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Windows 10 大型アップデート AnniversaryUpdate 開始 2016年8月2日


Windows 10 大型アップデート AnniversaryUpdate 開始 2016年8月2日



Microsoftは、2016年8月2日、開発コードネーム「Redstone 1」と呼ばれ、各種の新機能を搭載する Windows 10 の大型アップデート 「Windows 10 AnniversaryUpdate」 の提供を開始しました

Windows 10 は、2015年7月末の提供の後、2015年11月にも大型アップデートとなるバージョン「1511」(開発コードネーム「Threshold 2」)が提供されていますが、今回の Windows 10 AnniversaryUpdate は、バージョン「1607」とされるアップデートプログラムです


PC向けの Windows 10 Anniversary Update は、32ビット版では、必要なメモリ容量が、これまでの 1GBから2GBに変更されている他、ライセンス認証情報が、Microsoftアカウントと紐づけられ、ハードウェア構成を変更した場合に再度ライセンス認証が可能になっています

Microsoft では順次、Windows 10 AnniversaryUpdate をロールアウトしていくとしていますが、手動で 即時アップデートしたい場合、[設定] → [更新とセキュリティ] → 「Windows Update」 にある [詳細設定] を選ぶと、「Windows 10の更新履歴」 というページが表示され、そこで 「AnniversaryUpdateを入手する」 を選ぶとダウンロードされ、「Windows 10 アップグレード アシスタント(Windows10Upgrade28084.exe)」 を実行することにより、Windows 10 Anniversary Update のアップデートが実行されます


更新後に再起動すると、ロック画面の壁紙が変更されており、サインイン画面もロック画面と同じ背景へと変更されます

スタートメニューには、これまでの 「すべてのアプリ」 がデフォルトで表示されるようになりましたが、これまで表示されていた設定やエクスプローラー、電源などはアイコン化されました


設定では、アクションセンターの下部に表示される 「クイックアクション」 に表示する項目をカスタマイズえきるようになり、通知についても、タスクトレイに通知の数を表示可能となっています

通知には、Windows Defender での自動スキャン結果も通知されるほか、PCを再起動して OS起動前のオフラインの状態でマルウェアをスキャンできるモードが追加されている他、セキュリティ面では、生体認証機能 「Windows Hello」 が強化され、標準ウェブブラウザー 「Microsoft Edge」 で ウェブサービスでの認証などにを利用可能となっています


Microsoft Edge は、新たにサポートされる拡張機能として、「AdBlock」、「LastPass」、「Amazon Assistant」、「Evernote Web clipper」、「OneNote Web clipper」、「Pin It Button」、「Save to Pocket」などを Windowsストアからダウンロードして利用でき、また、タブのピン留めをはじめ、新たな機能も追加されています

また、Edge では、CPUとメモリの使用量を削減することで、省電力を果たし、バッテリー消費が節約されている他、HTML5 を中心としたウェブ標準技術のサポートも拡大し、アクセシビリティなども強化されています


音声アシスタント 「Cortana」 もアップデートされ、ロック画面で利用可能になる他、Windows 10 Mobile や Android端末 とのデバイス間同期が新たにサポートされ、不在着信やメッセージ、バッテリー容量の低下などの通知をPCで受け取ることができ、また、スマートフォンの位置をPCから尋ねることもできます

Windows Ink の機能も強化され、スクリーンショットやスケッチ機能で、スタイラスペンにより迅速にメモが作成できる他、Office や Edge、地図などのアプリとの統合がより進んでいます


「Connect」アプリが Miracastに対応し、Android端末の画面をデスクトップ上に表示可能となっており、また、Xbox Oneとの連携機能も強化されています

開発者向けの機能としては、「Windows Subsystem for Linux(Beta)」 が搭載され、コマンドラインで 「Bash」 を利用可能となりました


Windows 10 AnniversaryUpdate は、Windows 10 Mobile 向けにも提供され、提供時期は未定ですが、次の大型アップデートとなる開発コードネーム 「Redstone 2」 も予定されています

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関連記事を下記に紹介します



2016年8月3日

大型アップデート「Windows 10 Anniversary Update」提供開始 INTERNET Watch 08月03日 11:23


 Microsoftは2日、開発コードネーム「Redstone 1」と呼ばれ、各種の新機能を搭載するWindows 10の大型アップデート「Windows 10 AnniversaryUpdate」の提供を開始した。
 Windows 10 AnniversaryUpdateは、バージョン「1607」とされるアップデートプログラム。そのほかの動作環境には変更はない。Windows 10は2015年7月末の提供の後、2015年11月にも大型アップデートとなるバージョン「1511」(開発コードネーム「Threshold 2」)が提供されている。
 PC向けのWindows 10 Anniversary Updateでは、32ビット版では、必要なメモリ容量がこれまでの1GBから2GBに変更されている点には注意が必要だ。また、ライセンス認証情報がMicrosoftアカウントと紐づけられ、ハードウェア構成を変更した場合に再度ライセンス認証が可能になっている。
 Microsoftでは順次、Windows 10 AnniversaryUpdateをロールアウトしていくとしているが、まだWindows Update経由での配信が行われていないPCにおいても、手動での即時アップデートが可能だ。[設定]-[更新とセキュリティ]-「Windows Update」にある[詳細設定]を選ぶと、「Windows 10の更新履歴」というウェブページが表示される。そこで「AnniversaryUpdateを入手する」を選ぶとダウンロードされる「Windows 10 アップグレード アシスタント(Windows10Upgrade28084.exe)」を実行すると、Windows 10 Anniversary Updateへのアップデートが行える。

大型アップデート「Windows 10 Anniversary Update」提供開始 INTERNET Watch 08月03日 11:23 」 より


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