(H-IIA・F32)の打上げについて、下記のとおり決定しましたので、お知らせいたします。

打上げ日 : 平成29年1月24日(火)
打上げ時刻 : 16時44分00秒(日本標準時)
打上げ時間帯 : 16時44分00秒~17時58分00秒(日本標準時)(※2)
打上げ予備期間 : 平成29年1月25日(水)~平成29年2月28日(火)
(※1)
本衛星は、防衛省がスカパーJSAT株式会社の子会社である株式会社ディー・エス・エヌに発注した「Xバンド衛星通信中継機能等の整備・運営事業」に係るものです。
(※2)
打上げ予備期間中の打上げ時間帯は、打上げ日毎に設定します。


2016年11月25日

防衛省、初の通信衛星打ち上げへ…Xバンド対応 読売新聞 2016年11月25日 22時19分


 防衛省は25日、大容量のデータを安定的に送受信できる周波数帯域「Xバンド」に対応した通信衛星を、来年1月24日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。
 同省初の通信衛星で、2020年度末までに計3機打ち上げる。通信方式が異なる陸海空の各自衛隊が相互に通信できるシステムを導入し、自衛隊の統合的な運用に役立てる。
 同型の衛星は、米英がすでに保有しているが、日本はこれまで、CS放送会社の同型衛星3機に自衛隊用の通信中継器を搭載してもらっており、通信量に制限があった。中国の海洋進出への対応など、自衛隊による海外展開が増えていることを受けて、同省は、通信態勢の充実が必要と判断、独自開発に踏み切った。


2016年11月25日

独自の衛星、来年1月打ち上げ=有事対処、Xバンド大容量通信-防衛省 時事ドットコム 2016/11/25-17:28


 防衛省は25日、自衛隊の部隊運用で使用する独自のXバンド通信衛星「きらめき2号」を来年1月24日に三菱重工業のH2Aロケットで、鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。
 北朝鮮の弾道ミサイル発射警戒や海上警備行動など有事の情報伝達の高速化、南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)など国外での通信中継能力の向上を図る。陸海空自衛隊の部隊間での直接通信が可能になる。
 Xバンド通信衛星は気象条件に左右されにくく、高速、大容量通信に優れ、軍事通信にも使われている。来年1月24日午後4時44分から同5時58分の時間帯に打ち上げられる。


2016年11月25日

防衛省・自衛隊:Xバンド防衛通信衛星「きらめき2号」打上げについて 防衛省 平成28年11月25日


 防衛省は平成24年度に(株)ディー・エス・エヌ(代表企業:スカパーJSAT(株))と事業契約を行い、製造を行ってきたXバンド防衛通信衛星「きらめき2号」の打上げについて、下記のとおり決定いたしましたので、お知らせいたします。

打上げ予定日 : 平成29年1月24日(火)
打上げ時間帯 : 16時44分~17時58分
打上げ予備期間 : 平成29年1月25日~平成29年2月28日
打上げ場所 : 種子島宇宙センター
打上げ業者 : 三菱重工業(株)(スカパーJSAT(株)からの再委託契約業者)
※上記日時は、日本標準時を記載
なお、本年7月の打上げを予定しておりました「きらめき1号」につきましては、南米ギアナへの輸送時に損傷が発生し、事業者による修理等を行っているため、現時点における新たな打上げ予定を平成30年3月から同年9月としています。


2016年11月25日

JAXA H-IIAロケット32号機による Xバンド防衛通信衛星2号機の打上げについて 三菱重工業株式会社 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成28年11月25日


 三菱重工業株式会社および国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H-IIAロケット32号機によるXバンド防衛通信衛星2号機(※1)の打上げについて、下記のとおり実施することをお知らせいたします。
 記
 打上げ予定日 : 平成29年1月24日(火)
 打上げ予定時間帯 : 16時44分~17時58分(日本標準時) (※2)
 打上げ予備期間 : 平成29年1月25日(水)~平成29年2月28日(火)
 打上げ場所 : 種子島宇宙センター 大型ロケット発射場
 (※1) 本衛星は、防衛省がスカパーJSAT株式会社の子会社である株式会社ディー・エス・エヌに発注した「Xバンド衛星通信中継機能等の整備・運営事業」に係るものです。
 (※2) 打上げ予備期間の打上げ予定時間帯は、打上げ日毎に設定します。


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