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SEO対策 リンクに rel="nofollow" 属性を活用しよう


SEO対策 リンクに rel="nofollow" 属性を活用しよう



リンク先がどのようなページであるかは、そのリンク元のページ評価、サイト評価に影響します
かといって、自分がリンクした先のページが、今どのような状態になっているか、いちいち、常々チェックしておくなんて事、現実には不可能ですよね


ドメインが他者に移り、知らぬ間にスパムサイトに変身している場合等々、自サイトの評価が下がってしまいます

あるいは、リンク元とは関連性のない外部サイトページと相互リンクになってしまっている
これも、意図的な(良心的でない不適切な)SEO対策とみなされ、自サイトの評価を下げられるリスクがあります


とはいえ、有益なサイトページへは、リンクを張って、手軽に参照できるようにしておいた方が便利なのも事実です

そういう場合、Googleでは、外部サイトへのリンクについて、リンクに 「 rel="nofollow" 」 をつけておくことを推奨しています (参照 「 Google 「検索エンジン最適化 ( SEO ) スターターガイド」 P22~P23 」 (下記掲載))
つまり、外部サイトへリンクを張る場合は、基本的に、<a> タグに、「 rel="nofollow" 」をつけておきます


そうすれば、Google 等の検索クローラーは、そのリンク先を見に行かなくなりますので、その先のサイトページの影響を受けなくて済みます

また、リンクジュースも引き渡されません


もちろん、関連性の高い、良質なサイトページとの自然な相互リンクは、自サイトページの評価を引き上げてくれますので、その場合は、「 rel="nofollow" 」 をつけない方が良い事になります


なお、リンク先が知らぬ間に消えてしまって、リンク切れ(404 Not found エラー)を起こしている場合については、Google は、「リンク切れ (404 Not found) は SEO 掲載順位に影響しない」と明言していますので、気にする必要はありません

参照 「SEO対策 リンク切れ (404 Not found) は SEO 掲載順位に影響しません



nofollow 属性 書式



<a href="リンク先URL" rel="nofollow">説明テキスト</a>



nofollow 属性 記述例



下記は、当サイト内のサイトマップページへの適用例です

サイトマップページは、本サイト内ほぼすべてのページからリンクされているため、ページ評価が高くなっているようで、しばしば、Google、Yahoo! 等での検索結果に、検索語についての説明ページではなく、サイトマップページが表示されてしまう為、サイトマップページにリンクジュースを渡さない為に記述することにした例です

この記述を追加して以降、Google、Yahoo! 等での検索結果に、サイトマップページが表示されることはなくなりました


<a href="../sm/SiteMap_000000.html" rel="nofollow">サイトマップ</a>




特定のリンクに対して rel="nofollow" を使用する Search Console ヘルプ


「nofollow」は、「このページのリンクをたどらない」や「このリンクをたどらない」といった指示を検索エンジンに与える手段の 1 つです。

当初、nofollow 属性はページレベルのメタ タグに指定され、検索エンジンにページの外部リンクをだどらない(つまり、クロールしない)ように指示していました。次の例をご覧ください:

<meta name="robots" content="nofollow" />
個々のリンクに nofollow が使用されるようになる前は、ページ上の個々のリンクをロボットにたどられないようにするには多大な労力が必要でした(robots.txt でブロックされる URL にリンクをリダイレクトするなど)。このような理由から、nofollow 属性値(rel 属性の属性値)が作られました。これによりウェブマスターは詳細な設定が可能となり、検索エンジンやロボットにページ上の個々のリンクについて追跡、クロールしないよう指示する代わりに、特定のリンクをクロールしないよう簡単に指示できるようになりました。次の例をご覧ください:

<a href="signin.php" rel="nofollow">sign in</a>

nofollow が指定されたリンクの Google での処理


通常、Google は、これらのリンクをたどりません。つまり、これらのリンクの PageRank やアンカー テキストを転送しません。原則的に、nofollow を使用することは、Google のウェブ全体の図式からリンクを除外することになります。ただし、他のサイトが nofollow を使用せずに対象ページにリンクしている場合や、URL がサイトマップで Google に送信されている場合、対象ページがインデックスに表示されることがあります。また、他の検索エンジンでの nofollow の処理が少し異なる場合もあります。

nofollow の使用に関する Google のポリシーと具体例


次のような場合は、nofollow を使用することをおすすめします:

信頼できないコンテンツ


サイトのリンク先のページのコンテンツを保証できない、あるいは保証したくない場合(リンク先が信頼性のないユーザー コメントやゲストブック エントリの場合など)は、このようなリンクを除外します。これにより、サイトが不正行為者のターゲットになることを阻止でき、不正なウェブサイトの PageRank に貢献しないようにできます。特に、コメント スパムでは、特定のコンテンツ管理システムやブログ サービスで信頼できないリンクが追跡されていないことがわかると、それらを攻撃の対象から除外することが考えられます。信頼のおける投稿者を尊重したいのであれば、長期にわたって質の高い投稿を続けているメンバーやユーザーが投稿したリンクから nofollow 属性を自動または手動で削除することもできます。

有料リンク


Google の検索結果のサイト ランキングでは、有料サイトにリンクするサイトについての分析結果も一部考慮されています。有料リンクによって検索結果に影響が生じたりユーザーに悪影響が及んだりしないように、ウェブマスターは有料リンクに nofollow を使用することをおすすめします。検索エンジン ガイドラインでは、有料リンクであることをコンピュータで識別できる必要があるとしています。これは、ウェブ上かどうかを問わずユーザーが金銭関係の有無を知りたいのと同じです(新聞の一面広告に「広告」という見出しが付けられているなど)。有料リンクに対する Google の方針について詳しくは、こちらをご覧ください。

クロールの優先順位


検索エンジン ロボットは、メンバーとしてフォーラムにログインすることも登録することもできません。このため、Googlebot で「ご登録はこちらから」 や「ログイン」のリンクをたどる必要性はありません。このようなリンクで nofollow を使用すれば、他に Google インデックスへの登録を優先したいページが Googlebot でクロールされるようになります。しかしながら、わかりやすいナビゲーション、ユーザーや検索エンジンにわかりやすい URL など、体系的にサイトを構築するほうが、リンクに nofollow 属性を設定してクロールの優先順位を付けるより、はるかに効果的にリソースを活用できます。

特定のリンクに対して rel="nofollow" を使用する - Search Console ヘルプ 」 より 2017年11月4日現在




下記は、Google 「検索エンジン最適化 ( SEO ) スターターガイド」 P22~P23 を表示しています


注. 下記は、原文PDFファイルを、iframe 表示していますので、フォーカスがPDF上に移動すると、マウススクロールできなくなります
ページの余白部分(左右の端の方)にマウスカーソルを移動すると、スクロールできるようになります






(引用) Google  「 検索エンジン最適化 ( SEO ) スターターガイド


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参考情報


特定のリンクに対して rel="nofollow" を使用する - Search Console ヘルプ

Google 「 検索エンジン最適化 ( SEO ) スターターガイド 」 に学ぶ SEO対策 目次
 1. Google 「 検索エンジン最適化 ( SEO ) スターターガイド 」 の紹介
 2. 適切なページタイトルを付けよう (ベストな文字数)
 3. description メタタグを設定しよう
 4. URLの構造を改善しよう
 5. ナビゲーションをわかりやすくしよう (パンくず グローバルナビ)
 6. 質の高いコンテンツを提供しよう (ユニーク情報を充実させる)
 7. 適切なアンカーテキストを書こう (ターゲットキーワードを含める)
 8. 画像の利用を最適化しよう
 9. 見出しタグ(h1、h2、h3)を適切に使おう
10. robots.txt を効果的に設定しよう 前のページ
11. リンクに rel="nofollow" 属性を活用しよう 現在のページ
12. モバイルサイトをGoogleに知らせよう 次のページ
13. 携帯ユーザーを適切に誘導しよう
14. 正しい方法でサイトを宣伝しよう  (SNSを活用)
15. 便利なツールを活用しよう

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