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JAXA 金星探査機 あかつき 金星周回軌道投入


JAXA 金星探査機 あかつき 軌道修正成功 観測期間 5年超に延長 2016年4月8日



金星探査機 「あかつき」は、昨年(2015年)12月に周回軌道に投入されましたが、約 2年後に日陰に入る時間が長くなり、観測を継続できない恐れがあり、JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)では、2016年4月8日、金星を周回する金星探査機 「あかつき」の軌道修正に成功、それにより、観測期間を 5年以上に延長できたと発表しました


JAXAによると、金星探査機 「あかつき」は、2015年12月の軌道投入後、高度 1000~36万キロの長い楕円(だえん)軌道を、1周10.5で周回していましたが、必要な電力は太陽電池で賄っており、計算の結果、約 800日後にバッテリーの持続時間を超える日陰を飛行することが分かりました


周回周期を 10.8日とする軌道に移せば、約 2000日後まで長時間の日陰にならないことが判明、2016年4月4日に姿勢制御用エンジンを 15秒間噴射、測定の結果、想定通りの軌道修正が行われたことが確認されました




JAXA 金星探査機 あかつき 金星周回軌道投入 成功を確認 2015年12月9日



JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)は、2015年12月9日、金星探査機 「あかつき」を金星周回軌道に投入することに成功したことを発表しました


金星探査機 「あかつき」 は、2015年12月7日に行った、姿勢制御用エンジン噴射後の軌道の計測と計算の結果、周回周期、約 13日 14時間、近金点高度約 400km、遠金点高度約 44万kmの楕円周回軌道を、金星の自転と同じ方向に周回していることが確認されました


通常、個別に、 1分以内の噴射にしか想定されていない姿勢制御用エンジン 4基を同時に、また、均等に噴射する必要があったにもかかわらず、20分間の連続噴射に成功したのは、快挙と言えます


現在、探査機の状態は正常で、今後、搭載している科学観測機器である 2μmカメラ (IR2)、雷 ・ 大気光カメラ (LAC)、超高安定発振器 (USO) の立上げ、および、機能確認を行う予定で、既に機能確認済みの3つの観測機器 (1μmカメラ(IR1)、中間赤外カメラ (LIR)、紫外イメージャ (UVI)) と合わせて、約 3か月間の初期観測を行うとともに、軌道制御運用を行い、徐々に金星を 9日間程度で周回する楕円周回軌道へと移行し、2016年(平成28年)4月頃からは、定常観測に移行します



JAXA 金星探査機 あかつき 軌道計算結果 (2015年12月9日時点)



項目 内容
軌道高度 近金点 遠金点
300km × 8万km (当初予定)
数百km × 40万km (今回予定)
約400km × 約44万km (2015年12月9日時点 今後予定軌道へ移行予定)
軌道傾斜角 約3度(金星の公転面に対して)
周 期 約13日14時間
周回方向 金星の自転方向と同じ




JAXA 金星探査機 「あかつき」 金星周回軌道の模式図

金星探査機 「あかつき」 金星周回軌道の模式図

JAXA 金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入結果について 」 より





1μmカメラ(IR1) 12月7日13:50ごろ撮影(日本時間) 金星高度約6万8千km紫外線イメージャ(UVI)12月7日14:19ごろ撮影(日本時間) 金星高度約7万2千km中間赤外カメラ(LIR) 12月7日14:19ごろ撮影(日本時間) 金星高度約7万2千km

(左) 1μmカメラ(IR1) 12月7日13:50ごろ撮影(日本時間) 金星高度約6万8千km
(中) 紫外線イメージャ(UVI)12月7日14:19ごろ撮影(日本時間) 金星高度約7万2千km
(右) 中間赤外カメラ(LIR) 12月7日14:19ごろ撮影(日本時間) 金星高度約7万2千km

JAXA 金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入結果について 」 より





JAXA 金星探査機 あかつき 再挑戦 金星周回軌道投入 2015年12月7日



金星探査機 「あかつき」 は、前回の挑戦(2010年12月7日)から偶然にも 5年後の丁度同じ日となる、2015年12月7日午前8時51分、金星の上空約 500キロで、4台の姿勢制御用小型エンジンを 20分間、一斉に逆噴射、機体の速度を秒速約 38.4キロから、秒速約 38.2キロに落とし、高度数百キロ~約50万キロの楕円(だえん)軌道で、金星を周回する軌道へ投入されます


2015年12月7日 9時23分過ぎ、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、金星探査機 「あかつき」 の姿勢制御用エンジンを計画通り約 20分間(午前8時51分29秒から9時11分57秒までの1228秒間)噴射し、予定通りの噴射時間、噴いている方向と噴射量もほぼ予定通りであったことを確認したと発表しました


現在、探査機の状態は正常、姿勢制御用エンジン噴射後の探査機軌道の計測と計算を行っており、目標とする周回軌道への投入結果の判明までには2日程度かかる見込みとのことですが、噴射が予定通り行われたことで、初予定した軌道に入ることの期待は大変、持てると考えているとしています


また、既に観測プログラムを送っており、2015年12月7日午後2~5時の間に観測を開始する事も明らかにしましたが、初期段階のためアンテナに制約があり、初期観測データが届くのも、2~3日後になるとのことです


地球と金星の距離は、2015年12月7日現在、約1億5000万キロで、電波による指令が届くまで 8分19秒かかる為、金星探査機 「あかつき」 は、事前に送信されたプログラムに基づいて噴射を行い、4基合わせても主エンジンの 5分の1の力しか出せない姿勢制御用の小型エンジンの不調等で十分減速できない場合は、機体の向きを反転させ、反対側にある別の姿勢制御エンジンを使用することも想定されていました


5年前の2010年12月7日に、エンジンの故障で投入に失敗後、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、機体の動作確認をしながら、今回の金星への再接近というチャンスをうかがってきましたが、残りの燃料は打ち上げ時の 33割しか残っておらず、機体の設計寿命も超えている為、再挑戦のチャンスは 1回限り、成功すれば日本の探査機として初めて地球以外の惑星の周回軌道に乗ることになります


当初は、2016年末の再挑戦を検討したが、機体が太陽の高熱などで劣化している恐れがあり、2015年11月の投入を目指し、その後の詳しい計算の結果、2015年12月上旬が最適と判断されました


金星探査機 「あかつき」 は、メインエンジンが故障しているため、通常は1秒以下しか連続噴射しない、姿勢制御用の小さなエンジンが8個ありますが、今回は、そのうち4個を 20分間前方に噴射して減速、金星周回軌道に乗せる計画です


当初予定していた、金星の赤道上空、近地点高度約300km、遠地点高度約8万kmに載せるには推力が不足していますので、金星の周りを30時間で回る軌道に乗せることは断念し、金星のまわりを約8.7日間かけて回る、近地点高度数百km、遠地点高度40万kmの楕円軌道に乗せる予定で、金星周回軌道投入後、約3カ月程かけて機器のチェックを行い、16年4月頃から本格的な観測がスタートします




JAXA 金星探査機 あかつき 再投入に向け軌道修正 2015年7月9日



JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、2015年7月9日、2010年に金星周回軌道への投入失敗後、今年(2015年)12月の再投入を目指している金星探査機「あかつき」について、現在の軌道のまま金星に接近すると、太陽の重力の影響で金星に落下する可能性があることが判明し、2015年7月17日から3回に分けて姿勢制御用の小型エンジンを噴射し、軌道修正を行うと発表しました


姿勢制御用の小型エンジンの噴射は、2015年7月17日、24日、31日の3回に分けて実施し、通常は姿勢制御に使っている小型エンジンを、1回目94秒間、2回目276秒間の予定で、その結果を踏まえて3回目の噴射時間を決める予定ですが、燃焼効率等によって修正量を調整し、3回で予定の軌道修正を達成できなかった場合は4回目も検討されます


姿勢制御用の小型エンジンは、これまで1秒以内程度の短時間しか燃焼させたことがなく、今回、数十秒以上と長時間にわたって噴射させ、3回の噴射で徐々に軌道を修正するのは、初の試みとなります


軌道修正は、2011年にも3回行っていますが、その時使用したのは、ボトム側(メインエンジン側)に配置された4本の姿勢制御エンジンで、今回の軌道修正では、反対側にあるトップ側の姿勢制御エンジン4本を初めて長時間駆動させことになります


トップ側の姿勢制御エンジンは、2015年12月の再投入時にも使用する予定で、その時のための性能試験も兼ねることになります




JAXA 金星探査機 あかつき 第一関門 太陽近くを無事通過 2015年2月11日



金星探査機 「あかつき」は、2015年2月11日、機体が高熱にさらされ、機器が故障する恐れがある為第一関門とされた、太陽に最も近い地点となる、太陽までの距離約 9000万km地点を通過、その後、エンジンや通信機器の状態を調べた結果、故障につながる異常な温度上昇はなかったことが確認されました

2015年8月下旬にも、再び太陽の近くを通過する予定で、これが第二の関門となります




JAXA 金星探査機 あかつき 金星周回軌道投入 失敗 2010年12月7日



2010年12月7日、金星探査機「あかつき」は、速度を落として金星周回軌道に入るため、 メインエンジンを逆噴射しましたが、途中でエンジン噴射が停止したため減速できず、金星を通り過ぎてしまい、緊急事態発生時に自動的に入る「セーフホールドモード」に切り替わりました


「セーフホールドモード」とは、特定面だけが太陽光を浴びて高温になるのを避けるため、自動的にゆっくり回転する状態で、小惑星探査機「はやぶさ」も通信途絶状態になった際、自動的にこのモードに切り替わりました

また、逆噴射に使用されたのは、初の国産エンジンで、世界初となるセラミックを採用したもので、異常な高温で破損した疑いが持たれています




JAXA H2Aロケット17号機 金星探査機 あかつき 打上げ 2010年5月21日



金星探査機 「あかつき」 (PLANET-C) は、2010年5月21日、JAXA H2Aロケット17号機 によって打上げられ、打ち上げ直後に予定していた金星に向かうための軌道修正の作業も不要となる程予定軌道に正確に載り、途中、地球の画像を撮影する余裕ができるなど、極めて順調に航行を続けました




JAXA 金星探査機 あかつき (PLANET-C) とは



金星の自転周期は、243日で大変ゆっくり回っていますが、「スーパーローテーション」と呼ばれる猛スピードの風がすべての場所で自転と同じ方向に吹いていて、その風速は上空60kmで時速400km(風速毎秒100m)、自転速度の60倍もの速さの突風が吹いています
金星探査機 「あかつき」 は、このような不思議な現象がなぜ起きるのかを調べます


金星は、高温の二酸化炭素の大気に包まれ、分厚い硫酸の雲で覆われていますが、その雲がどのように作られるのかを調べたり、金星にも雷があるのかどうか調べたりするのも「あかつき」の探査の目的です


違った光の波長で調べると、大気中の異なる高度の現象が見え、立体的な情報を得ることができることから、「あかつき」には5つのカメラが搭載されており、赤外線から紫外線までの異なる波長の光で同時に、金星の大気の広い範囲を連続的に撮影して、大気の三次元的な運動を明らかにします


また、近赤外線のカメラは、厚い硫酸の雲の下にある地面まで見ることができ、気象現象はもちろんのこと、活火山があるかどうかなども分かるかも知れません


大気の動く様子を三次元でとらえる衛星は、地球では「ひまわり」のような気象衛星がありますが、他の惑星には行ったことは無く、「あかつき」は世界で初めての惑星気象衛星と言えます


金星探査機 「あかつき」 は、近地点高度数百km、遠地点高度40万kmの楕円軌道を通ることから、 近いところからは金星の大気や雲のようすをクローズアップで、遠いところからは惑星全体の広範囲での大気の運動を観測でき、また、「あかつき」が地球から見て金星の背後に隠れていくとき、「あかつき」から送信される電波は金星大気をかすめるようにして地球に届きますので、この電波を分析し、金星大気の温度や微量ガスの層構造を2~4年間に渡って調査、観測する計画です


燃料が無くなって観測を終えた後は、金星の重力により、金星に落下する予定です




JAXA 金星探査機 あかつき 緒元



項目 内容
国際標識番号 2010-020D
打ち上げ日時 2010(平成22)年5月21日 6:58
打ち上げロケット H-IIAロケット17号機
打ち上げ場所 打ち上げ場所
形状 太陽電池パドルを有する箱形
質量 約500kg(打ち上げ時燃料の重量を含む)
軌道 金星周回楕円軌道
軌道高度 近金点 遠金点
300km × 8万km (当初予定)
数百km × 40万km (今回予定)
軌道傾斜角 約172度   (前回予定)
軌道周期 約30時間 (前回予定)





打ち上げ ライブ中継 / JAXA 種子島ライブカメラ



JAXA|種子島ライブカメラ

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関連記事を下記に紹介します



2016年4月8日

「あかつき」軌道修正成功=金星観測、5年超に延長-JAXA 時事通信 2016/04/08-20:38


 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8日、金星を回る探査機「あかつき」の軌道修正に成功したと発表した。昨年12月に周回軌道に投入されたが、そのままでは約2年後に日陰に入る時間が長くなり、観測を継続できない恐れがあった。軌道修正で観測期間を5年以上に延長できた。
 JAXAによると、あかつきは昨年12月の軌道投入後、高度1000~36万キロの長い楕円(だえん)軌道を1周10.5日で周回していた。必要な電力は太陽電池で賄っているが、計算の結果、約800日後にバッテリーの持続時間を超える日陰を飛行することが分かった。
 軌道の周回を10.8日に延ばせば、約2000日後まで長時間の日陰にならない軌道に入ることも判明。JAXAは4日に姿勢制御用エンジンを15秒間噴射した。測定の結果、想定通りの軌道修正が行われたことを確認した。

「あかつき」軌道修正成功=金星観測、5年超に延長-JAXA 時事通信 2016/04/08-20:38 」 より


2015年12月13日

【金星探査機あかつき】逆境からはい上がった「チームあかつき」 奇跡を呼び込んだ勝因は… 産経新聞 12月13日 15:12


 金星の周回軌道投入に成功し、鮮明な画像を地球に送ってきた探査機「あかつき」。5年越しの再挑戦が実を結び、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究チームは歓喜に包まれた。逆境からはい上がり、奇跡的な復活を果たしたチームあかつきの勝因を探った。
 驚きの初画像
 「画像を見て、何じゃこりゃと思った。あんな画像が撮れたのは世界で初めて」。JAXA相模原キャンパスで9日夜に行われた記者会見。計画責任者の中村正人プロジェクトマネージャは、あかつきが捉えた金星の画像に驚きを隠さなかった。
 公開された画像は、赤外線と紫外線のカメラで撮影した計3枚。金星を覆う雲の様子が写っており、これほど高精細の金星画像は例がないという。白黒だが、表面の縞模様がはっきりと見える。科学担当の今村剛プロジェクトサイエンティストが興味深い解説をした。

【金星探査機あかつき】逆境からはい上がった「チームあかつき」 奇跡を呼び込んだ勝因は… 産経新聞 12月13日 15:12 」 より


2015年12月9日

JAXA 金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入結果について 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成27年12月9日


 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、金星探査機「あかつき」を金星周回軌道に投入することに成功しましたので、お知らせします。
 姿勢制御用エンジン噴射後の探査機軌道の計測と計算の結果、「あかつき」は、金星周回周期約13日14時間、金星に最も近いところ(近金点)では高度約400km、金星から最も遠いところ(遠金点)では高度約44万kmの楕円軌道を、金星の自転と同じ方向に周回していることがわかりました。
 現在、探査機の状態は正常です。
 今後は搭載している科学観測機器である2μmカメラ(IR2)、雷・大気光カメラ(LAC)、超高安定発振器(USO)の立上げ及び機能確認を行います。既に機能確認済みの3つの観測機器(1μmカメラ(IR1)、中間赤外カメラ(LIR)、紫外イメージャ(UVI))と合わせて約3か月間の初期観測を行うとともに、軌道制御運用を行って徐々に金星を9日間程度で周回する楕円軌道へと移行する予定です。その後、平成28(2016)年4月ごろから定常観測に移行する予定です。

JAXA 金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入結果について 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成27年12月9日 」 より


2015年12月9日

「あかつき」金星軌道投入に成功 NHK 2015年12月9日 17:16


金星を回る軌道を目指し、7日、5年ぶりにエンジンの噴射に再挑戦した探査機「あかつき」が、金星を回る軌道に入ることに成功したことが、関係者への取材で分かりました。日本の探査機が、地球以外の惑星を回る軌道に入ったのは、初めてです。JAXA=宇宙航空研究開発機構は、午後6時から記者会見を開いて明らかにする予定です。

「あかつき」金星軌道投入に成功 NHK 2015年12月9日 17:16 」 より


2015年12月7日

金星探査機あかつき・JAXA会見詳報「意外と丈夫、軍艦のよう」「工学チームの底力感じた」 産経新聞 12月7日(月)16時12分


 金星探査機「あかつき」の周回軌道投入の状況について、中村正人プロジェクトマネージャが7日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の相模原キャンパスで記者会見した。主なやりとりは次の通り。
 「本日、あかつきの周回軌道投入の作業を行った。午前8時51分29秒から9時11分57秒までの1228秒間、エンジン噴射を計画した。計画通り行われたことを確認した。噴いている方向と噴射量は予定とほぼ同一なので、当初予定した軌道に入ることの期待は大変、持てると考えているが、正確な軌道は、実際に飛んでいるところを追いかけて確認して2日後に発表したい」

金星探査機あかつき・JAXA会見詳報「意外と丈夫、軍艦のよう」「工学チームの底力感じた」 産経新聞 12月7日(月)16時12分 」 より


2015年12月7日

JAXA 金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入における姿勢制御用エンジン噴射結果について 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成27年12月7日


 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入のため、姿勢制御用エンジン噴射を平成27(2015)年12月7日8時51分(日本時間)から実施しました。
 探査機から送信されたデータの解析結果により、姿勢制御用エンジンの噴射を、計画通り約20分間実施し、所要の噴射時間が得られたことを確認しました。
 現在、探査機の状態は正常です。また、姿勢制御用エンジン噴射後の探査機軌道の計測と計算を行っています。目標とする周回軌道への投入結果の判明までには2日程度かかる見込みです。結果については、別途改めてお知らせします。

JAXA 金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入における姿勢制御用エンジン噴射結果について 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 平成27年12月7日 」 より


2015年12月7日

金星探査機あかつき速報(3)「エンジンを予定通り噴射した模様」と広報担当者:イザ! 2015.12.7 10:16


 金星周回軌道への投入を試みている宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「あかつき」。エンジン噴射の予定時刻を過ぎた7日午前9時23分、管制室で拍手が起きた。約3分後、プレスセンターで広報担当者が説明した。
 「まだデータが十分ではないが、(噴射を)予定通り開始して終了した。噴射の量も速度から推測する限り、予定通りだったもようです。20分間、吹き続けないとうまくいかない。うまくいったもようだという拍手だった。今のところ予定通り進んでいるという認識の拍手です」
 9時28分頃、管制室の中継画面からは、研究者らが立ち上がり、声を掛け合う様子がみられた。

金星探査機あかつき速報(3)「エンジンを予定通り噴射した模様」と広報担当者:イザ! 2015.12.7 10:16 」 より


2015年12月7日

金星探査機あかつき速報(2)エンジン噴射予定時刻過ぎ…「今のところ正常で粛々と運用」 管制室に拍手 産経新聞 12月7日(月)10時10分


 探査機「あかつき」が金星の周回軌道に入るため、エンジンを噴射する予定時刻が迫る。宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパスのプレスセンターでは久保田孝・宇宙科学プログラムディレクタの説明が続く。
「噴射予定時刻は8時51分。あかつきと地球との通信だが、距離が約1億8000万キロあり、(電波が)届くのに9分かかるので、こちらで状況を確認できるのは9時過ぎごろからデータが出てくる。非常にクリティカルな(限界の条件での)運用。今のところ正常で粛々と運用している。特にこちらからコマンド(指示)を打つのではなく、確認している。時々刻々、時間が近づくにつれて緊張が増すが、あかつきは事前にできることはすべてやって、議論もし、粛々とやっている。いろんなケースを予想してリハーサルもやっている」
 管制室の状況はプレスセンター画面に映し出されているものの、運用状況は分かりにくい。記者会見は正午からの予定だが、報道陣からはそれ以前の状況把握に関する質問が続いた。

金星探査機あかつき速報(2)エンジン噴射予定時刻過ぎ…「今のところ正常で粛々と運用」 管制室に拍手 産経新聞 12月7日(月)10時10分 」 より


2015年12月7日

緊張一転、管制室に拍手=「あかつき」軌道再投入―相模原 時事通信 12月7日(月)9時55分


 5年ぶりとなる金星探査機「あかつき」の軌道投入再挑戦。
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所(相模原市中央区)にある運用管制室では、7日午前5時ごろから約40人の担当者が軌道投入に向けた最終準備を開始した。
 午前8時51分、予定通りエンジンの噴射を開始。管制室に詰めたプロジェクトマネジャーの中村正人JAXA教授は、あかつきから送られるデータを表示するモニターの前に座り、じっと約20分間の噴射が終わるのを待った。
 同9時23分すぎ、無事にエンジン噴射が終わったことを示すデータが届くと、緊張に包まれていた管制室は一転して拍手の渦に。担当者らの表情は和らぎ、握手をする姿も見えた。

緊張一転、管制室に拍手=「あかつき」軌道再投入―相模原 時事通信 12月7日(月)9時55分 」 より


2015年12月7日

<あかつき>金星周回軌道へ噴射成功 5年ぶり再挑戦 毎日新聞 12月7日(月)9時35分


 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日午前、金星に接近した探査機「あかつき」を金星周回軌道に投入するため、あかつきのエンジン噴射を試みた。JAXAによると、予定通り20分間の噴射が確認され、軌道投入に成功したとみられる。あかつきは2010年に金星周回軌道投入に失敗しており、今回が2回目の挑戦。日本の探査機が地球以外の惑星の周回軌道に入るのは初めて。
 あかつきは金星の大気循環などを観測し、地球の隣の惑星ながら大きく環境が異なった原因に迫ろうと、10年5月に打ち上げられた。同年12月7日、主エンジンの故障で軌道投入に失敗し、太陽を周回していた。
 今回の軌道投入では、4基合わせても主エンジンの5分の1の力しか出せない姿勢制御用の小型エンジンを噴射してブレーキをかけた。燃料は打ち上げ時の3割しか残っておらず、機体の設計寿命も既に超えており、今回が最後のチャンスだった。

<あかつき>金星周回軌道へ噴射成功 5年ぶり再挑戦 毎日新聞 12月7日(月)9時35分 」 より


2015年12月7日

あかつき、金星軌道へ噴射成功か 毎日新聞 2015年12月7日 09:35


 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日午前、金星に接近した探査機「あかつき」を金星周回軌道に投入するため、あかつきのエンジン噴射を試みた。JAXAによると、予定通り20分間の噴射に成功したとみられる。あかつきは2010年に金星周回軌道投入に失敗しており、今回が2回目の挑戦。日本の探査機が地球以外の惑星の周回軌道に入るのは初めて。
 あかつきは金星の大気循環などを観測し、地球の隣の惑星ながら大きく環境が異なった原因に迫ろうと、10年5月に打ち上げられた。同年12月7日、主エンジンの故障で軌道投入に失敗し、太陽を周回していた。

あかつき、金星軌道へ噴射成功か 毎日新聞 2015年12月7日 09:35 」 より


2015年12月7日

あかつき、軌道投入再挑戦=金星探査機、5年前失敗―JAXA 時事通信 12月7日(月)5時13分


 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日午前、金星探査機「あかつき」の姿勢制御用エンジンを噴射し、金星の周回軌道投入に再挑戦した。噴射は計画通り、約20分間行われたとみられる。軌道投入の成否は、データの測定や解析を終えた9日に発表する。
 JAXAは2010年12月7日、あかつきの金星軌道投入を試みたが、主エンジンの故障で失敗した。5年ぶりの再挑戦に成功すれば、日本の惑星探査機で初の軌道投入となる。
 あかつきは7日午前8時51分、金星の上空約500キロで、姿勢制御用エンジン4基を約20分間噴射。機体の速度を秒速約38.4キロから同38.2キロに落とし、高度数百キロ~約50万キロの楕円(だえん)軌道に投入する計画だ。

あかつき、軌道投入再挑戦=金星探査機、5年前失敗―JAXA 時事通信 12月7日(月)5時13分 」 より


2015年12月7日

「あかつき」、金星軌道投入に「裏技」で再挑戦 読売新聞 12月7日(月) 4時57分


 日本初の惑星探査を目指している金星探査機「あかつき」は7日午前、金星をまわる軌道への投入に向けたエンジン噴射に5年ぶりに再挑戦する。
 宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))の計画によると、あかつきは午前8時50分過ぎ、4台の小型エンジンを一斉に逆噴射する。約20分間の連続噴射に成功すれば、金星をまわる楕円(だえん)軌道に投入され、金星の大気などの観測を始める予定だ。
 あかつきは2010年5月、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。しかし同年12月に主エンジンが故障し、軌道投入に失敗。この5年間、太陽のまわりを9周して金星に再び近づくタイミングを待っていた。

「あかつき」、金星軌道投入に「裏技」で再挑戦 読売新聞 12月7日(月) 4時57分 」 より


2015年12月7日

<あかつき>金星に再挑戦 故障のまま軌道投入へ 毎日新聞 2015年12月7日 01:04


 2010年に金星周回軌道への投入に失敗した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「あかつき」が7日、5年の時を経て投入に再挑戦する。軌道投入時には逆噴射してブレーキをかける必要があるが、前回の挑戦で主エンジンが故障したまま。ハンディを抱えながらも再挑戦にこぎ着けた陰には、数万通りもの軌道を計算し、最適な投入法を導き出した「軌道設計チーム」の奮闘があった。
 チームの広瀬史子(ちかこ)JAXA主任研究員(35)は10年12月7日、他のメンバーとともにあかつきからの電波を待っていた。だが、予定の時刻になっても電波は届かず、周囲が「何かがおかしい」と騒然となったころ、投入失敗が判明した。

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2015年7月9日

探査機「あかつき」最後のチャンス?軌道変更へ 読売新聞 7月9日(木)19時50分


 今年12月に金星の周回軌道投入を目指す探査機「あかつき」について、宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))は9日、今月17日から3回に分けてエンジンを噴射し、最終的な軌道変更を行うと発表した。
 あかつきは、2010年に周回軌道投入を試みたが、主エンジンが壊れて失敗。太陽を周回しながら、姿勢制御用の小型エンジンを使って、少しずつ軌道を修正し、再挑戦の機会をうかがってきた。
 今回の軌道変更に成功した上で、8月末に太陽近くを無事通過できれば、12月7日に金星に到着し、日本初の惑星探査に挑む。軌道変更が失敗すると、周回軌道に入らず、再び修正することは難しいという。

探査機「あかつき」最後のチャンス?軌道変更へ 読売新聞 7月9日(木)19時50分 」 より


2015年7月9日

再投入に向け軌道修正へ=金星探査機「あかつき」 時事通信 7月9日(木)16時35分


 宇宙航空研究開発機構は9日、2010年に金星周回軌道への投入失敗後、今年12月の再投入を目指している探査機「あかつき」について、軌道修正のため17日から3回に分けてエンジン噴射を行うと発表した。
 10年5月に打ち上げられたあかつきは同年12月、金星に最接近して軌道投入を試みたが、主エンジンが破損して失敗。姿勢制御用の小型エンジンで軌道を変更し、太陽を周回しながら再投入の機会を待っている。
 記者会見したプロジェクトマネジャーの中村正人・宇宙機構教授によると、現在の軌道のまま金星に接近すると、太陽の重力の影響で金星に落下する可能性がある。このため、小型エンジンの噴射による軌道修正が必要になった。

再投入に向け軌道修正へ=金星探査機「あかつき」 時事通信 7月9日(木)16時35分 」 より


2015年7月9日

金星探査機「あかつき」軌道投入ラストチャンスへ 7月中に3回軌道修正 「すごく緊張している」 ITmedia 7月9日(木)16時32分


 金星探査機「あかつき」(PLANET-C)は、12月の金星周回軌道投入に向け、7月中に3回に分けて軌道修正を行う。このままの軌道では金星に近づき過ぎて落下するリスクがあるため、姿勢制御エンジンを噴射させて軌道を修正。12月7日の金星周回軌道投入を目指す。
 これまで1秒以内程度の短時間しか燃焼させたことがないエンジンを、数十秒以上と長時間にわたって噴射させ、3回の噴射で徐々に軌道を修正する計画。「やったことがないことで、すごく緊張している」と、「あかつき」プロジェクトチームの中村正人プロジェクトマネージャは打ち明ける。

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2015年7月9日

金星探査機「あかつき」、7月下旬に軌道修正を実施 12月の金星周回軌道再投入に向けて sorae.jp 7月9日(木)15時0分


 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月9日、今年12月に金星周回軌道への投入に再挑戦する金星探査機「あかつき」について、軌道投入に向けて、今月下旬に計3回の軌道修正を実施すると発表した。
 「あかつき」は現在、太陽のまわりを回る軌道に乗っており、今年12月7日に金星周回軌道に入ることを目指している。しかし現在の軌道のままでは、再投入後の近金点(軌道上で最も金星に近づく点)が、太陽の重力摂動の減速効果によって下がり、金星へ落下するリスクがある。そこで、これを回避し、また再投入後の観測に有利な軌道に修正するために、7月17日から31日にかけて合計3回の軌道修正が行われることになった。

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2015年2月17日

「あかつき」太陽近くを通過、第一関門を突破 読売新聞 2月17日(火)8時52分


 宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))は16日、12月に金星探査に再挑戦する予定の探査機「あかつき」が太陽に最も近い地点を無事に通過したことを明らかにした。
 機体が高熱にさらされ、機器が故障する恐れがあったため、太陽への最接近が第一関門だった。
 JAXAによると、あかつきの太陽への最接近は11日。約9000万キロ・メートルまで近づいた。その後、金星探査に使うエンジンや通信機器の状態を調べた結果、故障につながる異常な温度上昇はなかったことが確認できたとしている。

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2015年2月6日

「次がラストチャンス」 金星探査機「あかつき」軌道投入に再挑戦 「必ず成功できる」 ITmedia 2月6日(金)18時46分


 「次がラストチャンス」――金星探査機「あかつき」(PLANET-C)が今年12月7日、金星周回軌道への投入に再挑戦する。2010年に行った最初の挑戦はエンジン故障で失敗。あかつきが再び金星に接近するタイミングで、再投入を試みる。「本来は5年前に成功していて当然のミッション。粛々と責任を果たしていきたい」と、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の中村正人プロジェクトマネージャは話す。

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2015年1月5日

金星探査機「あかつき」軌道投入、12月再挑戦 読売新聞 1月5日(月)14時44分


 日本の金星探査機「あかつき」が今年12月上旬、金星を周回する軌道への投入に再挑戦することになった。
 2010年12月にエンジンの故障で投入に失敗し、宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))は機体がきちんと動くかどうか確かめながら、時機をうかがっていた。残る燃料は少なく、チャンスは1回限り。成功すれば、日本の探査機として初めて、地球以外の惑星の周回軌道に乗ることになる。

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2010年12月10日

あかつき、燃料タンクの圧力に異常 配管に目詰まりか  ITmedia 2010年12月10日 18時26分


 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月10日、探査機「あかつき」の金星軌道投入時、燃料タンクの圧力が想定より低下していたと発表した。燃料を押し出すガス配管の目詰まりなどの理由が考えられるが、「先入観を排除してあらゆる可能性を探る」と中村正人プロジェクトマネージャは話す。

あかつき、燃料タンクの圧力に異常 配管に目詰まりか  ITmedia 2010年12月10日 18時26分 」 より


2010年12月8日

国産エンジン、逆噴射に失敗 「あかつき」原因解明へ 日本経済新聞 2010/12/8 13:44


 日本初の金星探査機「あかつき」は5月に打ち上げられて以降、順調に飛行を続けてきた。それが、最大の難関とされた軌道修正のための逆噴射で失敗した。逆噴射に使った初の国産エンジンをうまく動かせなかった原因は何か。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は調査・対策チームを設置、原因の解明に着手した。

国産エンジン、逆噴射に失敗 「あかつき」原因解明へ 日本経済新聞 2010/12/8 13:44 」 より


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