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JAXA H2Aロケット 27号機 情報収集衛星 レーダ予備機 打ち上げ


JAXA H2Aロケット 27号機 情報収集衛星 レーダ予備機 打ち上げ



情報収集衛星 レーダ予備機を搭載したH-IIAロケット27号機(H-IIA・F27)は、2015年(平成27年)2月1日10時21分(日本標準時)(定刻)に、種子島宇宙センターから打ち上げられ、正常に飛行し、情報収集衛星 レーダ予備機を予定通り分離したことが確認されました

JAXA H2Aロケット 27号機 情報収集衛星 レーダ予備機 の打ち上げ成功です


H2Aロケット25号機 打ち上げ写真

写真は、H2Aロケット25号機
JAXAデジタルアーカイブス


打上げロケット H2Aロケット 27号機 (H-IIA F27)
打上げ日 2015年(平成27年)2月1日(日)
打上げ時刻 10時21分 (日本標準時)
打上げ時の天候 晴れ 北北東の風(4.9m/s) 気温10.4℃
打上げ時間帯 10時21分~10時34分 (日本標準時)
打上げ予備期間 平成27年1月30日(金)~
平成27年2月28日(土)
打上げ場所 種子島宇宙センター
大型ロケット発射場
打上げ実施 三菱重工業株式会社
宇宙航空研究開発機構






情報収集衛星 「レーダ衛星予備機」 とは



H2Aロケット27号機が搭載するのは、政府の情報収集衛星 レーダ予備機です


現在、情報収集衛星は、「光学衛星」と「レーダー衛星」の各2基が北極と南極の上空を通る高度400~600kmの極軌道を回っており、地球上のあらゆる地点を、1日1回以上撮影できる運用体制が、当初計画より10年遅れとなる 2013年(平成25年)4月に確立しています


4基ある情報収集衛星の内、どれか1基が故障しても支障はないとされていますが、2007年(平成19年)以降、「レーダー衛星」 1、2号機が予定の運用期間である 5年 を待たずに、相次いで故障したことがあり、そうした中、現在運用中のレーダー衛星3号機と4号機のバックアップとして、2基同時期故障の事態に備えるため、今回、レーダー衛星予備機が打ち上げられます




情報収集衛星とは



情報収集衛星 (Information Gathering Satellite : IGS)の法令上の定義は、「我が国の安全の確保、大規模災害への対応その他の内閣の重要政策に関する画像情報の収集を目的とする人工衛星」である(内閣官房組織令第四条の二第2項第1号)となっています


国の安全保障や災害関連の情報を集めるのが目的で、内閣衛星情報センターによって運用され、収集された画像は、内閣官房の内閣情報調査室によって分析されていますが、安全保障に関わる情報収集衛星の情報や撮影した画像は、2014年施行された特定秘密保護法の特定秘密に指定されいて、公開されません


災害状況の把握など、安全保障目的以外への活用例として、内閣官房のホームページでは、2014年11月、小笠原諸島周辺でサンゴを密漁しているとみられる中国漁船の動向を情報収集衛星を使って調べ、分析した結果が公開されました

中国漁船が昼の間、島から離れ、夜になると、日本の領海に入る動きを繰り返していることが分かったのは、情報収集衛星の成果とされています

こうした衛星の開発費等として、2015年度の予算案では、614億円が計上されています



「光学衛星」


情報収集衛星は、1998年の北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けて導入され、宇宙空間の上空から日中の晴天時に通常のデジカメと同様、可視光で地上を撮影するのが「光学衛星」です



「レーダー衛星」


電波望遠鏡と同様の原理を用いて、夜間や悪天候でも雲を突き抜けて地上を撮影できるのが「レーダー衛星」です
今回打ち上げた「レーダ衛星予備機」の基本性能は、運用中の3、4号機と同じですが、信頼性を向上させていて、地上にある1メートルの物体を見分ける能力があるとされています

今回のレーダー衛星予備機は、開発費 228億円、打ち上げ費用は 105億円、設計寿命は 5年とされています




H2Aロケット H2Bロケット 打ち上げ回数 成功率



H2AとH2Bは、三菱重工業が製造、H2A13号機からは打ち上げ業務も、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から三菱重工業に移管されています

今回打ち上げ成功により、H2Aとしての打ち上げ成功回数は、27機打ち上げた中、26機の成功で、成功率は96.3パーセント、同じエンジン (LE-7A ※) を使用している「H2B」を合わせた成功回数は、31機打ち上げた中、30機の成功で、成功率は 96.8 % となります

国際的な信頼性の基準は 95 % とされています



※ LE-7A
LE-7Aは、H-IIロケット第一段に使われていたLE-7エンジンの改良型で、宇宙開発事業団(現JAXA)が、三菱重工業、石川島播磨重工業と共に開発した液体燃料ロケットエンジンです
H-IIAロケットの第一段に1基、H-IIBロケットの第一段には2基使用されています



世界の主力大型ロケット 打ち上げ回数 成功率


日本は、大型ロケット打ち上げの成功率では、世界でもトップクラスですが、打ち上げ回数では、主要各国 地域より1桁少ないのが実情です


国 地域 ロケット名 打上回数 成功回数 成功率
日本 H2A 27 26 96.3 %
H2B 4 4 100 %
H2A + H2B 31 30 96.8 %
アメリカ アトラス 387 340 87.9 %
ファルコン 19 15 78.9 %
ヨーロッバ アリアン 221 210 95.0 %
ロシア プロトン 401 354 88.3 %
中国 長征 201 191 95.0 %

「 2015年1月21日現在 三菱重工業調べ 」に、今回(2月1日)の打ち上げを加算





打ち上げ予定日の変更について



三菱重工業株式会社および宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2015年1月29日(木)に、鹿児島県の種子島宇宙センターから、H2Aロケット 27号機(H-IIA F27)により、情報収集衛星 レーダ予備機を打上げる予定でしたが、打ち上げ時間帯に、規定以上の氷結層を含む雲の発生が予想されたため為延期となり、打ち上げ予定日は、2015年2月1日(日)に変更されました


2015年1月31日(土)21時12分現在、H2Aロケット 27号機は、2015年1月31日(土)20時頃より、組み立て棟から約500メートル離れた発射地点に約20分かけて移動していて、これから液体燃料の注入や電気系統の確認などが行われます


打ち上げ時間帯の2015年(平成27年)2月1日(日)10時21分頃の天気予報は「晴れ」となっています



再打ち上げ予定日の設定基準について


打ち上げ予定日は天候に左右されるのはもちろんですが、翌日以降どんなに良い天気が予想されても、3日後へと延期になるのは、打ち上げ日を関係機関と調整して決めている為です
決定日から中2日を開ける取り決めになっており、打ち上げ延期決定日から最短でも3日後になります

その為、例え翌日、翌々日の天候が良かったとしても、この取り決めにより打ち上げることはできず、取り決めに従った最短日として2月1日となっています



打上げ天候制約 (氷結層を含む雲) について


氷結層を含む雲は、ロケットが高速で通過することにより雷を誘発し、発生した雷によって電子機器などが影響を受け、正常な飛行ができなくなる可能性があります

雲が薄い場合は、雷が発生する前に通過できるとされ、その閾値として、鉛直の厚さが1.8km(1800m)以上の場合は、打ち上げ不可とされています


JAXA 打上げ天候制約 (氷結層を含む雲) について



雷に係る制約条件


1. ノミナル飛行経路(※1)から 20km以内に発雷が検知された場合、30分間は発射してはならない
ただし、発射時にノミナル飛行経路から20km以内に雷雲、積雲及びかなとこ雲がない場合はこの限りではない
2. 発射時15分間は、射点近傍の地表電界強度が -2kV/m以上、+2kV/m以下の範囲にあること
3. 射点を中心として半径10km以内に雷雲のないこと
4. ノミナル飛行経路が以下を通過する場合には発射を行わないこと
a. 雷雲、積乱雲及びかなとこ雲から 20km以内
b. 氷結層を含み、鉛直の厚さが1.8km以上の雲
c. 雲頂高度3km以上の雲を伴う寒冷前線やスコールライン

JAXA H-IIAロケット27号機による情報収集衛星 レーダ予備機の打上げ中止について 三菱重工業株式会社 宇宙航空研究開発機構 2015年1月29日 02:00」 より


※1. ノミナル飛行経路 とは
測定器などで実測された値の平均値の事をノミナル値といい、実際にロケットが地上を離れ上昇していく際は、軌道を細かく調整しながら飛行していて、その際の平均的な飛行経路の事をノミナル飛行経路といいます




打ち上げ ライブ中継 / JAXA 種子島ライブカメラ



【放送予定】2015.2.1 H-IIAロケット27号機打上げ中継 - NVS-ネコビデオ

JAXA|種子島ライブカメラ




参考情報



情報収集衛星の詳細、及び、 打ち上げ 構築 スケジュールにつきましては、下記をご参照下さい

JAXA 情報収集衛星 (IGS) 打ち上げ 構築 スケジュール

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関連記事を下記に紹介します



2015年2月1日 情報衛星を搭載、H2A打ち上げ (時事通信) 2015年02月01日 13時23分

 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構は1日午前10時21分、政府の情報収集衛星レーダー予備機を搭載したH2Aロケット27号機を鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げた。予備機は予定の軌道に投入され、初期機能が確認された。打ち上げは成功した。
 情報収集衛星は1998年の北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けて導入された。悪天候でも観測できるレーダー衛星と、晴天時に撮影する光学センサー衛星が2基ずつ、計4基で構成。安全保障や大規模災害時の対応など危機管理で必要な情報を得るため、内閣衛星情報センターが運用する。


2015年2月1日 JAXA H-IIAロケット27号機による情報収集衛星 レーダ予備機の打上げ結果について JAXA 2015年2月1日 12:00

 三菱重工業株式会社及び宇宙航空研究開発機構は、種子島宇宙センターから平成27年2月1日10時21分(日本標準時)に、情報収集衛星 レーダ予備機を搭載したH-IIAロケット27号機(H-IIA・F27)を予定通り打ち上げました。
 ロケットは正常に飛行し、情報収集衛星 レーダ予備機を分離したことを確認しました。
 今回のH-IIAロケット27号機打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。
 なお、ロケット打上げ時の天候は晴れ、北北東の風(4.9m/s)、気温10.4℃ でした。


2015年2月1日 H2Aロケット27号機、打ち上げ成功 情報収集衛星・レーダー予備機搭載 産経新聞 2015年2月1日(日)11:05

 政府の情報収集衛星・レーダー予備機を搭載したH2Aロケット27号機が1日午前10時21分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。衛星は予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。正常に機能すれば、稼働中のレーダー衛星が故障した場合に機能を代替し、情報収集衛星の運用維持に役立てる。


2015年2月1日 情報収集衛星の打ち上げ成功 共同通信 2015年2月1日(日) 10時43分

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は1日午前10時21分、政府の「情報収集衛星レーダー予備機」を載せたH2Aロケット27号機を、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げ、成功した。
 H2Aの成功は21回連続、成功率は96・3%となった。記者会見した下平幸二内閣衛星情報センター所長は「衛星は所定の軌道に投入できた」と述べた。


2015年2月1日 「H2A」27号機打ち上げ 情報収集衛星を搭載 日本経済新聞 2015/2/1 10:33

 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1日午前10時21分、政府の情報収集衛星を載せた国産主力ロケット「H2A」27号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げた。当初、1月29日に打ち上げる予定だったが、天候を理由に延期していた。
 現在、昼間に地上を探る光学衛星2基と、曇りでも見通せるレーダー衛星2基の合計4基を運用中。今回打ち上げたのはレーダー衛星の予備機で、運用中のレーダー衛星の3号機と4号機のバックアップとして期待されている。


2015年2月1日 情報衛星打ち上げ=予備機、H2A27号機で―鹿児島 (時事通信) 2月1日(日)10時24分

 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構は1日午前10時21分、政府の情報収集衛星レーダー予備機を搭載したH2Aロケット 27号機を鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げた。予備機は予定の軌道に投入され、初期機能が確認された。打ち上げは成功した。
 情報収集衛星は1998年の北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けて導入された。悪天候でも観測できるレーダー衛星と、晴天時に撮影する光学センサー衛星が2基ずつ、計4基で構成。安全保障や大規模災害時の対応など危機管理で必要な情報を得るため、内閣衛星情報センターが運用する。


2015年2月1日 政府の情報収集衛星 きょう打ち上げ NHK 2015年2月1日(日)09:02

政府の情報収集衛星を載せたH2Aロケット27号機が1日午前10時20分すぎ、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられます。今のところ、現地の天候に問題はなく、打ち上げに向けた準備は最終段階を迎えています。


2015年2月1日 H2Aロケット27号機きょう打ち上げへ 監視体制継続に予備機 - 産経WEST 2015.2.1 08:26

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は1日、政府の「情報収集衛星レーダー予備機」を載せたH2Aロケット27号機を、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げる。
 情報収集衛星は、光学衛星2基とレーダー衛星2基の計4基体制で運用中。レーダー予備機は、既存の衛星にトラブルが起きた場合に交代し地上の監視を続ける。
 運用中のレーダー衛星は地上にある1メートルの大きさの物体を見分ける能力があるとされる。内閣衛星情報センターによると、予備機はほぼ同等の性能という。予備機の開発・製作費は計228億円、打ち上げ費は105億円で設計寿命は5年。


2015年1月31日 H2Aロケット、1日打ち上げへ準備 偵察衛星を搭載  :日本経済新聞 2015/1/31 21:47

 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は31日夜、情報収集衛星を載せたH2Aロケット27号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)の組み立て棟から発射台に移動した。2月1日午前10時21分に打ち上げる予定で、残る作業は最終確認と液体燃料の注入となる。


2015年1月31日 情報衛星予備機、発射地点へ=H2A、1日打ち上げ-鹿児島 - 時事通信 2015年1月31日(土)21時12分

 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構は31日、情報収集衛星レーダー予備機を搭載したH2Aロケット27号機を、鹿児島県・種子島宇宙センターの発射地点に移した。1日午前10時21分に打ち上げる予定。
 27号機は31日午後8時ごろ、組み立て棟から約500メートル離れた発射地点に約20分かけて移動。液体燃料の注入や電気系統の確認などを行う。三菱重工によると、打ち上げ時間帯は晴れの予報という。 


2015年1月29日 <H2A>27号機打ち上げ 2月1日午前10時21分に (毎日新聞) 1月29日(木)21時24分

 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は29日、同日午前に予定していたH2Aロケット27号機の打ち上げを、2月1日午前10時21分に延期すると発表した。
 発射場がある鹿児島県の種子島宇宙センター上空付近に雷の危険がある氷を含んだ雲の層があった。来月1日の天気予報は晴れだという。
 H2A27号機が搭載するのは政府の情報収集衛星。現在、「光学」と「レーダー」の各2基が北極と南極の上空を通る高度400~600キロの軌道を回っており、レーダー衛星の故障に対応する予備機を打ち上げる


2015年1月29日 三菱重工、情報衛星打ち上げ2月1日に (時事通信) 1月29日(木)20時0分

 三菱重工業 <7011> と宇宙航空研究開発機構は29日、情報収集衛星レーダー予備機を搭載したH2Aロケット 27号機を2月1日午前10時21分に打ち上げると発表した。


2015年1月29日 政府の情報収集衛星、打ち上げは2月1日に延期 (読売新聞) 1月29日(木)19時49分

 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構は29日、政府の情報収集衛星「レーダー予備機」の打ち上げを、2月1日午前10時21分に延期すると発表した。
 鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケット27号機で打ち上げる。
 当初は29日午前に打ち上げる予定だったが、センターの上空に雷が発生しやすい雲がかかり、ロケットの電子機器が故障する恐れが出たため延期された。


2015年1月29日 情報衛星打ち上げ、2月1日に=悪天候で延期のH2A―三菱重工 (時事通信) 1月29日(木)14時34分

 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構は29日、情報収集衛星レーダー予備機を搭載したH2Aロケット 27号機を2月1日午前10時21分に打ち上げると発表した。
 H2A・27号機は当初、鹿児島県・種子島宇宙センターから29日午前に打ち上げる予定だったが、打ち上げ時間帯に雷を起こす恐れのある雲の発生が発射台周辺で予想されたため、延期していた。 


2015年1月29日 H-IIAロケット27号機、1月29日の打ち上げを中止…氷結層を含む雲の発生で (レスポンス) 1月29日(木)16時7分

三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H-IIAロケット27号機(H-IIA・F27)の1月29日の打上げを中止したと発表した。
情報収集衛星 レーダ予備機を搭載したH-IIAロケット27号機は1月29日10時21分に、種子島宇宙センターから打上げを予定していた。しかし、打上げ時間帯にかけて射場近辺に規定以上の氷結層を含む雲の発生が予想されることから、打上げを中止した。


2015年1月29日 JAXA H-IIAロケット27号機による情報収集衛星 レーダ予備機の打上げ日について 三菱重工業株式会社 宇宙航空研究開発機構 2015年1月29日 14:00

 三菱重工業株式会社及び宇宙航空研究開発機構は、情報収集衛星 レーダ予備機を搭載したH-IIAロケット27号機(H-IIA・F27)について、平成27年1月29日(木)の打上げを中止するとお知らせしておりました。
 本日、打上げ日再設定会議の結果、H-IIA・F27の打上げ日を下記の通り決定いたしましたので、お知らせいたします。
 なお、今後の天候状況等によっては、延期の可能性もあります。

打上げ日 : 平成27年2月1日(日)打上げ時刻 : 10時21分(日本標準時)打上げ時間帯 : 10時21分~10時34分(日本標準時)


2015年1月29日 JAXA H-IIAロケット27号機による情報収集衛星 レーダ予備機の打上げ中止について 三菱重工業株式会社 宇宙航空研究開発機構 2015年1月29日 02:00

 三菱重工業株式会社及び宇宙航空研究開発機構は、種子島宇宙センターから情報収集衛星 レーダ予備機を搭載したH-IIAロケット27号機(H-IIA・F27)の打上げを平成27年1月29日(木)に予定しておりましたが、打上げ時間帯にかけて射場近辺に規定以上の氷結層を含む雲(別紙参照)の発生が予想されることから、打上げを中止いたします。
 新たな打上げ日については、今後の天候状況等を踏まえ、決定し次第お知らせいたします。


2015年1月27日 JAXA H-IIAロケット27号機による情報収集衛星 レーダ予備機の打上げ時刻及び打上げ時間帯について 三菱重工業株式会社 宇宙航空研究開発機構 2015年1月27日 14:00

 三菱重工業株式会社及び宇宙航空研究開発機構は、種子島宇宙センターからの情報収集衛星 レーダ予備機/H-IIAロケット27号機(H-IIA・F27)の打上げ時刻及び打上げ時間帯を、下記の通り決定いたしましたので、お知らせいたします。

打上げ日 : 平成27年1月29日(木)打上げ時刻 : 10時21分(日本標準時)打上げ時間帯 : 10時21分~10時34分(日本標準時)打上げ予備期間 : 平成27年1月30日(金)~平成27年2月28日(土)


2015年1月25日 <H2Aロケット>29日打ち上げ 民間受注で世界と勝負 毎日新聞 2015年1月25日(日)14:35

 国産主力ロケット「H2A」の27号機が29日、政府の情報収集衛星を搭載して鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる。成功すれば、同じエンジンの「H2B」を合わせた成功回数が30回に達し、成功率は96・8%となる。世界屈指の安定性は、日本のモノづくりの長所である丁寧な品質管理によって実現した。だが、商業衛星の受注では欧州やロシアに後れを取っており、「顧客目線」をどこまで盛り込めるかが今後の鍵になる。

H2Aロケット29日打ち上げ 国産奮闘、受注競争 成功率96%超/商業衛星搭載で露欧に後れ 毎日新聞 2015年01月25日


2014年12月4日 情報収集衛星H2A27号機、来年1月に打ち上げ 毎日新聞 2014年12月04日20時02分

 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4日、政府の情報収集衛星を搭載したH2Aロケット27号機を、来年1月29日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。予定時間は午前10時から2時間。打ち上げ可能な期間は2月末まで。


2014年12月4日 JAXA H-IIAロケット27号機の打上げについて 三菱重工業株式会社 宇宙航空研究開発機構 平成26年12月4日

 三菱重工業株式会社および宇宙航空研究開発機構は、H-IIAロケット27号機による情報収集衛星 レーダ予備機の打上げについて、下記のとおり実施することを、お知らせいたします。打上げ予定日:  平成27年1月29日(木)打上げ予定時間帯:  10時00分~12時00分(日本標準時)打上げ予備期間:  平成27年1月30日(金)~平成27年2月28日(土)打上げ場所:  種子島宇宙センター 大型ロケット発射場


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