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神戸市長田区 女児 殺害事件 君野康弘(49) わいせつ誘拐殺人切断


神戸市長田 女児 殺害事件 君野康弘(49) 無期に減刑 大阪高裁 2017年3月10日



兵庫県神戸市長田区で、2014年9月11日、小学 1年の女児(当時 6)が殺害された事件で、殺人とわいせつ目的誘拐、死体損壊 ・ 遺棄の罪に問われた、君野康弘被告(50)(無職)の控訴審判決が、2017年3月10日、行われ、大阪高裁 樋口裕晃裁判長は、「計画性がないことは重視すべきで、生命軽視の態度が甚だしく顕著とは言えない」と述べ、死刑とした一審神戸地裁の裁判員裁判判決を破棄、無期懲役を言い渡しました

殺害された被害者が 1人で、裁判員裁判の死刑判決が覆されたのは、これで 3件目で、過去 2件は強盗殺人、いずれも東京高裁が死刑を破棄して無期懲役とし、最高裁で確定しています


一審判決は、動機の身勝手さや殺害方法の残虐性を挙げ、生命軽視の姿勢が甚だしいとして、被害者 1人でも死刑が許容されると判断しましたが、大阪高裁 樋口裁判長は、わいせつ目的で誘拐したことが認定しましたが、発覚を免れるため殺害したことは、「非難を格段に高めるとは言えない」とし、殺害方法について「残虐性が極めて高いとした判断に賛同できない」と述べ、さらに、「声を掛けた時点で殺害を具体的に計画していたとは言えない」とし、非難の程度は弱まり、死刑が許容されるとは言えないと結論付けました

裁判員裁判の量刑判断を覆したことについては、「尊重すべきだが是正せざるを得ず、制度の趣旨を損なうものではない」と付言しています


大阪高裁 判決によると、君野康弘被告(50)は、2014年9月11日、兵庫県神戸市長田区の路上で「絵のモデルになってほしい」と女児に声を掛け、わいせつ目的で誘拐、同区の自宅アパートで首をロープで絞め、包丁で刺し殺害し、遺体を切断して自宅近くの草むらに遺棄しています




神戸市長田 女児 殺害事件 君野康弘(49) 死刑判決 2016年3月18日



兵庫県神戸市長田区で、2014年9月11日、小学 1年の女児(当時 6)が殺害された事件で、殺人とわいせつ目的誘拐、死体損壊 ・ 遺棄の罪に問われた、君野康弘被告(49)(無職)の裁判員裁判判決公判が、2016年3月18日、神戸地裁で行われ、佐茂(さも)剛裁判長は、「生命軽視の姿勢は顕著であり、性的欲望を満たすために生命を奪っている点から、その身勝手さは他に多くの例はない。殺害方法も残虐」などとして求刑通り死刑を言い渡しました


判決などによると、君野康弘被告(49)は、2014年9月11日午後3時半頃、自宅アパート近くの路上で、小学 1年女児(6)に、「絵のモデルになってほしい」と声を掛けて自宅に誘い入れ、ロープで首を絞めるなどして殺害。同月(2014年9月)16日頃までに、遺体を複数のビニール袋に入れて自宅近くの雑木林などに投棄しました


君野康弘被告(49)は、公判で、小学 1年女児(6)の殺害などを認める一方、わいせつ行為の有無についての問いには、「記憶がない」を繰り返し、弁護側の、「話し相手になってほしかっただけ」で、誘拐はわいせつ目的でなかったとの主張に対して、神戸地裁は、「話をするだけのために、人間関係のない女児をわざわざ自宅に招き入れたというのは不自然」と退け、わいせつ目的誘拐と認定しました


判決では、殺害手段の残虐性や執拗(しつよう)さなどにも触れ、「偶発的な犯行とはいえず、殺意は極めて強固」と指摘、今回と同じ被害者 1人の死刑判決とも比較し、「生命軽視の姿勢が甚だしく顕著である場合、死刑選択はありえる」と説明、「女児を性的欲望の対象にして生命を奪い、遺体をないがしろにした極めて悪質な犯行」と述べ、さらに、被害者参加制度で出廷し、極刑を求めた遺族の処罰感情や、地域住民に与えた不安なども挙げ、「死刑を回避すべき事情は見当たらない」と述べています


2009年の裁判員裁判制度導入以降、全国で 27人目、被害者 1人の場合では 4人目となる死刑判決で、弁護側は、「意見を受け入れられなかった。高裁の判断を仰ぎたい」として即日控訴しました



被害者 1人の場合の死刑判決について


死刑適用は、1983年の最高裁判決で、「永山基準」と呼ばれる死刑の適用基準を示し、動機や殺害手段、結果の重大性などを総合的に考慮するべきとしていますが、その後の傾向としては、被害者の数が最も重視され、被害者が 1人の場合、身代金目的などを除けば死刑を避ける判決が目立ちます

山口県光市、母子殺害事件では、被害者は母子 2人でしたが、2012年の最高裁判決で、「死刑回避を相当とするような特に有利にくむべき事情」がなければ死刑を科すとの判断が確定、犯罪被害者保護法の制定を受け、遺族らの感情を重視する傾向も強まってきています

君野康弘被告(49)の量刑判断で裁判員らは、動機や殺害行為などから死刑に問えるのかを検討した結果、「性的欲求を満たすためで(殺害方法には)執よう性も認められる。生命軽視は顕著」などとして死刑に当たると判断しました

2009年に裁判員裁判が始まって以降、1人殺害で死刑判決を受けたのは君野被告の他に 3人で、控訴を取り下げた 1人を以外は、一般市民の裁判員が不在の、職業裁判官だけで裁く高裁段階で死刑判決が破棄されています

強盗殺人罪などに問われた 2人の事例では、東京高裁は、2013年、いずれも判例との比較から、「前科を重視しすぎ」などとして無期懲役に減刑、最高裁も支持して確定しています

君野康弘被告(49)の弁護側は、死刑判決を受けて大阪高裁に即日控訴、公判で同種事件との比較から「重くても長期の懲役刑が妥当」と主張しており、市民感覚を取り入れるために導入されたはずの裁判員の選択を、大阪高裁がどのように判断するのか注目されます




神戸市長田 女児 殺害事件 君野康弘(49) わいせつ誘拐殺人切断 2016年3月11日



兵庫県神戸市長田区で、2014年9月11日、小学 1年の女児(当時 6)が殺害された事件で、殺人とわいせつ目的誘拐、死体損壊 ・ 遺棄の罪に問われた、君野康弘被告(49)(無職)の裁判員裁判が、2016年3月7日、神戸地裁(佐茂剛裁判長)で行われ、君野康弘被告(49)は、「わいせつ目的で誘拐した記憶はありませんが、その他の事実には間違いありません」と述べ、わいせつ目的誘拐罪は否認したものの、殺人、死体遺棄、死体損壊の三つの罪は認めました


一方、君野康弘被告(49)は、小学 1年女児を殺害した動機については、「殺害して、女の子の体に触りたいと思った」などと述べ、殺害や死体損壊に関して、「女の子の体に興味があった。殺害前だと(女児が)叫んでばれると思った」などと説明、殺害状況については、「ロープで思い切り首を絞め、ぐったりした。確実に殺すため包丁で4回刺した」等、小学 1年女児の正面からビニールひもで首を絞め、うつぶせにして包丁で刺したと様子を語り、声を掛けた理由については、「交流サイトを退会させられ、話し相手がいなくてさびしかった」と話しています


起訴状によると、君野康弘被告(49)は、2014年9月11日午後3時半頃、神戸市長田区名倉町2の路上で、「絵のモデルになってほしい」などと女児に声をかけ、わいせつ目的で近くのアパート自室に誘い込み、首をナイロンテープで絞め、包丁で刺すなどして殺害、2014年9月16日頃までの間に遺体をバラバラに切断、複数のポリ袋に入れ、アパート近くの草むらに捨てたとされます


検察側は冒頭陳述で、君野被告がインターネット上で少女とのチャットが、2014年8月25日に管理者から停止させられたことや、2014年8月26日以降、昼夜を問わずアダルトサイトを視聴していたことを指摘、遺体の損壊状況や、「女児を尾行し、自宅に連れ込むまで会話していないなどわいせつ目的は明白」、「過去に強制わいせつ事件などを起こしており、犯罪傾向は根深く、更生は困難」とし、「従来から被害者が1人でも死刑は相当数ある」「残虐、冷酷極まりない犯行で、生命軽視は甚だしい」と述べ、死刑を求刑しました

また、被害者参加制度を使って出廷した女児の母親は「命をもって償ってほしい」と訴えています


弁護側は、「被告は女児に話し相手になってほしいと思った。当時はアルコール依存症で、犯行は衝動的なものだった」と主張、わいせつ目的ではなく未成年者誘拐にとどまると反論、「偶発的で計画性はなく、懲役 25~30年が相当。わいせつ目的が認められたとしても無期懲役までにすべきだ。被告は反省しており、更生の可能性がある」と主張しています


君野康弘被告(49)は、事件当時に酒を飲んでいた他、切断遺体が入っていたポリ袋に自分のたばこの吸い殻や通院先の診察券も入っていたなど不自然な点があり、地検は約 3ヶ月間の鑑定留置で精神鑑定を実施、刑事責任能力はあったとして、2015年1月に起訴されました


君野康弘被告(49)の知人らによると、君野康弘被告(49)は、高校時代まで鹿児島県の父親の実家で生活、高校卒業後いくつかの職を経て、2008年頃には神戸市へ移り住みましたが、酒に酔って近隣住民とトラブルを起こすこともあり、兵庫区や長田区のアパートを転々としていたということです

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関連記事

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関連記事を下記に紹介します



2017年3月10日

<神戸・小1女児殺害>母「前例だけ理由に…」悔しさにじむ 毎日新聞 2017年3月10日 13:58


 大阪高裁判決は死刑破棄 母「到底受け入れられない」
 幼い命を理不尽に奪った被告に対し、司法が出した結論は無期懲役だった。神戸市長田区の小1女児殺害事件で、裁判員裁判が選択した死刑を破棄した10日の大阪高裁判決。「判決は到底受け入れられない」。女児(当時6歳)の母親(32)は談話を出し、事件の計画性を重視する先例を踏襲した判決を厳しく批判した。
 午前11時過ぎ、高裁201号法廷。君野康弘被告(50)は、オレンジ色のカーディガンに灰色のスエットズボン姿で入廷した。
 「被告人を無期懲役とする」。樋口裕晃裁判長が主文を読み上げると、君野被告は証言台の前で直立したままだった。女児の母親は被告や傍聴席との間に仕切りが設けられた席に座り、様子は分からなかった。判決の瞬間、傍聴席は一瞬ざわつき、ため息が漏れた。
 母親は控訴審でも被害者参加制度を利用。裁判官に遺族の無念さを述べ、「被告は死をもって犯した罪を償ってほしい」と訴えた。


2017年3月10日

女児殺害、二審は無期=裁判員判決の死刑破棄―「計画性ない」・大阪高裁 時事通信 2017年3月10日 13:18


 神戸市長田区で2014年9月、小学1年の女児=当時(6)=が殺害された事件で、殺人と死体損壊・遺棄、わいせつ目的誘拐の罪に問われた無職君野康弘被告(50)の控訴審判決が10日、大阪高裁であった。樋口裕晃裁判長は「計画性がないことは重視すべきで、生命軽視の態度が甚だしく顕著とは言えない」と述べ、死刑とした一審神戸地裁の裁判員裁判判決を破棄し、無期懲役を言い渡した。
 殺害された被害者が1人で、裁判員裁判の死刑判決が覆されたのは3件目。過去2件は強盗殺人で、いずれも東京高裁が死刑を破棄して無期懲役とし、最高裁で確定している。
 一審判決は、動機の身勝手さや殺害方法の残虐性を挙げ、生命軽視の姿勢が甚だしいとして、被害者1人でも死刑が許容されると判断した。
 樋口裁判長は、わいせつ目的で誘拐したと認定したが、発覚を免れるため殺害したことは「非難を格段に高めるとは言えない」と判断。殺害方法について「残虐性が極めて高いとした判断に賛同できない」と述べた。


2017年3月10日

【神戸女児殺害】「主文、原判決を破棄する」 君野被告、極刑回避も微動だにせず 産経新聞 2017年3月10日 12:59


 判決公判に臨んだ君野康弘被告はこの日、オレンジ色のカーディガンにグレーのズボン姿で入廷。傍聴席を見た後、弁護人の前の椅子に静かに腰を下ろした。樋口裕晃裁判長から促されて証言台の前に立つと、背筋を伸ばして正面を見据えた。
 「主文、原判決を破棄する。被告人を無期懲役に処する」。待ち望んだ死刑回避の判断だったが、君野被告は微動だにせず直立したままだった。その後は証言台の前の椅子に座り、判決文の朗読に耳を傾けた。
 一方、死刑が相当と主張してきた検察官は終始硬い表情で、メモをしながら判決理由を聞いた。


2017年3月10日

【兵庫】小1女児殺害の君野被告 2審は無期懲役 ABC NEWS 2017年3月10日 12:57


 3年前、神戸市長田区で小学1年の女の子が殺害された事件の裁判で、大阪高裁は1審の死刑判決を破棄し、被告の男に無期懲役を言い渡しました。
 長田区の無職・君野康弘被告(50)は2014年9月、近所に住む当時小学1年の女の子に声をかけ、わいせつ目的で自宅に誘い込み首を絞めるなどして殺害。遺体を自宅近くの雑木林に遺棄した罪などに問われていました。1審で神戸地裁は、「犯行は残虐で、生命軽視の姿勢が甚だしい」と非難し、求刑どおり死刑を言い渡しましたが、2審で弁護側は、「わいせつ目的の誘拐」は証拠に基づいておらず、死刑判決は正義に反すると主張していました。大阪高裁は判決で、「わいせつ目的」は認めた上で、殺害に計画性がないことなどを考慮せず死刑を選択した判断は、「是認できない」などと指摘。1審の死刑判決を破棄し、無期懲役に減刑する判決を下しました。


2017年3月10日

<神戸・小1女児殺害>「市民の目線どこに」 死刑破棄に 毎日新聞 2017年3月10日 12:00


 大阪高裁、市民感覚取り入れた裁判員裁判の1審判決破棄
 神戸市長田区で2014年、小学1年の女児(当時6歳)が殺害された事件で、大阪高裁(樋口裕晃裁判長)は10日、殺人やわいせつ目的誘拐などの罪に問われた無職、君野康弘被告(50)を求刑通り死刑とした裁判員裁判の1審・神戸地裁判決を破棄し、無期懲役を言い渡した。プロの裁判官による大阪高裁判決は、市民感覚を取り入れた死刑判断を覆した。
 最高検によると、2009年に導入された裁判員裁判が死刑判決を言い渡したのは29件(今年1月現在)。被害者が1人のケースは、神戸女児殺害事件のほかに3件あった。
 被告が控訴を取り下げた岡山の事件を除く東京と千葉の2事件は、職業裁判官のみで審理された高裁段階で、計画性がなかった点などが重視されて無期懲役になった。
 最高裁は15年2月、いずれの控訴審判決も支持。市民が加わった裁判員裁判であっても、「究極の刑罰」の死刑適用には過去の量刑判断とのバランスに配慮するよう求めた。


2017年3月10日

<神戸・小1女児殺害>またも死刑破棄 傍聴席、ため息漏れ 毎日新聞 2017年3月10日 11:45


 大阪高裁判決「被告人を無期懲役とする」
 幼い命を理不尽に奪った被告に対し、司法が出した結論は無期懲役だった。神戸市長田区の小1女児殺害事件で、裁判員裁判が選択した死刑を破棄した10日の大阪高裁判決。「私たち家族が『娘を返してほしい』と望んでも、もうかなうことはない」。女児(当時6歳)の母親(32)は控訴審の中で、やりきれない胸の内を吐露してきた。判決の瞬間、傍聴席は一瞬ざわつき、ため息が漏れた。
 午前11時過ぎ、高裁201号法廷。君野康弘被告(50)はオレンジ色のカーディガンに灰色のスエットズボン姿で入廷した。
 「被告人を無期懲役とする」。樋口裕晃裁判長が主文を読み上げると、君野被告は証言台の前で直立したままだった。女児の母親は被告や傍聴席との間に仕切りが設けられた席に座り、様子は分からなかった。


2016年3月18日

女児の母親がコメント「思いくんでもらった」 神戸新聞 2016/3/18 22:37


 君野被告に死刑判決が言い渡されたことを受け、女児の母親は18日、代理人弁護士を通じて「私たちの思いをくみ取っていただいた。今日の判決を娘に報告したい」とのコメントを発表した。
 女児の母親と祖母は、審理のあった計5日間、被害者参加制度を利用して法廷に足を運んだ。「精神的に大きな負担だったが、娘のため、全ての期日に参加した」。公判中、傍聴席では関係者が女児の遺影を掲げ続け、「娘に見守ってもらっているような、励ましてもらっているような感覚を受けた」とした。
 一方で、「判決を聞いても娘を守ってやれなかった、申し訳なかったという思いが消えることはない」とも述べ、被告には「娘の味わった痛み、苦しみ、恐怖、絶望を十分に分かった上で償ってほしい」と望んだ。


2016年3月18日

被告身じろぎせず 神戸・長田女児殺害事件公判 神戸新聞 2016/3/18 22:28


 神戸地裁で最も広い101号法廷。君野被告は緊張のためか、体を小刻みに震わせて弁護側の席へ。証言台に座ると、佐茂剛裁判長は主文に先立ち、判決理由の朗読を始めた。
 弁護側が争ったわいせつ目的誘拐については「飲酒して話をするだけのために(女児を)自宅に招き入れたのは不自然で、供述は信用できない」と退けた。飲酒の影響についても「斟酌(しんしゃく)すべき点はなく、身勝手さや攻撃性に十分に向き合っていない」と断じた。
 両手を膝に置いて座ったままの君野被告。「死刑に処する」と告げられても、正面を見据えて身じろぎすることはなかった。
 事件の裁判員裁判では女児の母親と祖母が被害者参加制度を利用し、全公判を傍聴した。君野被告はわいせつ行為の有無などを問われても「記憶がない」と繰り返し、遺族は「ちゃんと事実を聴けていない」と訴えていた。


2016年3月18日

裁判員 苦渋の極刑 評議5日で県内初の判断 神戸新聞 2016/3/18 22:23


 裁判官との評議を重ね、裁判員が出した結論は極刑だった。神戸市長田区で小1女児が殺害された事件で、神戸地裁は18日、兵庫県内の裁判員裁判で初の死刑を言い渡した。「極めて悪質で、殺害の身勝手さは例を見ない」。身動きもせず、じっと聞き入る君野康弘被告(49)。閉廷後、裁判員は「夜も寝られないほど悩んだ」と胸の内を打ち明け、遺族はあらためて娘の冥福を祈った。
 「みんなで話し合った結果」。判決後、会見した裁判員と補充裁判員計8人は、導き出した結論について、納得の言葉を口にした。ただ、「精神的な負担が大きかった」と、重い決断を下した苦しさも吐露した。
 「納得して結論を出せるように臨んできた」。裁判員の男性会社員(28)は、審理を終えた心境をそう語った。20代の女性裁判員は「大きな罰を科すかどうかではなく、どれだけ話し合って結論を出せるかに重きを置いた。(君野被告には)判決を受け止めてほしい」と話した。ただ、「人の命を奪うような判決に、言葉が出ない」とも話し、複雑な心境を明かした。


2016年3月18日

神戸・長田女児殺害事件公判 被告に死刑判決 神戸新聞 2016/3/18 21:33


 神戸市長田区の小1女児殺害事件で、殺人や死体遺棄、わいせつ目的誘拐などの罪に問われた無職君野康弘被告(49)=同市長田区=の裁判員裁判判決公判が18日、神戸地裁であった。佐茂(さも)剛裁判長は「生命軽視の姿勢は顕著であり、性的欲望を満たすために生命を奪っている点から、その身勝手さは他に多くの例はない。殺害方法も残虐」などとして求刑通り死刑を言い渡した。同地裁の裁判員裁判では初の死刑判決となり、被害者1人の事件で死刑としたのは全国4例目。弁護側は即日控訴した。
 判決では、殺害方法などに触れ「偶発的な犯行とはいえず、殺意は極めて強固」と非難。その上で、今回と同じ被害者1人の死刑判決とも比較し、「生命軽視の姿勢が甚だしく顕著である場合、死刑選択はありえる」と説明した。


2016年3月18日

神戸・長田女児殺害事件公判 裁判員一問一答 神戸新聞 2016年3月18日 18:53


 2014年9月に神戸市長田区で起きた小1女児殺害事件で、殺人や死体遺棄、わいせつ目的誘拐罪などに問われた君野康弘被告(49)に死刑判決を言い渡した18日の神戸地裁判決を受け、閉廷後に裁判員ら8人が会見した。主なやりとりは次の通り。
 −結審から1週間、今日の判決をどう迎えたか。
 40代男性補充裁判員 (検察側の)死刑求刑から約1週間。重い求刑を受け入れられるか葛藤がありました。
 −裁判員制度の課題や改善点で気付いたことは。
 20代女性裁判員 重たい事件だったので、精神的に負担が大きかった。制度の趣旨は分かるが、事件の内容があまりにも重い場合には、国民の参加を避けるべき時もあるのでは、と思いました。


2016年3月18日

<神戸女児殺害>49歳被告に死刑…残虐性を重視 地裁判決 毎日新聞 03月18日 15:47


 神戸市長田区で2014年9月、小学1年の女児(当時6歳)が殺害された事件で、殺人とわいせつ目的誘拐、死体損壊・遺棄の罪に問われた君野康弘被告(49)の裁判員裁判の判決公判が18日、神戸地裁であった。佐茂剛裁判長は「女児を性的欲望の対象にして生命を奪い、遺体をないがしろにした極めて悪質な犯行」と述べ、求刑通り死刑を言い渡した。弁護側は即日控訴した。
 裁判員裁判が導入された09年以降、殺害された被害者が1人で死刑判決が出たのは4例目。公判で、君野被告は殺害や死体の損壊・遺棄の起訴内容は認めた一方、誘拐時のわいせつ目的は否認し、計画的な犯行ではなかったと主張。死刑が選択されるかや、わいせつ目的が認められるかが争点だった。
 佐茂裁判長は死刑とした理由について、「殺害被害者が1人であっても、犯行全体として生命軽視の姿勢が甚だしく顕著である場合はあり得る」としたうえで、殺害手段の残虐性や執拗(しつよう)さに言及。遺族の処罰感情や地域住民に与えた不安感も加味し「死刑は十分許容される」と判断した。


2016年3月18日

神戸女児殺害 被告に死刑判決 神戸新聞 2016年3月18日 15:36


 2014年9月に神戸市長田区で起きた小1女児殺害事件で、殺人や死体遺棄、わいせつ目的誘拐などの罪に問われた君野康弘被告(49)の裁判員裁判判決公判が18日、神戸地裁であった。佐茂(さも)剛裁判長は求刑通り死刑を言い渡した。09年の裁判員裁判の制度導入以降、同地裁で初の死刑判決となり、全国27人目。被害者1人の場合では4人目となった。
 同被告は公判で女児の殺害などを認める一方、誘拐はわいせつ目的でなかったと主張。動機の悪質性や殺害行為の程度についても争われた。
 起訴状などによると、君野被告は14年9月11日午後3時半ごろ、自宅アパート近くの路上で「絵のモデルになってほしい」と小学1年の女児=当時(6)=に声を掛けて自宅に誘い入れ、ロープで首を絞めるなどして殺害。同月16日ごろまでに、遺体を複数のビニール袋に入れて自宅近くの雑木林などに投棄したとされた。


2016年3月18日

神戸・長田女児殺害で死刑判決 被告側即日控訴 神戸新聞 2016/3/18 15:32


 2014年9月に神戸市長田区で起きた小1女児殺害事件で、殺人や死体遺棄、わいせつ目的誘拐などの罪に問われた君野康弘被告(49)の裁判員裁判判決公判が18日、神戸地裁であった。佐茂剛裁判長は求刑通り死刑を言い渡した。09年の裁判員裁判の制度導入以降、同地裁で初の死刑判決となり、全国27人目。被害者1人の場合では4人目となった。
 弁護側は「意見を受け入れられなかった。高裁の判断を仰ぎたい」として即日控訴した。
 同被告は公判で女児の殺害などを認める一方、誘拐はわいせつ目的でなかったと主張していた。しかし、判決はわいせつ目的誘拐と認定し、「慎重に検討しても死刑を回避する事情はない」とした。
 判決などによると、君野被告は14年9月11日午後3時半ごろ、自宅アパート近くの路上で「絵のモデルになってほしい」と小学1年の女児=当時(6)=に声を掛けて自宅に誘い入れ、ロープで首を絞めるなどして殺害。同月16日ごろまでに、遺体を複数のビニール袋に入れて自宅近くの雑木林などに投棄した。


2016年3月11日

神戸・小1女児殺害、君野康弘被告に死刑求刑 読売新聞 2016年3月11日 13:16


 神戸市長田区で2014年9月、小学1年の女児(当時6歳)が殺害された事件で、殺人罪などに問われた無職君野康弘被告(49)の裁判員裁判第5回公判が11日、神戸地裁であり、検察側は死刑を求刑した。
 論告では「残虐、冷酷極まりない犯行で、生命軽視は甚だしい」と述べた。弁護側は最終弁論で重くても無期懲役が妥当とし、審理は終結した。判決は18日。
 君野被告は、殺人、死体遺棄、死体損壊の三つの罪を認め、「話し相手がほしかった」などとわいせつ目的誘拐罪を否認している。
 検察側は論告で「女児を尾行し、自宅に連れ込むまで会話していないなどわいせつ目的は明白」と主張。「無限の未来を奪われた女児の苦痛は絶大。通り魔的な犯行で社会にも不安を与えた。過去に強制わいせつ事件などを起こしており、犯罪傾向は根深く、更生は困難」とし、「従来から被害者が1人でも死刑は相当数ある」と強調した。
 被害者参加制度を使って出廷した女児の母親は「命をもって償ってほしい」と訴えた。


2016年3月10日

神戸女児殺害 母親「許さない」 毎日新聞 2016年3月10日 11:52


 神戸市長田区で2014年9月、小学1年の女児(当時6歳)が殺害された事件で、殺人とわいせつ目的誘拐などの罪に問われた無職、君野康弘被告(49)の裁判員裁判が10日、神戸地裁(佐茂剛裁判長)で開かれた。検察側の証人として女児の母親が「娘の死を知ったときはどん底に突き落とされた。絶対に被告を許さない」などと証言した。
 母親は検察側の質問に応じる形で「14年2月に生まれたばかりの妹をうれしそうにだっこして、あやしてくれた」「卒園式のときには将来の夢はケーキ屋さんになりたいと言っていた」などと娘との思い出を語った。祖母も心情について意見陳述。「(孫が)どんな思いをしたかを考えると胸が張り裂ける。生きてかえってくるなら何も望まない」と涙声で話した。11日に論告求刑があり、18日に判決が言い渡される予定。


2016年3月8日

体を触りたかった…神戸小1殺害 ABC NEWS  3月08日 19:07


 おととし、神戸市長田区で小学1年生の女の子をわいせつ目的で誘拐し、殺害した罪などに問われている男の裁判で、男は殺害理由について、「女の子の体を触りたかったから」と話しました。
 君野康弘被告(49)は、おととし9月、神戸市長田区で、当時小学1年生の女の子に声をかけ自宅に連れ帰って殺害。遺体を切断して雑木林に遺棄した罪などに問われています。君野被告は7日の初公判で殺害について認めたものの、「わいせつ目的で誘拐した記憶はない」と起訴内容の一部を否認しました。8日の公判では被告人質問が行われ、弁護人が、「なぜ殺したのか」と質問すると、君野被告は、「女の子の体に触りたかった。殺害しないと叫んで通報されると思ったから」と答えました。少女の正面からビニールひもで首を絞め、うつぶせにして包丁で刺した。公判では、君野被告自身の口からは残忍な犯行の一部始終が語られました。また、誘拐した目的については、「話がしたかった」と、わいせつ目的を改めて否定しました。判決は今月18日に言い渡される予定です。


2016年3月8日

「殺害して、体触りたかった」=小1女児殺害で被告人質問-神戸地裁 時事通信 2016年3月8日(火)15時52分


 神戸市長田区で2014年9月、小学1年女児=当時(6)=が殺害された事件で、殺人や死体損壊、わいせつ目的誘拐などの罪に問われた無職君野康弘被告(49)の裁判員裁判の公判が8日、神戸地裁(佐茂剛裁判長)であった。被告人質問で、君野被告は殺害した動機について、「殺害して、女の子の体に触りたいと思った」などと述べた。
 君野被告は殺害や死体損壊に関して、「女の子の体に興味があった。殺害前だと(女児が)叫んでばれると思った」などと説明した。殺害状況については「ロープで思い切り首を絞め、ぐったりした。確実に殺すため包丁で4回刺した」と詳述した。


2016年3月8日

小1女児殺害で被告人質問、神戸 共同通信 2016年3月8日(火)11時43分


 神戸市長田区で2014年9月、市立小1年の女児=当時(6)=が殺害された事件で、殺人や死体損壊、わいせつ目的誘拐などの罪に問われた君野康弘被告(49)は8日、神戸地裁(佐茂剛裁判長)の裁判員裁判公判で、弁護側の被告人質問に「殺して女児の体を触りたかった」と殺害の動機を述べた。
 君野被告は女児に声を掛けた理由について「交流サイトを退会させられ、話し相手がいなくてさびしかった」と話し、女児が家までついてきたのは予想外だったとした。
 寝室に招いてジュースを与え、焼酎を飲んだ後に「いたずらをしたい」という気持ちが芽生えたという。


2016年3月7日

遺族「真実を語ってほしい」 神戸・女児殺害初公判 朝日新聞 03月07日 16:52


 神戸市長田区で2014年9月、小学1年の女児(当時6)が殺害された事件の裁判員裁判が7日、神戸地裁で始まった。無職の君野康弘被告(49)は殺人と死体遺棄、死体損壊の罪を認め、わいせつ目的誘拐については「記憶はありません」と否認した。
 君野被告は丸刈りに黒のジャケット姿。無精ひげが目立つ。被告人席に座ると体を上下に揺らし、落ち着かない様子。罪状認否は、ぼそぼそとした口調で述べた。「わいせつ目的で誘拐した記憶はありません」
 君野被告の知人らによると、被告は高校時代まで鹿児島県の父親の実家で生活。卒業後いくつかの職を経て、08年ごろには神戸市へ移り住んだ。酒に酔って近隣住民とトラブルを起こすこともあり、兵庫区や長田区のアパートを転々としていたという。


2016年3月7日

神戸小1殺害 わいせつ目的は否認 朝日新聞 03月07日 12:57


 神戸市長田区で2014年9月、小学1年の女児(当時6)が殺害された事件の裁判員裁判が7日、神戸地裁で始まった。無職の君野康弘被告(49)は殺人と死体遺棄、死体損壊の罪を認め、わいせつ目的誘拐については「記憶はありません」と否認した。
 起訴内容によると、君野被告は14年9月11日午後3時半ごろ、自宅アパートの近くを歩く女児にわいせつ目的で近づき、「絵のモデルになって」と声をかけて自室に誘い込み、首をロープで絞めるなどして殺害。遺体を傷つけて複数のポリ袋に入れ、近くの雑木林などに遺棄したとされる。


2016年3月7日

49歳男、わいせつ誘拐否認=小1女児殺害は認める―神戸地裁 時事通信 03月07日 12:34


 神戸市長田区で2014年9月、小学1年女児=当時(6)=が殺害された事件で、殺人と死体損壊・遺棄、わいせつ目的誘拐の罪に問われた無職君野康弘被告(49)の裁判員裁判の初公判が7日、神戸地裁(佐茂剛裁判長)であった。君野被告は「わいせつ目的で誘拐したか記憶はないが、その他の事実は間違いない」と述べ、わいせつ目的を否認する一方で、殺人など大半の起訴内容を認めた。判決は18日の予定。
 検察側は冒頭陳述で、君野被告が「圧倒的な量のアダルトサイトを事件当日まで見続けていた」と指摘し、誘拐はわいせつ目的と主張した。
 弁護側も冒頭陳述を行い、「犯行は衝動的で、誘拐時に性的興奮状態にあったとは言えない」などと反論し、未成年者誘拐罪が相当と訴えた。


2016年3月7日

<神戸地裁>被告、女児殺害認める わいせつ目的は否認 毎日新聞 03月07日 11:15


 神戸市長田区で2014年9月、小学1年の女児(当時6歳)が殺害された事件で、殺人とわいせつ目的誘拐、死体損壊・遺棄の罪に問われた無職、君野康弘被告(49)の裁判員裁判の初公判が7日、神戸地裁(佐茂剛裁判長)であった。君野被告は「わいせつ目的で誘拐した記憶はありませんが、その他の事実には間違いありません」と述べ、わいせつ目的を否認したものの殺害や死体の損壊・遺棄の起訴内容は認めた。
 起訴状によると、君野被告は14年9月11日午後3時半ごろ、同区名倉町2の路上で「絵のモデルになってほしい」などと女児に声をかけ、わいせつ目的で近くのアパート自室に誘い込んだ。その後、首をナイロンテープで絞め、包丁で刺すなどして殺害。同16日ごろまでの間に遺体を切断して複数のポリ袋に入れ、アパート近くの草むらに捨てたとされる。


2016年3月7日

神戸・長田女児殺害初公判 わいせつ目的を否定 神戸新聞 03月07日 10:21


 2014年9月に神戸市長田区で起きた小1女児殺害事件で、殺人や死体遺棄、わいせつ目的誘拐などの罪に問われた無職君野康弘被告(49)の裁判員裁判初公判が7日、神戸地裁(佐茂剛裁判長)で開かれた。同被告は殺人罪などを認めた上で「わいせつ目的で誘拐した記憶はない」と起訴内容の一部を否認した。判決は18日の予定。
 冒頭陳述では同被告にわいせつ目的があったのかについて検察、弁護側が主張を繰り広げた。検察側は「事件直前まで幼女、少女関連を含むアダルトサイトを視聴。わいせつ目的で幼女を襲った誘拐殺人」と指摘。弁護側は「アダルトサイトのうち幼女関連は特に多くない。誘拐時にわいせつ目的はなく、未成年者誘拐にとどまる」と反論した。女児の殺害や遺体の遺棄については弁護側も認めた。


2016年3月5日

【神戸小1女児殺害】猟奇的な犯行…真相明らかになるか 7日裁判員裁判初公判 産経新聞 03月05日 20:09


 神戸市長田区で平成26年9月、市立小1年の女児=当時(6)=が殺害された事件で、無職、君野康弘被告(49)の裁判員裁判が7日、神戸地裁(佐茂剛裁判長)で始まる。君野被告は殺人や死体遺棄罪を認める一方、誘拐罪は「わいせつ目的」を否定しているとされ、動機面は明らかにされていない。切断遺体を複数のポリ袋で遺棄した猟奇的な内心も謎のままだ。真相は明らかになるのか。法廷での君野被告の供述が注目される。
 事件は女児が行方不明となってから13日目の26年9月23日夕、急転した。神戸市長田区の雑木林で捜索中の兵庫県警の捜査員が異臭に気づいた。複数のポリ袋に子供の遺体が小分けされていた。ポリ袋の中には男の名前が記載された診察券もあった。翌24日、遺棄現場から約30メートルに住む君野被告が逮捕された。


2016年3月4日

【神戸小1女児殺害】「何より真実が知りたい」「娘が着ていた洋服、人形はそのまま」 初公判前に母親が心境 産経新聞 03月04日 20:24


 神戸市長田区で平成26年9月、市立小1年の女児=当時(6)=を殺害したなどとする殺人や死体遺棄罪などに問われた無職、君野康弘被告(49)の裁判員裁判が7日から始まるのを前に、女児の母親が4日、弁護士を通じてコメントを寄せた。全文は次の通り。
 娘の事件について裁判が始まります。
 私たち遺族は、いまだに娘の死を受け入れることはできていません。娘が着ていた洋服、娘が気に入っていた人形はそのまま置いてあります。何も悪いことをしていない娘がなぜ殺されなければならなかったのか、全く納得できていません。


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