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北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 2022年度開業 金沢-福井間先行開業


北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 2022年度開業予定 工事進捗状況



北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 ルート図

福井県新幹線建設推進課 整備新幹線ルート図/北陸ルート図:北陸新幹線 」 より
 2016年11月18日

北陸新幹線は、整備新幹線 5路線の一つで、日本海側周りで東京と大阪間を結ぶ 約 700kmの路線として計画されています


金沢-敦賀間の北陸新幹線延伸開業は、当初計画では、2025年度が予定されていましたが、2014年12月20日、必要となる財源5400億円調達のめどがつき、建設中の整備新幹線のうち、北陸新幹線の金沢-敦賀(福井県)間の開業を3年前倒しして2022年度に開業する方針となっています


東京-長野間は、長野五輪を翌年に控えた1997年に開業し、長野新幹線と呼ばれてきましたが、18年ぶりに金沢まで延伸、新幹線の開業としては、2011年3月の九州新幹線(博多-新八代間)以来4年ぶりのこととなります



北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 工事進捗状況


北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 工事進捗状況は、下記となっています

用地確保(買収)率 工事着手率
58% 59% 2016年10月1日現在
93% 96% 2017年11月現在

※.用地買収率は買収済面積÷要買収面積、工事着手率は着工延長÷工事延長




北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 北陸新幹線 福井駅



福井県福井市の福井駅周辺のえちぜん鉄道を高架化工事用地確保の為、既に完成している地上9メートルの高架上の北陸新幹線福井駅部(約800メートル)に、一時的に乗り入れます

2014年11月末には福井駅部につながるスロープ約210メートルの橋脚が完成し、2015年中に新幹線高架をえちぜん鉄道が走ることになります



北陸新幹線福井駅 拡張を提案 福井市長 与党PTに 2016年4月25日



駅舎を東側に張り出す形で造ると、拡張したスペースに駅務室などを収容でき、広い通路を確保できます
張り出し部分は、えちぜん鉄道福井駅に合わせ幅約 17メートルとし、長さは南北に最大 80メートルを想定しています
現在、北陸新幹線福井駅は一つのホームの両側に上下線が走る 1面 2線式(島式ホーム)で計画されていますが、東村新一福井市長は、2016年4月25日、北陸新幹線福井駅の利便性を確保するため、北陸新幹線福井駅の一部を東側に張り出して造り、拡張によって広い通路や待合室の空間を確保するよう、与党建設推進プロジェクトチーム(PT)の検討委員会に提案しました


現計画では、北陸新幹線福井駅は、北陸新幹線で唯一の島式ホームで、そのホーム幅は約 20メートルしかなく、そのため、駅高架下に駅務室や待合室を造ると、ホームに向かう通路が狭くなってしまいます


駅舎を東側に張り出す形で造ると、拡張したスペースに駅務室などを収容でき、広い通路を確保できます

張り出し部分は、えちぜん鉄道福井駅に合わせ幅約 17メートルとし、長さは南北に最大 80メートル、三階構造を想定しています


(上) 「 北陸新幹線工事進むも用地まだ7% 石川県は「白旗」福井先行開業に暗雲 福井新聞 2016年1月7日 17:42
(下) 「 利便性向上へ要望 新幹線駅整備で福井、敦賀市長 中日新聞 04月26日 05:00 」 より





北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 北陸新幹線 敦賀駅



JR敦賀駅に併設される北陸新幹線敦賀駅は、北陸新幹線が、敦賀駅の福井方面側で、国道8号バイパスをまたぐルート設定のため、駅構内のレール位置を低くすることができないとのことで、地上約 8メートルの福井駅に比べ、高さが地上 24メートル、新幹線駅と現駅舎のホーム間の距離が約 200メートルとなる見通しで、敦賀市では、新幹線駅と現駅舎の間を「動く歩道」で結ぶことなどを要望しています


北陸新幹線 敦賀駅 乗り換え連絡通路の整備イメージ(断面図)


敦賀駅の連絡通路に動く歩道要望 在来線と新幹線駅舎に距離 福井新聞 2016年4月28日午後5時20分 」 より


敦賀市が与党PTに提示した整備イメージ図では、動く歩道は、新幹線コンコースや現駅舎~新幹線駅舎、現駅舎の跨線橋への設置を要望しており、現駅舎の跨線橋分については、ホームからのエスカレーターが接続しているため、技術的に難しいならカフェなどの店舗を置く案も求めました

動く歩道の他に、新幹線駅舎は上下移動が 20メートル程になることから、エレベーターやエスカレーターを設置し、バリアフリー化することも要望しています


建設主体の鉄道建設 ・ 運輸施設整備支援機構(鉄道 ・ 運輸機構)では、2016年6月17日、「動く歩道」の費用が、幅、長さ各 1メートル当たり 230万円と試算しました

在来線の既存通路が 55メートル、新幹線ホームへとつなぐ新設通路が 60メートル、残りは新幹線ホームでの移動分で、検討委では、技術的な問題から既存部分での動く歩道の設置は困難としており、新幹線ホームの構造は現時点で不明ですが、仮に 60メートル設置した場合、往復で少なくとも 2億76百万円が必要になる計算で、鉄道 ・ 運輸機構では、混雑時の歩行者密度などの調査を踏まえて設置の可否などを検討していくとしています


敦賀市では、駅西側を市の玄関口として捉え、新幹線開業を見据えた投資を行っており、新幹線駅舎が東側に離れての建設計画となった為、駅西地区への乗客誘導が喫緊の課題として浮上、新幹線のホーム下に在来線の特急ホーム新設の検討にも危機感を募らせています



北陸新幹線 敦賀駅 国8結ぶ道路を整備 敦賀市最短ルート案 バス待機場 2016年6月20日



敦賀市は、2016年6月20日、北陸新幹線 敦賀駅 駅舎から国道 8号バイパスまでを最短で結ぶルートアクセス道路の計画図案を、市会新幹線対策特別委員会で示し、木ノ芽川との間に挟まれた新幹線の駅前広場については、限られた地形の中でタクシーやバスの待機場などを整備するとしています

図案は敦賀市が現在計画しているもので、ルートの詳細や道路の構造、事業主体などについては今後、福井県やJR西日本、国交省、鉄道建設 ・ 運輸施設整備支援機構と協議が進められます


アクセス道路の基本的な構造は、片側 1車線の往復 2車線道路で、新幹線駅前広場からきらめきスタジアムまでは、自転車歩行者道を設置する計画で、国道8号バイパスには新たに右折レーンを設ける方向で調整しており、アクセス道路周辺の市道の取り付けについても検討されます

新幹線敦賀駅、国8結ぶ道路を整備 市が最短ルート案、
バス待機場も 福井新聞 06月21日 18:24
」 より

アクセス道路の基本的な構造は、片側 1車線の往復 2車線道路で、新幹線駅前広場からきらめきスタジアムまでは、自転車歩行者道を設置する計画で、国道8号バイパスには新たに右折レーンを設ける方向で調整しており、アクセス道路周辺の市道の取り付けについても検討されます


新幹線駅前広場は、新たにできる新幹線敦賀駅東側に整備、気比神宮など観光地や中心市街地が広がる既存のJR駅西側の広場に配慮した広さを想定

乗降場は身障者用を含めて一般用車両 5台分、タクシー 2台、バス 2台分を整備する計画ですが、新幹線駅の出入り口の場所によって、台数は今後、変動する可能性があるとしています



大阪-北陸エリア間 フリーゲージトレイン(FGT) 導入問題



国土交通省やJR西日本は現在、北陸新幹線の敦賀延伸に合わせて北陸ルートにレール幅の広い新幹線と狭い在来線を直通運転できるフリーゲージトレイン(FGT)を導入し、大阪-北陸エリア間で乗り換えなしで直通できるようにする計画ですが、金沢-敦賀間の北陸新幹線延伸開業を3年前倒しした場合、FGTの開発は間に合わないとされており、敦賀駅での乗換の利便性の向上が求められています




北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 新幹線初 道路との併用橋 新九頭竜橋(仮称)



北陸新幹線の延伸工事が進む福井県内で、日本でも数少ない鉄道と道路の併用橋、しかも、新幹線史上初となる、新幹線と道路が一体となった、新幹線と道路の併用橋、新九頭竜橋(仮称)が建設されています


北陸新幹線 新九頭竜橋(仮称)イメージ図
北陸新幹線 新九頭竜橋(仮称) 図面(平面図)
新九頭竜橋(仮称)は、福井駅の北東およそ 5km、福井市内の九頭竜川へ新たに架けられる橋です


長さは415m、新幹線と道路併用の下部工一体構造で、中央に北陸新幹線が通り、その両側に、少し間を空けて、それぞれ、幅 3.5m x 2車線の車道、及び、幅 3.0mの歩道からなる、福井県道福井森田丸岡線が通ります


鉄道と道路の併用橋には、道路の下を鉄道が走る構造の瀬戸大橋や関空連絡橋、道路と鉄道が並行する長野電鉄の村山橋(長野市と須坂市のあいだを流れる千曲川に架かる橋)などがあるものの、国内では数少なくいもので、しかも新幹線との併用橋は、初めてのこととなります


(上) 新九頭竜橋(仮称)イメージ図 (下)新九頭竜橋(仮称) 図面(平面図)
新九頭竜橋(仮称)工事 一般県道福井森田丸岡線(福井市寺前町から福井市上野本町) 福井県ホームページ 」 より




北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 新九頭竜橋(仮称進捗状況 【写真】 2016年12月中旬 (左上) 写真1.橋りょう工事の全景状況(写真の手前が九頭竜川の上流になります)北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 新九頭竜橋(仮称進捗状況 【写真】 2016年12月中旬 (右上) 写真2.橋りょう工事を実施中(左岸より)
北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 新九頭竜橋(仮称進捗状況 【写真】 2016年12月中旬 (左中) 写真3. 橋りょう工事を実施中(右岸より)北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 新九頭竜橋(仮称進捗状況 【写真】 2016年12月中旬 (右中) 写真4.盛土区間の工事を実施中(福井市寺前町)
北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 新九頭竜橋(仮称進捗状況 【写真】 2016年12月中旬 (左下) 写真5.盛土区間の工事を実施中(福井市寺前町)

北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 新九頭竜橋(仮称進捗状況 【写真】 2016年12月中旬
(左上) 写真1.橋りょう工事の全景状況(写真の手前が九頭竜川の上流になります)
(右上) 写真2.橋りょう工事を実施中(左岸より)
(左中) 写真3.橋りょう工事を実施中(右岸より)
(右中) 写真4.盛土区間の工事を実施中(福井市寺前町)
(左下) 写真5.盛土区間の工事を実施中(福井市寺前町)

新九頭竜橋(仮称)工事 一般県道福井森田丸岡線(福井市寺前町から福井市上野本町) 福井県ホームページ 」 より




北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 新九頭竜橋(仮称) 新幹線と道路の併用橋 とした理由



道路の建設主体である福井県の福井土木事務所によると、1995年(平成7年)3月に道路建設の都市計画が決定した際は、新幹線と道路で別々に橋を建設する予定でした

その後、北陸新幹線の整備計画が進むにつれ、道路橋の建設地近くに新幹線の橋も架かることが明らかとなり、また、コスト縮減、工期短縮のほか、橋脚を共用すれば橋脚の本数減となり、河川への影響も抑えられることから、福井県は、2006年(平成18年)4月、新幹線と一体的に整備するよう都市計画を変更しました



北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 新九頭竜橋(仮称) 新幹線の風圧の問題



福井土木事務所によると、新九頭竜橋(仮称)は、ほとんどの列車が停車すると想定されている福井駅から約 5kmと近いため、新幹線が減速していること、新幹線が通る部分には防音壁を設ける予定であること、そして、道路よりも少し高い場所を新幹線が通ることから、列車通過時における風圧の影響は少ないと考えているそうです

2017年1月現在、河川部の橋脚はほぼ完成し、道路の橋げたなどの建設が進められており、開通時期は、北陸新幹線が金沢駅から福井県の敦賀駅まで延伸される 2022年度末の予定で、道路については未定ですが、福井土木事務所によると新幹線を優先しつつ、できるだけ早い開通を目指しているそうです




北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 ルート図 福井県 あわら市周辺~福井市北部



北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 ルート図 福井県 あわら市周辺

あわら市周辺
北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 ルート図 福井県 坂井市周辺

坂井市周辺
北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 ルート図 福井県 福井市北部

福井市北部
北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 ルート図 福井県 福井市南部

福井市南部
北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 ルート図 福井県 鯖江市周辺

鯖江市周辺
北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 ルート図 福井県 越前市周辺

越前市周辺
北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 ルート図 福井県 南越前町北部

南越前町北部
北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 ルート図 福井県 南越前町南部

南越前町南部

新北陸トンネルは、敦賀市~南越前町を貫く延長 約 20キロ、北陸新幹線では、飯山トンネル(長野県飯山市~新潟県上越市、約 22キロ)に次いで 2番目の長さとなる長大トンネルです
北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 ルート図 福井県 敦賀市周辺 敦賀市周辺

福井県新幹線建設推進課 整備新幹線ルート図/県内ルート図:北陸新幹線 」 より




北陸新幹線 金沢-敦賀間 線路縦断面図

北陸新幹線 金沢-敦賀間 線路縦断面図   整備新幹線ルート図/北陸ルート図:北陸新幹線 」 より





北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 敦賀近郊 ラムサール湿地 通過問題



ラムサール条約に登録された福井県敦賀市の中池見湿地(写真:鉄道建設・運輸施設整備支援機構)

北陸新幹線のトンネルを防水型に、ラムサール湿地を保全 日経 xTECH(クロステック) 2018/11/12 05:00 」 より

鉄道建設・運輸施設整備支援機構は、2015年5月8日、北陸新幹線金沢-敦賀間の中池見湿地(福井県敦賀市樫曲)付近のルートについて、ラムサール条約に登録された同湿地を横切らないように変更し、地下水への影響を抑える新ルートが、国から認可されたと発表しました

新ルートは、従来の認可ルートから南東方向に最大160メートルずらしており、湿地南東に隣接、水源の一つとなっている「深山(みやま)」を貫くトンネルについて、北側出入り口の位置も17メートルほど高くなります


また、「中池見湿地」を保全するため、その地下にNATM工法で建設する北陸新幹線のトンネルを防水型の円形断面に変更することになり、通常のNATM工法の馬てい形の断面より掘削量が増えるため、トンネルの完成時期も当初予定の2019年11月から2020年夏にずれ込む見通しとなりました

ラムサール条約は、水鳥の生息地として重要な湿地を保全する国際条約で、北陸新幹線の延伸区間(金沢-敦賀間)に建設する深山トンネル(延長768m)は、ラムサール条約に登録された湿地の片隅を通ります


北陸新幹線の福井県内ルートをめぐっては、もともと、2002年の環境影響評価(アセスメント)実施時に想定した「アセスルート」では、中池見湿地を横切っていなかったのですが、分断される集落があるとして、認可ルートでは、集落の分断をできるだけ避けるよう湿地寄りに設定され、その結果、湿地の一部を横切る形となり、今度は、環境への影響が懸念されるとして、機構が専門家でつくる検討委を設けて検討してきたところで、検討委では、当初計画通り、「動植物、水環境のいずれにも影響の少ない『アセスルート』が望ましい」とする結論をまとめていました

変更されたルートは、検討委が「望ましい」と提言したアセスルートを基本に、従来の認可ルートから南東にずらして湿地の横断を回避するとともに、トンネル南側では、集落の分断を避けるため、認可ルートに近づけ、これまで検討されてきたルートの中で最も急なカーブを描くS字カーブ区間となり、機構の担当者は、「速度の制限をすることになる」としましたが、所要時間への影響度合については調査中としています


工期については、鉄道建設・運輸施設整備支援機構では、当初計画から3年早めた2023年春頃の開業予定への影響はなく、2023年春頃の開業予定は変えないとしていました




北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 北陸新幹線 白山駅(仮称) 設置問題 2016年11月16日



北陸新幹線 金沢-敦賀延伸区間では、小松、加賀温泉、芦原温泉、福井、南越(仮称)の 5駅をつくる予定で工事が進められていますが、2016年11月10日、与党の検討委員会(PT)で、金沢と小松の中間に「白山駅」をつくる案が示されました


北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 北陸新幹線 白山駅 (新駅仮称)設置位置候補地 地図

北陸新幹線「白山駅」に社長難色 朝日新聞 2016年11月17日 12:32 」 より

新駅の設置(工事実施計画の変更)には、財源や収支採算性の確保のほか、JR西の同意が必要です


JR西日本の来島達夫社長は、2016年11月16日、北陸新幹線で、延伸工事中の金沢(石川県)-敦賀(福井県)間に、新駅の「白山駅」(石川県白山市)をつくる案について、「2022年度末の敦賀開業に向け、限られた時間の中で工事が進んでいる。この時期になって、新しい駅というのは非常に難しい条件」としています


白山駅の予定地近くにあるJR北陸線松任駅の特急利用者は、1日平均 100~200人にとどまり、北陸新幹線 金沢-敦賀延伸開通後、北陸新幹線 白山駅について、「仮に新駅をつくっても、利用者数が相当少ないという懸念がある。総合的に収支、採算が合うかどうかをクリアしなければいけない」との見解を示しています

また、新幹線の停車駅が一つ増えるとダイヤや速達性の問題が発生するほか、運行管理システムの手直しやコストアップにつながることも課題として挙げています


白山駅は、石川県の谷本正憲知事が、2016年11月10日、与党福井駅先行開業等検討委員会で提案、建設主体の鉄道建設 ・ 運輸施設整備支援機構は、工期が 7年8ヶ月~9年3ヶ月、建設費は 約 100億~150億円との試算です


北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 北陸新幹線 白山駅(仮称) 設置断念 2017年3月15日



石川県などが設置を求めていた「白山駅」(新駅仮称)(石川県白山市)を設置する案について、JR西日本が難色を示していたこともあり、与党PTは、2017年3月15日、断念することを正式に決定しました




北陸新幹線 金沢-敦賀延伸 金沢-福井間 2020年 先行開業の行方



2020年開催の東京五輪に間に合わせるため、金沢-福井間を先行して、2020年に開業させる検討が行われており、2015年8月28日、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)の作業部会は、2022年度開業予定の北陸新幹線金沢-敦賀間の延伸計画のうち、金沢-福井間については「2020年度先行開業の可能性はある」とする報告書をまとめました


金沢-福井間の延伸について、石川、福井両県が用地買収の担当者を倍増させたことで「着工前倒しのめどが立ちつつある」とし、工期も工法の見直しにより短縮が可能と判断、検査や試運転を短期間に集中的に実施すれば、2020年度末の先行開業は可能と結論づけ、前倒し実現に必要な追加投資額は、130億~160億円程度と見込まれていましたが、入札の方法を変更するなどのコスト削減によって増加分を吸収し、金沢-敦賀間の現行事業費1兆1600億円の増額は不要としています

この報告書を受け、国土交通省では、同日(2015年8月28日)、「早期開業に最大限努力する」との見解を示し、政府与党は、具体的な計画策定に乗り出しましたが、2020年度への2年の前倒しは困難との立場は変えておらず、前倒し期間を短くしたうえで、福井を含む金沢-敦賀間を同時に開業することも視野に政府・与党間で調整を進める方針です


福井先行開業について、技術的な課題、まず工期が間に合うか、九頭竜川、手取川の架橋工事、福井駅周辺で進むえちぜん鉄道の高架化事業との調整、埋蔵文化財調査の前倒し完了と工事の急速施工が前提、用地買収、通過駅を前提としている福井駅をターミナル駅にできるかという問題等難問が山積み、また、折り返し機能や白山車両基地程ではなくとも終電後に車両を留置するための車庫の設置が必要となり、その建設コストも小さくないとの指摘もあり、敦賀延伸開業後は、それらが無駄な二重投資となります



九頭竜川橋 工期短縮



全国初の新幹線と自動車道の併用橋となる全長約410メートルの九頭竜川橋は、2019年度末までの完成工期で発注手続きを終えていますので、2020年度を目指す先行福井開業時には、完成している予定です

ただし、金沢延伸開業の際には、豪雪地帯を走る北陸新幹線の課題として、冬期の車両の試運転を2冬に渡って実施しています

同等の試験が必要としますと、2020年の東京五輪前に開業するには、2017年度末までには、九頭竜川橋が完成している必要があり、大幅な工期の短縮が求められる上、6月から4カ月間は、梅雨や台風で川が増水する出水期にあたり、この期間は国の通達により、原則工事ができなくなるため、工期短縮には夜間工事を行うなど、かなりな難題が待ち受けています



福井駅拡張整備 車両基地新設



2009年に完成した北陸新幹線福井駅は、ホームを挟んで2本の線路(1面2線)で造られていますが、一時的に終端駅となる敦賀駅や金沢駅は、2ホーム4線路(2面4線)の構造で、福井駅先行開業の為に北陸新幹線福井駅を2面4線にするとなると、周辺の用地買収など、新たな設備投資が必要になりますが、北陸新幹線福井駅部は、西側の在来線JR福井駅と、東側に設置されるえちぜん鉄道の高架橋に挟まれる形になっていて、拡張用の用地確保は容易ではありません

また一般的に終端駅が受け入れる車両数は、駅だけではまかないきれないため、駅以外に車両を置くための施設が必要になり、北陸新幹線金沢駅では、同駅の西約12キロに、白山総合車両所(石川県白山市)を建設、通常ダイヤの場合、金沢駅で1編成、白山総合車両所で9編成の新幹線が翌朝まで待機(点検含む)する運用となっています



えちぜん鉄道高架化工事との調整



北陸新幹線福井駅の東側を走ることになるえちぜん鉄道は、現在、2018年10月の完成予定で高架化工事を行っており、2015年9月からは既に完成している新幹線の高架0.8キロを含む新幹線用地で仮線運行を始め、その間に現線路とほぼ同じ場所に、えち鉄用の高架をつくる計画です

えち鉄の高架化工事に伴う仮線運行では、平行する新幹線用地を、2018年秋まで、高架0.8キロを含む延長約1.8キロ分間借りする予定で、そのため約1キロ分の新幹線高架橋の着工は2018年10月以降を予定しています


2冬の試運転期間を考慮すると、2020年度に先行開業する為には、新幹線とえち鉄の高架工事を並行して行う必要があり、えち鉄は高架工事期間中、仮線運行等できなくなり、福井駅近辺を運休させ、バスなどで代行輸送する等の対策が必要になります

2015年9月23日、えちぜん鉄道では、間借りする北陸新幹線福井駅の高架で、定期運行を始めるのを前に、近隣住民向け試乗会が開かれています



用地取得問題 谷本石川県知事 福井先行開業は無理 2016年1月4日



福井県内での2015年度内の工事発注、着工率は約5割に達する一方、福井県内の用地取得率(面積換算) 7%、福井駅以北でみると、福井県内の取得率は 18%、支障物件約80戸、石川県内の取得率は 22%、支障物件約280戸あり、谷本石川県知事は、2016年1月4日の会見で、用地取得の遅れを理由に、「(先行開業は)無理」「敦賀開業を前提に取得を早めたい」と話しています






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新九頭竜橋(仮称)工事 一般県道福井森田丸岡線(福井市寺前町から福井市上野本町) 福井県ホームページ
福井県新幹線建設推進課 整備新幹線ルート図:北陸新幹線
福井県新幹線建設推進課 整備新幹線ルート図/北陸ルート図:北陸新幹線
福井県新幹線建設推進課 整備新幹線ルート図/県内ルート図:北陸新幹線
ウィキペディア (Wikipedia) 北陸新幹線
ウィキペディア (Wikipedia) 引用 (商用利用可)

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関連記事を下記に紹介します



2018年11月12日

北陸新幹線のトンネルを防水型に、ラムサール湿地を保全 日経 xTECH(クロステック) 2018/11/12 05:00


 ラムサール条約に登録された福井県敦賀市の「中池見湿地」を保全するため、その地下にNATM工法で建設する北陸新幹線のトンネルを防水型の円形断面に変更することになった。通常の馬てい形の断面より掘削量が増えるため、トンネルの完成時期は当初予定の2019年11月から20年夏にずれ込む見通しだ。
 建設を担当する鉄道建設・運輸施設整備支援機構が10月9日、ラムサール条約に基づき、トンネル構造の変更など湿地保全措置を盛り込んだ環境管理計画を策定した。12月から掘削工事を始める予定だ。
 ラムサール条約は、水鳥の生息地として重要な湿地を保全する国際条約だ。北陸新幹線の延伸区間(金沢―敦賀間)に建設する深山トンネル(延長768m)が、条約に登録された湿地の片隅を通る。
 そこで、鉄道・運輸機構はトンネル建設が湿地に影響を及ぼさないように、専門家の委員会(委員長:松井正文・京都大学名誉教授)を立ち上げ、対策を検討してきた。


2017年12月23日

北陸新幹線5年後開業へ工事ピーク 金沢―敦賀間に2250億円予算案 福井新聞 2017年12月23日 08:27


 2018年度政府予算案で、北陸新幹線金沢―敦賀間の地元負担を含めた事業費は17年度比910億円増の2250億円を計上した。約5年後の開業を控え工事はピークを迎え、長大なトンネル工事や高架橋建設を本格化させる。敦賀―新大阪間のルート調査費には、17年度と同額の11億円を盛り込んだ。
 23年春開業予定の金沢―敦賀間の事業費は、17年度と比べ約1・7倍増。南越前町と敦賀市をつなぐ新北陸トンネル(全長約20キロ)、県道と一体的に整備する福井市の九頭竜川橋りょう(同410メートル)、あわら市の第2竹田川橋りょう(同420メートル)などの工事を加速させる。
 国土交通省によると、区間内の用地確保率は93%、土木工事着工率は96%(ともに11月現在)。「開業5年前が一番多く工事に取りかかる時期で、開業年次に向け必要な工事を進める」としている。
 一方、敦賀以西ルートの調査などに充てる「設計施工法等調査」は最終の2年目に入り、概算要求通り11億円が配分された。詳細なルートや駅の位置を決めるために、ボーリング調査で地質や地表を調べたり、空撮して図面化したりする。19年度末までの駅・ルート公表を目指す。
 北陸、北海道、九州の整備新幹線3線の総事業費は、850億円増の3480億円。このうち国費は17年度と同額の755億円。沿線自治体の負担は377億円で、残りはJR各社が支払う施設の貸付料と、将来の貸付料収入を担保にした借り入れで賄う。


2017年7月15日

特急存続向けFGT断念論も 北陸新幹線で福井県内 福井新聞 07月15日 08:34


 2023年春の北陸新幹線敦賀開業後に導入が計画されているフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)について国土交通省は14日、先行導入する九州新幹線長崎ルートでの22年度の運行開始は困難との見通しを明らかにした。同日開かれた専門家委員会で、実用化に向けた耐久走行試験の再開には新たな対策が必要とされた。長崎ルート用の車両開発の遅れに伴い、北陸新幹線への導入時期はさらに遅れることになる。
 FGTの北陸新幹線導入がさらに遅れることに対して、福井県内関係者からは「早急に結論を出してもらわないと、敦賀開業後の利便性確保策を議論できない」といった声が上がった。FGT導入にめどが立たない状況が今後も続くため、「FGTではなく、フル規格による新大阪までの早期全線整備が本筋」との意見や、特急存続を求める訴えも聞かれた。


2017年3月15日

北陸新幹線、「南回り」採用 整備新幹線5路線が確定 朝日新聞 03月15日 14:33


 北陸新幹線の大阪延伸計画をめぐって、与党のプロジェクトチーム(PT)は15日、京都―新大阪間に新駅をつくる「南回り」ルートの採用を正式に決めた。北陸新幹線のルートが決まったことで、1973年に計画が定められた整備新幹線5路線の全ルートがこれで確定した。
 東海道新幹線の南側にある京都府京田辺市を通り、市内にあるJR学研都市線松井山手駅付近に新駅をつくる。駅をつくらずに東海道新幹線の北側を抜ける「北回り」も候補だったが、与党は駅をつくることによる地域経済への波及効果を重視した。敦賀―新大阪間の開業は2046年度と見込まれているが、沿線自治体は前倒しを求めている。会合後、座長の茂木敏充・自民党政調会長は記者団に「効果を十分に発揮するためには早期の全線開業が必須だ」と述べ、前倒しの財源確保を検討する考えを示した。
 PTはまた、22年度末開業予定の金沢―敦賀(福井県)間に「白山駅」(石川県白山市)をつくる案について、断念することを決めた。石川県などが設置を求めていたが、JR西日本は難色を示していた。


2017年1月24日

新幹線とクルマが同じ橋を並走 日本初、新幹線と道路の「併用橋」登場へ  乗りものニュース 2017.01.24


 北陸新幹線の延伸工事が進む福井県内で、新幹線と道路が一緒になった橋が建設されています。日本でも数少ない鉄道と道路の「併用橋」、しかも新幹線との併用橋は初めてです。
 いくつもある「併用」のメリット
 新幹線と道路が一緒になった、珍しい構造の橋が福井県で建設中です。
 それは福井駅の北東およそ5km、福井市内の九頭竜川へ新たに架けられる「新九頭竜橋(仮称。以下同)」。中央に北陸新幹線が、その左右に少しあいだを空けて県道福井森田丸岡線が通ります。長さは415m。歩道も設けられます。
 鉄道と道路の「併用橋」は、道路の下を鉄道が走る構造の瀬戸大橋や関空連絡橋、道路と鉄道が並行する長野電鉄の村山橋(長野市と須坂市のあいだを流れる千曲川に架かる)などがありますが、国内では数少ないもので、しかも新幹線との併用橋は、初めてです。
 どうして併用橋になったのでしょうか。道路の建設主体である福井県の福井土木事務所によると、1995(平成7)年3月に道路建設の都市計画が決定した際は、新幹線と道路で別々に橋を建設する予定だったといいます。


2016年12月16日

新北陸トンネル 工事現場を公開 読売新聞 2016年12月16日


 北陸新幹線の未開業区間のトンネル工事現場が15日、報道陣に公開された。敦賀市~南越前町を貫く「新北陸トンネル」(約20キロ)で、掘削工事が進んでいる。同新幹線では飯山トンネル(長野県飯山市~新潟県上越市、約22キロ)に次いで2番目の長さとなる。
 新北陸トンネルは6工区に分けて工事が進んでおり、12月1日現在で5231メートル(進捗しんちょく率26・6%)まで掘り進められている。土木工事は2020年3月に完了予定で、その後、レールの敷設や電気工事が行われる。
 公開されたのは敦賀市葉原の現場。爆薬で岩盤を削り、割れた岩石をベルトコンベヤーで搬出しながら、高さ約7・7メートル、幅約9・5メートルの円筒形になるようコンクリートで整えていく。トンネル内では岩石をさらに小さく砕く破砕機やコンクリート加工を行う車両などを作業員が操作していた。同現場では1日8メートルほど掘削出来るという。建設主体である鉄道・運輸機構の小林寛明・敦賀鉄道建設所長は「沿線住民らにも注目されている工事だ。安全第一に慎重に実施していきたい」と話していた。


2016年11月17日

北陸新幹線「白山駅」に社長難色 朝日新聞 2016年11月17日 12:32


 北陸新幹線で、延伸工事中の金沢―敦賀(福井県)間に新駅の「白山駅」(石川県白山市)をつくる案について、JR西日本の来島達夫社長は「この時期になって新しい駅というのは難しい」と、駅の設置に難色を示した。16日の記者会見で述べた。新駅にはJR西の同意が必要で、議論の行方に影響を与えそうだ。
 白山駅の予定地近くにあるJR北陸線松任駅の特急利用者は、1日平均100〜200人にとどまる。新幹線も北陸線と似たルートを通るため、白山駅の利用者も「相当少なくなってしまう」(来島氏)との見解だ。追加投資が重荷になることも懸念材料だという。
 北陸新幹線は金沢から敦賀への延伸工事が進み、小松、加賀温泉、芦原温泉、福井、南越(仮称)の5駅をつくる予定だ。だが、10日の与党の検討委員会で金沢と小松の中間に「白山駅」をつくる案が示され、議論することになった。


2016年11月17日

JR西日本社長「白山駅は困難」 利用数の見通しに懸念示す 福井新聞 11月17日 08:33


 北陸新幹線の金沢駅と小松駅の中間に石川県が「白山駅」(仮称)の追加を求めていることについて、JR西日本の来島達夫社長は16日の定例記者会見で「2022年度末の敦賀開業に向け、限られた時間の中で工事が進んでいる。この時期になって、新しい駅というのは非常に難しい条件」との認識を示した。
 白山駅を巡っては、石川県の谷本正憲知事が今月10日、与党福井駅先行開業等検討委員会で提案。建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構は工期が7年8カ月〜9年3カ月、建設費は約100億〜150億円との試算を示した。工事実施計画の変更にはJRの同意が必要となる。
 来島社長は「新駅を造るにふさわしいかどうかは、これから国の議論になる」と前置きした上で、最寄りにある特急停車駅の松任駅の利用状況を基に「仮に新駅を造っても、利用数は相当少ないのではないか」と懸念を示した。
 また、新幹線の停車駅が一つ増えるとダイヤや速達性の問題が発生するほか、運行管理システムの手直しやコストアップにつながることを課題として挙げた。


2016年11月17日

白山駅設置「難しい」 北陸新幹線延伸、会見でJR西日本社長 北國新聞 11月17日 03:05


 JR西日本の来島達夫社長は16日、大阪市の本社で開いた定例会見で、北陸新幹線に白山駅を設置する構想について「新たに駅を追加するのは難しい」との見解を示した。来島社長は金沢以西で既に工事が始まっているほか、工事計画の変更や運行システムの変更にかかる時間や費用に見合う需要が見込めないと指摘した。 来島社長によると、北陸線松任駅は現在、特急列車の利用者数が一日当たり100〜200人と少ない。一方、新駅設置には国の工事実施計画を変更し、運行管理システムを見直すなどの作業が必要であり、来島社長は「仮に新駅をつくっても、利用者数が相当少ないという懸念がある。総合的に収支、採算が合うかどうかをクリアしなければいけない」と話した。 工事実施計画を変更するには、財源や収支採算性の確保のほか、JRの同意などが条件となっている。


2016年10月26日

進む札幌、敦賀、長崎への新幹線工事 最新の進捗状況 乗りものニュース 2016.10.26


 現在、北海道、北陸、九州の3路線3区間で工事が進む整備新幹線。その最新の整備状況が発表されました。
 武雄温泉~長崎間は96%工事着手
 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は2016年10月25日(火)、整備新幹線の建設状況について、情報を更新しました。
 これによると、10月1日(土)現在で建設中の整備新幹線は、工事実施計画の認可を受けた3路線3区間(延長約403km)。進捗状況は以下の通りです。
・北海道新幹線(新函館北斗~札幌):用地買収率3%、工事着手率30%
・北陸新幹線(金沢~敦賀):用地買収率58%、工事着手率59%
・九州新幹線(武雄温泉~長崎):用地買収率94%、工事着手率96%
※用地買収率は買収済面積÷要買収面積、工事着手率は着工延長÷工事延長


2016年6月21日

新幹線敦賀駅、国8結ぶ道路を整備 市が最短ルート案、バス待機場も 福井新聞 06月21日 18:24


 2022年度敦賀開業予定の北陸新幹線について敦賀市は20日、新幹線敦賀駅舎から国道8号バイパスまでのアクセス道路の計画図案を、市会新幹線対策特別委員会で示した。国道バイパスと新幹線駅舎とを最短で結ぶルートとしている。木ノ芽川との間に挟まれた新幹線の駅前広場については、限られた地形の中でタクシーやバスの待機場などを整備するとした。
 図案は市が現在計画しているもので、ルートの詳細や道路の構造、事業主体などについては今後、県やJR西日本、国交省、鉄道建設・運輸施設整備支援機構と協議を進めていく。
 アクセス道路の基本的な構造は片側1車線の2車線道路。新幹線駅前広場からきらめきスタジアムまでは、自転車歩行者道を設置する計画。


2016年6月18日

「動く歩道」は1メートル230万円 新幹線、敦賀駅設置で試算 中日新聞 06月18日 05:00


 北陸新幹線と在来線のホーム間の移動距離が二百メートルと見込まれる敦賀駅で、乗り換え利便性を確保する手段の一つとして検討されている「動く歩道」の費用が、幅、長さ各一メートル当たり二百三十万円になるとの試算を、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が十七日、明らかにした。
 東京都内で開かれた北陸新幹線の二〇二〇年度金沢−福井間先行開業などを目指す与党検討委員会で説明があった。会合は冒頭を除き非公開で、終了後に委員長の山本拓衆院議員らが説明した。
 敦賀駅の新幹線と在来線のホーム間は直線距離で百メートル、実際の移動距離は二百メートルになる。
 在来線の既存通路が五十五メートル、新幹線ホームへとつなぐ新設通路が六十メートルで、残りは新幹線ホームでの移動分となる。検討委では、技術的な問題から既存部分での動く歩道の設置は困難とされている。


2016年4月28日

敦賀駅の連絡通路に動く歩道要望 在来線と新幹線駅舎に距離 福井新聞 2016年4月28日午後5時20分


 北陸新幹線の駅舎利便性に関し25日に開かれた与党建設推進プロジェクトチーム(PT)の検討委員会で、福井県敦賀市は現駅舎からの連絡通路に「動く歩道」の設置を要望した。新幹線駅舎と現駅舎が200メートル離れているためで、市は乗客を二次交通の集中する駅西地区にスムーズに誘導、街中活性につなげることで、新幹線効果を創出したい考えだ。
 市が検討委員会に提示した整備イメージ図では、動く歩道は、新幹線コンコースや現駅舎~新幹線駅舎、現駅舎の跨線橋で要望。市によると、渕上隆信市長は現駅舎の跨線橋分については、ホームからのエスカレーターが接続しているため、技術的に難しいならカフェなどの店舗を置く案も求めた。
 動く歩道のほかに、新幹線駅舎は上下移動が20メートルほどになることから、エレベーターやエスカレーターを設置し、バリアフリー化することを要望。


2016年4月26日

北陸新幹線福井駅の拡張を提案 市長が与党PTに 福井新聞 04月26日 08:37


 北陸新幹線福井駅の利便性を確保するため東村新一福井市長は25日、駅の一部を東側に張り出して造るよう与党建設推進プロジェクトチーム(PT)の検討委員会に提案した。現計画で同駅は一つのホームの両側に上下線が走る1面2線(島式ホーム)で幅が狭いため、拡張によって広い通路や待合室の空間を確保できるとしている。
 新幹線福井駅の幅は約20メートルしかなく、島式ホームは北陸新幹線では福井駅のみ。このため、駅高架下に駅務室や待合室を造ると、ホームに向かう通路が狭くなるという。駅舎を東側に張り出す形にすると、拡張したスペースに駅務室などを収容でき、広い通路が確保できる。張り出し部分は、えちぜん鉄道福井駅に合わせ幅約17メートルで、長さは南北に最大80メートルを想定している。


2016年4月26日

利便性向上へ要望 新幹線駅整備で福井、敦賀市長 中日新聞 04月26日 05:00


 北陸新幹線の二〇二〇年度金沢−福井間先行開業などを目指す与党検討委員会が二十五日、東京都内であった。
 福井駅整備について、福井市の東村新一市長は駅東側に張り出し部分を設け、他の駅と同等の広さを確保することなどを要望した。敦賀市の渕上隆信市長も敦賀駅での乗り換え利便性に関して意見を述べた。
 福井駅は、在来線と新幹線が隣接している。建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構は在来線の中二階通路を新幹線方向へ延ばすことで乗り換え利便性を確保する方針。
 東村市長は、東側に隣接するえちぜん鉄道と重ならない部分に最大幅十七メートル、最長八十メートルの張り出し部分(三階構造)を設け、待合室や駅務室などを入れるよう要望。混雑を避けるため、ホームと改札を上下に結ぶ通路は現行計画から一カ所増やして三カ所とすることも求めた。


2016年1月7日

北陸新幹線工事進むも用地まだ7% 石川県は「白旗」福井先行開業に暗雲 福井新聞 2016年1月7日 17:42


 2023年春の北陸新幹線敦賀開業に向け、福井県内の工事が着々と進んでいる。15年度内には工事発注・着工率が約5割に達する。一方、県内の用地取得率(面積換算)は7%にとどまり、敦賀駅より2年前倒しして福井駅先行開業を目指す与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)の議論にも影響しそうだ。石川県側では谷本正憲知事が先行開業について「用地取得ができず無理だ」と述べ、事実上の“白旗”を揚げた。


2015年9月23日

新幹線駅からの眺めお先に、福井 共同通信 2015年9月23日(水)21時47分


 北陸新幹線で一部完成している福井駅高架を借りてローカル線えちぜん鉄道が定期運行を始めるのを前に23日、近隣住民向け試乗会が開かれた。約180人の参加者は、2023年春に延伸開業が見込まれる駅からの眺めを一足早く楽しんだ。
 福井県などによると、開業前の東海道新幹線で1963年、京都-新大阪間の一部を阪急電鉄が運行した例はあるが、整備新幹線の駅を他の鉄道が「前借り」するのは前例がないという。
 金沢-敦賀で建設中の北陸新幹線は、福井駅部分として高架約800mが既に完成。駅舎やホームなどは未設置だが、高架化を進めるえちぜん鉄道に18年秋まで貸し出すことになった。


2015年8月28日

<北陸新幹線>金沢-福井間、「20年度先行開業可能」 毎日新聞 8月28日(金)21時33分


 与党PTの作業部会が現行計画よりも2年前倒しの報告書
 与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT、座長・稲田朋美自民党政調会長)の作業部会は28日、2022年度開業予定の北陸新幹線金沢-敦賀間の延伸計画のうち、金沢-福井間については「20年度先行開業の可能性はある」とする報告書をまとめた。これを受けて国土交通省は同日、「早期開業に最大限努力する」との見解を示し、政府・与党は具体的な計画策定に乗り出す。
 政府・与党は今年1月、北海道新幹線の新函館北斗-札幌間の開業を当初計画より5年前倒しして30年度末に、北陸新幹線の金沢-敦賀間は3年前倒しして22年度末にすると決定した。また、北陸については金沢-福井間をさらに前倒しして先行開業する案について、与党で今夏までに検討を行うことにしていた。


2015年5月10日

北陸新幹線のルート変更を認可 ラムサール条約登録湿地を回避 福井新聞 2015年5月10日(日)08:06


 鉄道建設・運輸施設整備支援機構は8日、北陸新幹線金沢―敦賀間の中池見湿地(福井県敦賀市樫曲)付近のルート変更を、国から認可されたと発表した。変更ルートはラムサール条約に登録された同湿地を横切らないよう、従来のルートから南東方向に最大160メートルずらした。湿地に隣接する山を貫くトンネルの位置も高くして、地下水への影響を抑えている。
 北陸新幹線の県内ルートをめぐっては、2002年の環境影響評価(アセスメント)実施時に想定した「アセスルート」が集落を分断していたため、認可ルートは分断をできるだけ避けるよう湿地寄りに設定された。その結果、湿地の一部を横切る形となって環境への影響が懸念され、機構が専門家でつくる検討委を設けて調査してきた。
 変更されたルートは、検討委が「望ましい」と提言したアセスルートを基本に、従来のルートから南東にずらして湿地の横断を回避。さらに湿地南東にあり、水源の一つとなっている「深山(みやま)」を貫くトンネルについて、北側出入り口の位置を17メートルほど高くした。


2015年4月24日

北陸新幹線、福井先行開業に難題 九頭竜川橋や駅改修 福井新聞 2015年4月24日(金)08:25


 北陸新幹線の福井駅先行開業は2020年度を目指して与党内で検討が進んでいる。残された期間は約6年と短いが、九頭竜川に架ける橋の工期短縮や福井駅の改修、留置施設の整備などが必要になる可能性がある。一般的に2回の冬を越さなければならない試運転を含めれば、時間はさらに限られる。難題をどう克服するか。クリアすべき課題を洗い出した。


2015年4月6日

新幹線の福井先行開業は可能か えち鉄高架化もネック 中日新聞 2015年4月6日(月)05:00


 与党が今夏までに可否の判断を示す北陸新幹線金沢-福井間の2020年度先行開業。九頭竜川、手取川の架橋工事をはじめ、ハードルは高い。福井駅周辺で進むえちぜん鉄道の高架化事業との調整もその一つ。本当に先行開業は可能なのか。
◆工程に余裕なく期待できず
 三月十九日に与党が東京で開いた先行開業の可能性を探る検討委員会。県が配った資料には、えち鉄高架化と新幹線事業の工程表とともに、こんな一文が記されていた。
 「新幹線高架橋工事の一八年十月着工と四年半での完了は、埋蔵文化財調査の前倒し完了と工事の急速施工が前提」
 どういうことか。「(金沢-敦賀間の)三年前倒しは頑張ればいける。ただ、決して余裕があるわけではなく、ギリギリの工程ということです」。


2015年3月19日

福井県は北陸新幹線開業で幸せになれるか? 頑張れ、フクイラプトル!|三谷流構造的やわらか発想法 ダイヤモンド 2015年3月19日


 当初計画では東海道新幹線のバイパスの役割も
 2015年3月14日、北陸新幹線が開業しました。それに向けて首都圏ではテレビもイベントも、この1~2ヵ月は「北陸」一色です(少なくとも北陸出身の私にはそう見える(笑))。
 起案から実現までなんと50年。北陸新幹線は、官民一体となった北陸政財界の執念の賜(たまもの)といえるでしょう。
 でもこの北陸新幹線、最初の地元案(1965年)では、東京・新宿・甲府・松本・富山・金沢・福井・京都・大阪を結ぶルートで、全長550kmのものでした。
 このプランでわかることは2つ。
 ・北陸、に新潟は(ほとんど)含まれない。富山・石川・福井のこと
 ・東京から真西へ向かい、飛騨山脈をトンネルで突っ切って最短ルートを目指す
 です。これは東海道新幹線の全長(実キロ)515kmに対して、十分競争力のある短さであり、「いざというときの迂回ルート」の名目も立つものでした。
 しかし、北陸地方の人口の少なさ(3県あわせて300万人(*1))と、政治力の弱さ(北陸には田中角栄はいなかった)から、このプランはどんどん遅れ、かつ歪(いびつ)なものになっていきました。


2015年3月16日

北陸新幹線、敦賀・中池見湿地回避ルートに変更 鉄建機構、提言受け(北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ 2015年3月16日(月)08:16


 北陸新幹線金沢―敦賀間の認可ルートがラムサール条約に登録された中池見湿地(福井県敦賀市樫曲)を横切る問題で、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構は15日、湿地を横切らないよう計画を変更する考えを明らかにした。専門家による検討委員会の提言を踏まえた対応で、より環境への影響が少ないルートを今後検討する。政府・与党で合意した当初計画から3年早めた2023年春ごろ開業の予定は変えないとした。


2015年1月14日

<整備新幹線>北海道5年、北陸3年前倒し 正式決定 毎日新聞 2015年1月14日(水)19:05


 政府・与党は14日、整備新幹線検討委員会を開き、延伸3区間のうち北海道・新函館北斗-札幌間の開業時期を現行計画の2035年度から5年、北陸・金沢-敦賀間を同25年度から3年、それぞれ前倒しすると正式決定した。九州・武雄温泉-長崎間も22年度の開業予定を可能な限り早める。


2015年1月12日

新幹線開業前倒しは日本に何をもたらすか 鉄道最前線 東洋経済 2015年01月12日


政府・与党は1月8日、建設中の整備新幹線の開業時期を、北海道新幹線・新函館北斗―札幌間については5年、北陸新幹線・金沢―敦賀については3年、当初予定からそれぞれ前倒しすることを決めた。
工期短縮に必要な財源が確保できる見通しが立ったためで、北海道新幹線の札幌開業は2030年度、北陸新幹線の敦賀開業が2022年度に実現する。九州新幹線・武雄温泉―長崎間は年限を示さず、可能なかぎり前倒しするとしている。


2015年1月8日

金沢―福井、さらに前倒し検討 共同通信 2015年1月8日(木)9時48分


 政府・与党が、2026年春ごろの開業予定を3年早める方針を固めた北陸新幹線金沢―敦賀(福井県)のうち、金沢―福井をさらに2年程度前倒しする方向で検討していることが8日、関係者への取材で分かった。福井県など沿線自治体が求める20年東京五輪・パラリンピック開催を踏まえた福井駅までの先行開業を目指す。


2015年1月8日

<新幹線>福井延伸前倒し 20年五輪目指す…政府・与党 毎日新聞 1月8日(木)7時31分


 政府・与党は7日、整備新幹線として建設中の北陸新幹線・金沢-敦賀間について、開業を現行計画の2025年度から3年前倒しする方針を固め、このうち金沢-福井間はさらに前倒しして先行開業を目指す方向で最終調整に入った。20年に開催される東京五輪に間に合わせるため、5年程度の前倒しとする案が有力だ。また、整備新幹線の北海道新幹線・新函館北斗-札幌の開業時期については、現行計画(35年度)から5年前倒しする方針。


2014年12月24日

新幹線の敦賀延伸、3年前倒しへ 政府、与党が財源にめど 中日新聞プラス 2014年12月24日(水)05:00


 政府、与党は整備新幹線延伸区間のうち、北海道(新函館北斗-札幌)の開業時期を現行から五年程度、北陸(金沢-敦賀)を三年程度それぞれ前倒しする方針を固めた。建設費の国費負担分を増額するほか、JRが支払う施設使用料(貸付料)を担保にした借入金を増やし、財源を確保する。


2014年12月23日

葉原工区 来月から掘削 新幹線・新北陸トンネル 中日新聞 2014年12月23日(火)05:00


 敦賀市で初めてとなる北陸新幹線工事の安全祈願が二十二日、同市葉原で行われた。工事区間は、新北陸トンネル(敦賀市-南越前町、全長二十キロ)中の葉原工区(四・五キロ)で、来年一月から掘削工事が始まる。


2014年12月21日

新幹線高架をローカル私鉄が“間借り” 福井駅部にえちぜん鉄道乗り入れ 福井新聞 2014年12月21日(日)20:30


 福井県福井市の福井駅周辺のえちぜん鉄道を高架化する前に、既に完成している北陸新幹線福井駅部(約800メートル)に一時的に乗り入れるための工事が着々と進んでいる。11月末には福井駅部につながるスロープ約210メートルの橋脚が完成し、えち鉄が地上9メートルの高架上に乗り入れる姿がイメージできるようになった。来年中に新幹線高架をえちぜん鉄道が走ることになる。


2014年12月20日

整備新幹線開業を前倒し…政府・与党方針 読売新聞 2014年12月20日(土)9時17分


 政府・与党は建設中の整備新幹線のうち、北陸新幹線の金沢―敦賀(福井県)間(2025年度開業予定)の開業を3年、北海道新幹線の新函館北斗―札幌間(35年度開業予定)の開業を5年、それぞれ前倒しする方針を固めた。


2014年11月20日

新幹線 福井先行開業も 与党 年内にも協議開始 中日新聞 2014年11月20日(木)05:00


 北陸新幹線金沢-敦賀間の三年の工期短縮などを目指す政府・与党の作業部会の第三回会合が十九日、官邸であった。岡田直樹参院議員(石川選挙区)は、三年前倒しで生じる乗り換えの負担を和らげるため、福井の先行開業を検討するよう提案。年内にも与党内で協議を始めることになった。


2014年11月17日

開業3年前倒し要望 北陸新幹線、金沢—敦賀 促進同盟会、自民党に 北國新聞 2014年11月17日(月)15:41


 北陸新幹線建設促進同盟会(会長・石井隆一富山県知事)の一行は17日、自民党に対し、金沢—敦賀の開業3年前倒しを要望した。並行在来線への支援のほか、敦賀以西ルートの早期決定、大阪までのフル規格での整備促進も求めた。


2014年11月13日

敦賀でFGT実験線公開 北陸新幹線 中日新聞 2014年11月13日(木)05:00


 敦賀市泉にある北陸新幹線用のフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)開発施設「敦賀GCE実験線」が十二日、報道陣に公開された。模擬台車などの性能試験を既に始めており、年明けからは消雪技術開発の実験に乗り出す。試験は二〇一六年度末までの予定。 FGTは北陸新幹線敦賀開業時の二五年度に導入して敦賀以西の特急との乗り換えを不要とする計画。


2014年9月30日

新幹線敦賀駅は8階ビルの高さに 在来線ホームとの距離200m 福井新聞 2014年9月30日午前7時00分


 福井県議会は29日、新幹線・地域鉄道調査特別委員会を開き、北陸新幹線金沢―敦賀の早期開業などを議論した。理事者はJR敦賀駅に併設される新幹線駅の高さが8階建てビルに相当する地上24メートル、新幹線駅と現駅舎のホーム間の距離が約200メートルとなる見通しを示した。


2014年9月18日

敦賀にフリーゲージトレイン実験線 北陸新幹線延伸合わせ導入目指す 北陸新幹線 福井新聞 2014年9月18日午前7時10分


 JR西日本は17日、レール幅の広い新幹線と狭い在来線を直通運転できるフリーゲージトレイン(FGT、軌道可変電車)について、10月に車輪間隔を変えるための実験線を敦賀駅(福井県敦賀市)に設置し、2016年度から試験車を使って走行試験を始めると発表した。


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