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宮崎マッサージ店強姦事件 強姦ビデオ 加害者弁護士 被害女性脅す


宮崎マッサージ店強姦事件 「強姦ビデオ」を元に 被害女性を脅す 2015年1月17日



「被害女性が「被告側弁護士から『暴行の様子を撮影したビデオがある。告訴を取り下げれば処分する』と脅された」と証言した。被告側の男性弁護士は取材に対し「選択肢として提示した。脅されたと思われるなら仕方ない」と交渉の事実関係を認めた」

「 2015年1月17日の毎日新聞の報道 」 より



宮崎地裁はビデオ原本の提出を要求


宮崎地裁(滝岡俊文裁判長)は、2015年6月25日の論告求刑公判で、被告の男に現在も所持しているビデオの原本の提出を要求、検察側は、「(ビデオの所持は)被害者が重大な苦痛を強いられ、著しく正義に反する」としてビデオ原本の没収と併せ懲役13年を求刑しました


宮崎強姦事件 加害者側弁護士 懲戒請求 約1万5000人


懲戒請求を行ったのは、性暴力ゼロをめざす東京都内のNPO法人「しあわせなみだ」の中野宏美代表で、加害者側の弁護人が被害者側に対して「被害時のビデオの処分と引き換えに、示談金なしで告訴を取り下げるよう要求」したとして、「被告側の弁護として明らかに不適切」と非難しています


中野代表は「暴行の様子を撮影したビデオを処分するのと引き換えに、告訴の取り下げを要求するのはおかしい。一般的に性暴力の被害者はそういったビデオがあると言われただけで恐怖を感じることが多い。そのようなビデオを交渉の材料とすべきではない」と指摘し、中野代表らが、弁護士の懲戒などを求めておこなっているネット署名には、1万4483人の賛同が集まっており、合わせて懲戒請求しています


悪徳弁護士のお仲間が逆切れ 筆頭は弁護士ドットコムか?


弁護士ドットコムが伝えるところによると、宮崎県弁護士会所属の弁護士12人が、2015年2月25日、報道機関に対して「報道の適正化」を求める緊急意見書を表明

その中で、悪徳弁護士のお仲間弁護士たちは、真実を伝えている新聞報道に対して、
1.「弁護人が直接告訴人に対して、強姦の様子を撮影したビデオを材料に告訴を取り下げるように脅したかのような誤解を招く」
2.「被告人が無罪を主張しているにもかかわらず有罪を前提にした報道がなされていた」
と主張しています

緊急意見書を提出した弁護士グループの代表である中島多津雄弁護士は、弁護士ドットコムの取材に対して「私たちが聞いたところ、弁護人はビデオを『無罪の証拠として示した』と言っている。報道は、被告人が有罪であることを前提に『犯行ビデオ』などと表現していたが、無罪推定の原則からいえば、そのような有罪前提の表現を使うべきではない」と話していると弁護士ドットコムが伝えています


1.悪徳弁護士が提示したのは、被害者側の弁護士に対してであって、被害者に直接言ったわけではないと主張していますが、被害者側の弁護士は被害者の代理・代弁を努めているだけで、あくまでも主体は被害者自身、当然、交渉内容は全て被害者に伝えられ、被害者の判断を仰ぐことになります
つまり、加害者側から見た時に、被害者側の弁護士と被害者本人は全く同じです
そこの言葉尻を捉える行為は、ただの言いがかり以下の主張です

2.一般的に事件が起きたことを人に知らせるためには、犯人とか、犯行現場とかの表現が使われます
それが日本語の表現です
殺人事件が起きた時、その現場を伝える際、人々は何と言えば良いと言っているのでしょうか?


殺人事件でも、まだ被告の有罪が確定したわけではないから、
「犯人は逮捕されました」 これも「犯人」と確定したわけではないからダメ
「犯行に使われたとみられる凶器が発見されました」 これも「犯罪」が確定したわけではないからダメ
「被害者」 この表現も彼らの主張では被害が確定したわけではないので使えません
「犯行」 「犯罪」が確定したわけではないからダメですね
そうすると、「殺人事件」も「殺人」と確定したわけではないからダメなんでしょうか


ただの言いがかりですね
そんな言いがかりを、さも正しい主張であるかのように伝える「弁護士ドットコム」がその筆頭ということになるのでしょうか?



宮崎マッサージ店強姦事件 強姦ビデオ 被害女性が公表した手記全文 2015年1月21日



宮崎市のマッサージ店で女性客らに暴行したなどとして強姦罪などに問われた男(44)の弁護士が、被害女性側に盗撮ビデオの処分を条件に告訴取り下げを求めた問題で、被害女性が、2015年1月21日、公表した手記の全文です


 新聞に載って、インターネットでそれに対する「これは脅しだ」という意見や「この女の子は脅しに負けずによく頑張った!」「この被害者の勇気で新たな被害者を出さずにすんだ」というような意見を見て、泣きそうになりました。頑張って法廷に立った甲斐がありました。

 警察の方からは、マッサージ店から私のビデオは押収されなかったので、撮影していなかったのだろうと説明され、安心していましたので、被告人がビデオを撮影していて、それが今弁護人の手元にあるということを知らされた時は、自分の人生が終わったような恐怖を覚えました。法廷で証言をした後にビデオの存在を知らされている他の被害者の方も同じようなつらい気持ちだと思います。

 その後、弁護人から提案された示談の内容は、とても私に選択肢を与えられていると思えるものではなく、伝えられた私としては、脅されたような恐怖でいっぱいでした。私に返して当然の盗撮したビデオを処分することが私のメリットであるかのような説明も納得できるものではありませんでしたし、お金で解決するものではありませんが、0円という提案も私を被害者としてすら認めないというように感じられました。

 起訴された後、法廷で証言をしなければならなくなり、そのビデオに写されているのが自分なのかを確認しなければなりませんでしたが、自分がレイプされている映像を見て、家に帰りつくと猛烈な頭痛に襲われました。捜査機関の方がビデオを見た上で起訴しているわけですが、法廷で述べたとおり、映像は、当時自分の頭で思っていたほどは強くはなかったですが、抵抗している様子は映っていましたし、言葉でも何度も拒否していましたので、これのどこが無罪の証拠なのか、弁護人はそういえば私が告訴を取り下げると思っていたのではないかと今は思います。その日は、しつこいくらい夢に出てきてまともに眠れず、次の日は仕事を休んでしまいました。

 法律で決められていることだと説明を受けてはいますが、ビデオを見れば分かるのに、法廷で証言し、弁護人から繰り返し「抵抗できたのではないか」という趣旨の尋問を受けなければならないというのは、被害女性にとってこれほど屈辱的なことはないと思いました。

 言いたいことを全て言えなかったので後悔の残る法廷ではありましたが、ただ、法廷に出た事で少し落ち着きました。

 法廷を出た後、肩の荷がおりたようなスッキリとした気持ちになり、少しだけ前の自分を取り戻せたような感覚になりましたが、寝る前に凄く嫌な映像の数々がフラッシュバックしてきて苦しみました。

 証言が終われば、裁判が終われば、自分を完全に取り戻せるのではないかと思っていましたが、心はそんな簡単に戻るものではないと改めて実感しました。心もそうですが、事件を機に変わってしまった私の生活もなかなか元には戻りません。

 被告人には、当然厳罰を求めますが、早く罪を認めて反省をしてほしいと思いますし、一刻も早く盗撮したビデオと全てのデータを私や他の被害者の方に返してほしいです。

 また、抵抗しないのではなくて、できなかったのだということ、アダルトビデオのような激しい抵抗は、女性の安全が保障されていて、身の危険を感じない状況であるからこそできることなのだと実際に体験して思いました。この事件がそういう世界のことではないのだということを理解していただきたいと思います。

 1年前、被害直後に頑張って警察に行ったことや、取調や裁判のために費やしてきた時間が無駄になり、あの日警察に行かなければ良かったと思うことのないように願っています。




悪徳弁護士への懲戒請求が過去最高を記録 2015年3月4日



日本弁護士連合会(日弁連)は、2015年3月4日、2014年(平成26年)の全国の弁護士の懲戒処分件数が101件となり、統計を取り始めた1950年(昭和25年)以降、最多となり、また、処分で最も重い「除名」も 6件でこれも過去最多、次に重い「退会命令」が 3件だったことを発表しました


  弁護士 懲戒 過去最多101件 目立つ悪徳弁護士




宮崎マッサージ店強姦事件 宮崎地裁判決 懲役 11年 ビデオ没収 2015年12月1日



女性客らへの強姦(ごうかん)罪などに問われた宮崎市のマッサージ店経営、土屋和朗(かずあき)被告(45)に対し、宮崎地裁は、2015年12月01日、懲役 11年、及び、盗撮ビデオの原本 4本没収(求刑 懲役 13年、原本 4本没収)の判決を言い渡しました

判決によると、土屋和朗(かずあき)被告(45)は、2010年4月~2013年12月、自宅に併設するオイルマッサージ店を訪れた女性客 5人に対し、マッサージと称して性的暴行を加え、その犯行の様子をビデオカメラで撮影する等していました


合意の上だったと無罪を主張していた 土屋和朗(かずあき)被告(45)の弁護人は、判決言い渡し後、「故意や暴行の有無に事実誤認があり、控訴も検討する」と述べ、ビデオについても、「犯行を促進させておらず、裁判所の解釈は間違っている」と話しています

この、宮崎マッサージ店強姦事件、強姦ビデオ事件では、土屋和朗(かずあき)被告(45)側の弁護士が、強姦被害女性に対して、強姦の様子を撮影したビデオの処分と引き換えに、示談金なしで告訴を取り下げるよう要求しており、滝岡俊文裁判長は、「反省がみられず、事後のトラブルに備えた隠し撮りで、巧妙で計画性が高く、再犯の恐れも懸念される」と述べました


強姦事件の盗撮ビデオ没収を命じたこの日の宮崎地裁判決を受け、被害女性の代理人弁護士の一人と、全国の弁護士有志で作る「犯罪被害者支援弁護士フォーラム」(事務局 東京)は宮崎市で記者会見を開き、被害女性の代理人弁護士が判決後に電話で連絡をとった際、被害女性は、「判決という形でビデオの没収ができ、安心できた。このまま(事件が)収まってほしい」と少し震えた声で話したとのことですが、マッサージ店経営者 土屋和朗(かずあき)被告(45)は、地裁判決を不服として、福岡高裁宮崎支部に控訴しました




宮崎マッサージ店強姦事件 強姦ビデオ弁護士 懲戒されず 2016年3月23日



宮崎市のマッサージ店で女性客に強姦したなどとして、強姦と強制わいせつの罪に問われたマッサージ店経営者 土屋和朗(かずあき)被告(45)の弁護人が、「不適切な弁護活動」をおこなったとして懲戒処分を請求された問題で、宮崎県弁護士会が、2016年2月3日付けで、「懲戒しない」と議決していたことが判明しました

宮崎県弁護士会の議決書などによると、この弁護士は、2014年3月下旬から4月初旬にかけて、強姦被害者の代理人弁護士と示談交渉をおこなった際、マッサージ店経営者 土屋和朗(かずあき)被告(45)が強姦被害者を暴行する様子を撮影したビデオの処分と引き換えに、示談金無しで、告訴を取り下げるよう要求していました


宮崎マッサージ店強姦事件をめぐっては、毎日新聞が、「被害女性が「被告側弁護士から『暴行の様子を撮影したビデオがある。告訴を取り下げれば処分する』と脅された」と証言した」と報道したことをきっかけに、弁護士に対する批判の声が高まり、インターネット署名サイトでは、この弁護士に対する懲戒請求を求める約 2万件の署名が集まっています

性犯罪被害者を支援するNPO法人、「しあわせなみだ」(東京)の中野宏美代表は、2015年3月、この弁護士の言動が被害者に対する不当な圧力にあたり、弁護士法に定める 「弁護士としての品位を失うべき非行」 だとして、宮崎県弁護士会に対して、この弁護士を懲戒するよう請求していました


懲戒請求について検討した宮崎県弁護士会の綱紀委員会は、このマッサージ店経営者 土屋和朗(かずあき)被告(45)側弁護士の示談提案について、「やや慎重な配慮に欠ける部分も見られる」としながらも、「(弁護士は)ビデオが無罪証拠になり、告訴が取り下げられると考えていた」と指摘(注)、「全体として、適切な弁護活動の範囲を逸脱しているとまでいえない」「弁護士としての品位を失うべき非行があったと認めることはできない」として、懲戒しないという判断を下しました


注.実際には、宮崎地裁で、2015年12月01日、マッサージ店経営者 土屋和朗(かずあき)被告(45)に対し、懲役 11年、及び、盗撮ビデオの原本 4本没収の有罪判決を下していますので、宮崎県弁護士会の主張に納得できる人がいるのでしょうか

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関連記事

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関連記事を下記に紹介します



2016年3月23日

宮崎マッサージ店強姦事件「盗撮ビデオ」めぐる交渉の弁護人、弁護士会から懲戒されず 弁護士ドットコム 2016年03月23日 17時36分


 宮崎市のマッサージ店で女性客に暴行したなどとして、強姦と強制わいせつの罪に問われた男性経営者の弁護人が「不適切な弁護活動」をおこなったとして懲戒処分を請求された問題で、宮崎県弁護士会が「懲戒しない」と議決していたことが3月23日、わかった。懲戒請求をおこなったNPO法人の代表が明らかにした。議決は2月3日付け。
 議決書などによると、この弁護士は2014年3月下旬から4月初旬にかけて、ある被害者の代理人弁護士と示談交渉をおこなう際に、(1)男性経営者が被害者との性行為を盗撮したビデオの処分(2)金銭のやり取りなし(3)告訴の取り下げ、の3点を提案した。
 この事件をめぐっては、毎日新聞が<被害女性が「被告側弁護士から『暴行の様子を撮影したビデオがある。告訴を取り下げれば処分する』と脅された」と証言した>と報道したことをきっかけに、弁護士に対する批判の声が高まった。インターネット署名サイトでは、この弁護士に対する懲戒請求を求める約2万件の署名が集まった。
 そのような流れを受け、性犯罪被害者を支援するNPO法人「しあわせなみだ」(東京)の中野宏美代表は2015年3月、この弁護士の言動が被害者に対する不当な圧力にあたり、弁護士法に定める「弁護士としての品位を失うべき非行」だとして、宮崎県弁護士会に対して、この弁護士を懲戒するよう請求した。

宮崎マッサージ店強姦事件「盗撮ビデオ」めぐる交渉の弁護人、弁護士会から懲戒されず 弁護士ドットコム 2016年03月23日 17時36分 」 より


2015年12月2日

強姦などの罪、懲役11年 被害ビデオは没収 宮崎地裁 朝日新聞 2015年12月2日 00:33


 経営するオイルマッサージ店で女性客を暴行したとして、強姦(ごうかん)や強制わいせつなどの罪に問われた土屋和朗被告(45)=宮崎市恒久=の判決が1日、宮崎地裁であった。瀧岡俊文裁判長は「反省がみられず、再犯の恐れも懸念される」として、懲役11年とビデオ原本4本の没収(求刑懲役13年、ビデオ原本4本の没収)を言い渡した。
 判決によると、土屋被告は2010年4月〜13年12月、自宅に併設するオイルマッサージ店を訪れた女性客5人に対し、マッサージと称して性的暴行を加え、その様子をビデオカメラで撮影するなどした。
 ビデオについて判決は、被害者とトラブルが生じたときに被告が自分に有利な証拠になり得るという認識があった、と指摘。「映像を確保することで犯行を心理的に容易にした」と判断し、没収を認めた。

強姦などの罪、懲役11年 被害ビデオは没収 宮崎地裁 朝日新聞 2015年12月2日 00:33 」 より


2015年12月1日

<マッサージ店強姦>判決でビデオ没収…被害女性やっと安心 毎日新聞 12月01日 21:28


 女性客らへの強姦(ごうかん)罪などに問われた宮崎市のマッサージ店経営、土屋和朗(かずあき)被告(45)に対し、宮崎地裁は1日、懲役11年と盗撮ビデオの原本4本没収(求刑・懲役13年、原本4本没収)の判決を言い渡した。事件では土屋被告側の弁護士が告訴取り下げを条件に、ビデオの処分を持ちかけていたことが問題となったが、滝岡俊文裁判長は「事後のトラブルに備えた隠し撮りで、巧妙で計画性が高く、再犯の恐れも懸念される」と述べた。

<マッサージ店強姦>判決でビデオ没収…被害女性やっと安心 毎日新聞 12月01日 21:28 」 より


2015年6月25日

<宮崎地裁>暴行ビデオ原本提出を要求…裁判長、被告側に 毎日新聞 6月25日(木)21時54分


 女性客らへの強姦(ごうかん)罪などに問われた宮崎市のマッサージ店経営の男(45)の弁護士が、告訴取り下げを条件に男が盗撮したビデオの処分を女性側に持ちかけた問題に絡み、宮崎地裁(滝岡俊文裁判長)は25日の論告求刑公判で、被告の男に現在も所持しているビデオの原本の提出を求めた。検察側は「(ビデオの所持は)被害者が重大な苦痛を強いられ、著しく正義に反する」としてビデオ原本の没収と併せ懲役13年を求刑した。【菅野蘭】
 ◇検察「被害者に重い苦痛」
 女性側の代理人弁護士によると、盗撮ビデオは2014年3月、被告側弁護士から「無罪の証拠がある」として存在が示された。「法廷で上映することになる」などとして、示談金なしの告訴取り下げを条件に処分すると持ちかけられたという。

<宮崎地裁>暴行ビデオ原本提出を要求…裁判長、被告側に 毎日新聞 6月25日(木)21時54分 」 より


2015年3月5日

除名、退会命令…弁護士懲戒、過去最多101件 目立つ預かり金着服 日弁連 産経新聞 2015年3月5日(木)00:30


 日本弁護士連合会(日弁連)は4日、平成26年の全国の弁護士の懲戒処分件数は101件で、統計を取り始めた昭和25年以降、最多となったと発表した。処分で最も重い「除名」も6件で過去最多。除名では、依頼者から管理を委託された金銭(預かり金)を着服する事例が目立った。
 弁護士の懲戒は、弁護士の業務や品行を不服とする依頼者らがその弁護士の所属弁護士会に請求し、各弁護士会が調査して決める。平成26年の処分の内訳は、「除名」が6件、次に重い「退会命令」が3件だった。除名された弁護士は弁護士資格を3年間失う。

除名、退会命令…弁護士懲戒、過去最多101件 目立つ預かり金着服 日弁連 産経新聞 2015年3月5日(木)00:30 」 より


2015年3月4日

宮崎・暴行ビデオ示談強要:弁護士を懲戒請求 毎日新聞 2015年03月04日


 女性客への強姦(ごうかん)罪などに問われた宮崎市のマッサージ店経営の男(45)の弁護士が、女性の告訴取り下げを条件に男が盗撮したビデオの処分を申し出た問題で、被害者の支援者らが3日、弁護士が所属する宮崎県弁護士会に、弁護士の懲戒請求をした。請求したのはNPO法人「しあわせなみだ」(東京都)の中野宏美代表。インターネットで集めた1万4483筆の署名とともに申し立てた。

宮崎・暴行ビデオ示談強要:弁護士を懲戒請求 毎日新聞 2015年03月04日 」 より


2015年3月4日

弁護士懲戒100件超える 共同通信 2015年3月4日(水)18時6分


 日弁連は4日、弁護士に対する昨年1年間の懲戒処分が、統計を取り始めた1950年以降最多の101件に上ったと発表した。2013年の98件より3件増え、初めて100件を超えた。
 日弁連によると、事件の処理を怠ったり、遅れたりして依頼者とトラブルになった事例が多いという。また依頼者からの預かり金を流用したケースも目立つ。

弁護士懲戒100件超える 共同通信 2015年3月4日(水)18時6分 」 より


2015年3月2日

宮崎強姦事件「ビデオ」めぐる交渉で弁護人に懲戒請求――「誤解」指摘する声も 弁護士ドットコム 2015年3月2日(月)19:50


宮崎市のマッサージ店経営者が、女性客を強姦したなどとして逮捕・起訴された事件で、経営者の弁護人の弁護活動が不適切だったとして、性犯罪被害者の支援団体代表が3月3日、宮崎県弁護士会に「懲戒請求」をおこなう。一方で、懲戒請求のもとになった新聞報道について、「誤解を招きかねないものだった」という指摘が地元の弁護士たちから出ており、この弁護人の行動に理解を示す声もある。
 懲戒請求の「ネット署名」には約1万5000人が賛同
 懲戒請求をおこなうのは、性暴力ゼロをめざす東京都内のNPO法人「しあわせなみだ」の中野宏美代表。中野代表は、今年1月17日の毎日新聞の報道などをもとに、この弁護人が被害者側に対して「被害時のビデオの処分と引き換えに、示談金なしで告訴を取り下げるよう要求」したとして、「被告側の弁護として明らかに不適切」と非難している。
 そのもとになった毎日新聞の記事とは、次のようなものだ。
 《被害女性が「被告側弁護士から『暴行の様子を撮影したビデオがある。告訴を取り下げれば処分する』と脅された」と証言した。被告側の男性弁護士は取材に対し「選択肢として提示した。脅されたと思われるなら仕方ない」と交渉の事実関係を認めた》
 中野代表は「暴行の様子を撮影したビデオを処分するのと引き換えに、告訴の取り下げを要求するのはおかしい。一般的に性暴力の被害者はそういったビデオがあると言われただけで恐怖を感じることが多い。そのようなビデオを交渉の材料とすべきではない」と話している。中野代表らが、弁護士の懲戒などを求めておこなっているネット署名には、1万4483人の賛同が集まっており、これを同弁護士会に提出するという。

宮崎強姦事件「ビデオ」めぐる交渉で弁護人に懲戒請求――「誤解」指摘する声も 弁護士ドットコム 2015年3月2日(月)19:50 」 より


2015年1月21日

宮崎強姦ビデオ:被害女性が公表した手記全文 毎日新聞 2015年1月21日


 宮崎市のマッサージ店で女性客らに暴行したなどとして強姦(ごうかん)罪などに問われた男(44)の弁護士が、被害女性側に盗撮ビデオの処分を条件に告訴取り下げを求めた問題で、被害女性が21日、公表した手記の全文は以下の通り。
 新聞に載って、インターネットでそれに対する「これは脅しだ」という意見や「この女の子は脅しに負けずによく頑張った!」「この被害者の勇気で新たな被害者を出さずにすんだ」というような意見を見て、泣きそうになりました。頑張って法廷に立った甲斐がありました。
 警察の方からは、マッサージ店から私のビデオは押収されなかったので、撮影していなかったのだろうと説明され、安心していましたので、被告人がビデオを撮影していて、それが今弁護人の手元にあるということを知らされた時は、自分の人生が終わったような恐怖を覚えました。法廷で証言をした後にビデオの存在を知らされている他の被害者の方も同じようなつらい気持ちだと思います。
 その後、弁護人から提案された示談の内容は、とても私に選択肢を与えられていると思えるものではなく、伝えられた私としては、脅されたような恐怖でいっぱいでした。私に返して当然の盗撮したビデオを処分することが私のメリットであるかのような説明も納得できるものではありませんでしたし、お金で解決するものではありませんが、0円という提案も私を被害者としてすら認めないというように感じられました。

宮崎強姦ビデオ:被害女性が公表した手記全文 毎日新聞 2015年1月21日 」 より


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