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JT 加熱式たばこ Ploom TECH (プルーム テック) 全国販売 2018年6月4日


JT 加熱式たばこ Ploom TECH (プルーム テック) 全国販売開始 2018年6月4日から



JT(日本たばこ産業)は、2018年5月1日、加熱式たばこ「プルーム・テック」の全国販売について、増強した製造設備の稼働が安定してきたためとして、いったんは 9月としていた販売開始時期を前倒しし、 2018年6月4日から開始すると発表しました

2018年5月1日現在の販売地域は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、福岡県、札幌市、仙台市、名古屋市、広島市のみですが、2018年6月から一部のたばこ販売店で販売を開始し、2018年7月2日からは、順次全国のコンビニエンスストアでも販売を開始するとしています


プルーム・テックのたばこカプセルについては、2018年に 2億パック(40億本)販売との計画は維持、デバイスは、2018年4月中旬に累計 200万台を突破しており、2018年1~3月期では、JTの RRP(Reduced Risk Products)関連売上高は 86億円となっていました

JTによると、1~3月期の国内たばこ総市場は 2%台半ばの減少で、紙巻きたばこが 15.6%減と大幅に縮小する一方、RRPは伸びていおり、たばこ総市場に占める RRPは 20%程度と推定、JTは、2020年末までに RRP市場で 40%のシェアを獲得することを目指しています


RRPPとは、喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品のことで、JTは今後、「高温加熱タイプ」と「プルーム・テックの進化版」という 2つの新製品の投入を計画しています




JT 加熱式たばこ Ploom TECH (プルーム テック) 東京販売開始 2017年6月以降



JT(日本たばこ産業)は、2017年2月6日、無煙加熱式たばこ「プルームテック」の東京で、2017年6月から販売開始、全国販売は 2018年上期に開始すると発表しました

Ploom TECH (プルーム テック)は、JTがたばこベイパーと呼ぶ新たなカテゴリーの製品で、充電式のデバイスにたばこの葉が詰まったカプセルとリキッドのカートリッジをセットし、ベイパーをたばこに通して味わいます


JTは、たばこベイパー市場拡大の影響などで、2017年の国内たばこ販売数量を 9.6%減と見込んでおり、JTの「プルームテック」に対して、フィリップ ・ モリス ・ インターナショナル(PM.N)の「アイコス」は充電式のデバイスが直接、たばこの葉を加熱する方式で、ブリティシュ ・ アメリカン ・ タバコ(BAT)(BATS.L)も 2016年12月に新型の電子加熱式たばこ「glo(グロー)」の販売を仙台市で開始しています

これら 3社の製品は、ニコチンの入った液体を気化させる電子タバコとは区別されており、日本では、薬事法により電子タバコの販売が難しく、たばこベイパーの主流になっています




JT 加熱式たばこ Ploom TECH (プルーム テック) 販売再開 2016年6月23日



JT (日本たばこ産業)が 2016年3月から発売した「 Ploom TECH (プルーム・テック)」は注文が殺到、専用キットの出荷を一時停止、2016年6月23日から販売 ・ 予約を再開しました

また、フィリップモリスジャパン(PMJ)が2015年投入した 「iQOS(アイコス)」も「全国的に品薄状態」(同社)と、好調な滑り出しとなるなど、従来の紙巻きたばこ特有の煙や匂いがほとんどしないのが特徴の火を使わない「加熱型たばこ」 に注目、人気が集まっています



JT (日本たばこ産業) Ploom TECH (プルーム テック)



JT (日本たばこ産業)では、2013年から加熱型たばこを販売していましたが、2016年3月に入ってさらに独自の技術、たばこの葉を加熱するのではなく、専用器具に入った液体を加熱して蒸気を発生、さらにたばこ葉の詰まったカプセルを通して吸う仕組みの 「Ploom TECH」 を発売しました

専用器具の価格は 4000円で、「メビウス」 銘柄 3種を投入、福岡市の販売店と同社オンラインショップで販売を開始したところ、5日間で月間販売見込みの 5倍の売れ行きを示す人気となり、一時出荷を停止、2016年6月23日から販売 ・ 予約を再開しました


JT (日本たばこ産業)では、「予想を上回る人気で驚いている。将来的には全国での販売も視野に入れたい。福岡の西日本鉄道天神駅では Ploom TECH のみ吸ってもよいカフェも登場しており、今後こうした加熱型たばこを容認する店舗も増えていくことも考えられる」と話しています



フィリップモリスジャパン 「iQOS(アイコス)」



フィリップモリスジャパン 「iQOS(アイコス)」は、2015年9月から大都市圏のコンビニエンスストアなどで先行発売されましたが、喫煙者の関心が高く、全国展開の予定を二度も延期する程の人気となり、2016年4月から全国での販売に踏み切りましたが、2016年6月23日現在も品薄状態が続いています


フィリップモリスジャパンの 「iQOS(アイコス)」は火を使わず、専用キットにたばこを挿入し、数十秒間たばこ葉を電気加熱することで出てきた蒸気を吸う方式で、喫煙者の口から吐き出されるのは蒸気のため、紙巻きたばこと比べ煙や灰がほとんどなく、匂いも気になりにくいのが特徴です

加熱式たばこの「iQOS」 「ロイター/アフロ」 より

フィリップモリスジャパンの 「iQOS(アイコス)」は火を使わず、専用キットにたばこを挿入し、数十秒間たばこ葉を電気加熱することで出てきた蒸気を吸う方式で、喫煙者の口から吐き出されるのは蒸気のため、紙巻きたばこと比べ煙や灰がほとんどなく、匂いも気になりにくいのが特徴です


加熱キットとたばこはいずれも専用で、専用キットの価格は 9980円(税込)、「マールボロ」銘柄 4種のたばこが販売されています


流通関係者は、「吸い口は紙巻きたばこと同じで、ニコチンも含んでおり味わいも悪くないことから違和感なく切り替える人が多いようだ。初期投資はかかるが、子供や家族に配慮して買いたいという声もあり、予約が途切れない状況」と話しています

フィリップモリスジャパンは「世界7か国で販売していますが、日本での人気の高さが特に目立つ。髪や服、部屋に嫌なにおいがつきにくく、清潔感を求める国民性に合っているのが人気の秘密なのではないか」としています




「加熱型たばこ」 と 「電子たばこ」



欧米では「電子たばこ」が一定の人気を集めていますが、日本ではニコチン入りの電子たばこを販売するには薬事法の関係で厚生労働省の認可が必要となり、参入しにくい状況でしたが、「加熱型」で蒸気を吸うスタイルのたばこは、たばこ葉を使うため財務省の管轄となり、紙巻きたばこのノウハウを持ったメーカーが投入しやすい背景があります


電子たばこをめぐっては、2015年5月、国内で流通する 9銘柄のうち 4銘柄から発がん性物質が検出されたという調査結果が厚生労働省の専門委員会で示され、健康への影響については研究が始まったばかりでまだ分からないことも多いようです

フィリップモリスジャパンでは、「将来的にはすべてのたばこが加熱型に切り替わっていくことが目標」と強気の見通しを示しています

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関連記事

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関連記事を下記に紹介します



2018年5月1日

JT、加熱式たばこを6月から全国販売=プルーム・テック 時事通信 2018年5月1日 18:37


 日本たばこ産業(JT)は1日、火を使わない加熱式たばこ「プルーム・テック」の販売を6月から全国に広げる、と発表した。全国販売で先行している競合他社を追い上げる。
 6月4日に全国のたばこ販売店の一部で、7月2日に全国のコンビニエンスストアでそれぞれ取り扱いが始まる。プルーム・テックは2016年3月に福岡市やオンラインショップを手始めに、取り扱いが広がってきており、18年4月に加熱機器の販売が200万台を突破した。


2018年5月1日

JT、加熱式たばこを全国販売 時事通信 2018年5月1日 18:30


 日本たばこ産業(JT)〈2914〉は1日、火を使わない加熱式たばこ「プルーム・テック」の販売を6月から順次全国に広げる、と発表した。全国販売で先行している競合他社製品を追い上げる。


2018年5月1日

JT、加熱式たばこ「プルーム・テック」の全国販売を6月に開始 ロイター 2018年5月1日 18:27


 JT<2914.T>は1日、加熱式たばこ「プルーム・テック」の全国販売を6月4日から開始すると発表した。増強した製造設備の稼働が安定してきたため、いったんは9月に後ずれさせていた全国販売時期を6月に前倒しした。
 6月から一部のたばこ販売店で販売を開始し、7月2日からは、順次全国のコンビニエンスストアでも販売を開始する。
 現在の販売地域は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、福岡県、札幌市、仙台市、名古屋市、広島市。
 プルーム・テックのたばこカプセルについては、2018年に2億パック(40億本)販売との計画は維持する。デバイスは、18年4月中旬に累計200万台を突破した。18年1―3月期では、JTのRRP(Reduced Risk Products)関連売上高は83億円だった。
 JTによると、1―3月期の国内たばこ総市場は2%台半ばの減少となった。紙巻きたばこが15.6%減と大幅に縮小する一方で、RRPは伸びている。たばこ総市場に占めるRRPは20%程度と推定している。
 同社は、20年末までにRRP市場で40%のシェアを獲得することを目指している。RRPとは、喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品。JTは今後「高温加熱タイプ」と「プルーム・テックの進化版」という2つの新製品の投入を計画している。


2018年4月25日

【直球緩球】JT・寺畠正道社長「加熱式に新製品、シェア4割狙う」 SankeiBiz 04月25日 21:47


 −−加熱式たばこ「プルーム・テック」(PT)がまだ全国展開できていない
 「専用の『たばこカプセル』の生産設備をイタリアから導入する計画が、半年遅れてしまった。商品力や開発スピードの問題ではない。9月には全国展開が完了する予定で、あとは攻めの姿勢でシェアを上げていくまでだ。2年後に加熱式のシェア40%を目指す」
 −−2月の決算発表時に新製品の発売に言及した
 「(たばこ葉を低温蒸気で加熱する)PTは競合2社の『高温加熱型』より一歩先を進んでいるが、一方で『キックが弱い』との指摘もあるため、2種の新製品を準備している。片方はPTのバージョン2で、蒸気を増やして満足感を高める。PTと同じたばこカプセルを使えるのがメリットだ。もう片方は競合2社と同様の高温加熱型で、紙巻きたばこの生産設備を転用できる。年末から来年初頭にかけて売り出したい」
 −−10月に加熱式たばこへの増税が控えている
 「国の動きは想定以上に早かった。しかし開発投資への配慮か、税率を5年かけて段階的に引き上げる形となった。その間にコストダウンを進める」
 −−今後のM&A(企業の合併・買収)の方針は
 「たばこ業界は他の産業よりもメーカーの集約が早く進み、もはや単独で買収できる大型案件は見当たらない状況だ。今後はマーケットの『面』を広げることが重要。インドネシアやフィリピン、エチオピアなどの成長性に注目している」


2018年4月25日

【直球緩球】JT・寺畠正道社長「加熱式に新製品、シェア4割狙う」 産経新聞 04月25日 21:14


 −−加熱式たばこ「プルーム・テック」(PT)がまだ全国展開できていない
 「専用の『たばこカプセル』の生産設備をイタリアから導入する計画が、半年遅れてしまった。商品力や開発スピードの問題ではない。9月には全国展開が完了する予定で、あとは攻めの姿勢でシェアを上げていくまでだ。2年後に加熱式のシェア40%を目指す」
 −−2月の決算発表時に新製品の発売に言及した
 「(たばこ葉を低温蒸気で加熱する)PTは競合2社の『高温加熱型』より一歩先を進んでいるが、一方で『キックが弱い』との指摘もあるため、2種の新製品を準備している。片方はPTのバージョン2で、蒸気を増やして満足感を高める。PTと同じたばこカプセルを使えるのがメリットだ。もう片方は競合2社と同様の高温加熱型で、紙巻きたばこの生産設備を転用できる。年末から来年初頭にかけて売り出したい」
 −−10月に加熱式たばこへの増税が控えている
 「国の動きは想定以上に早かった。しかし開発投資への配慮か、税率を5年かけて段階的に引き上げる形となった。その間にコストダウンを進める」
 −−今後のM&A(企業の合併・買収)の方針は
 「たばこ業界は他の産業よりもメーカーの集約が早く進み、もはや単独で買収できる大型案件は見当たらない状況だ。今後はマーケットの『面』を広げることが重要。インドネシアやフィリピン、エチオピアなどの成長性に注目している」


2017年2月6日

JTの国内たばこ販売、17年は1千億本割れか 朝日新聞 02月06日 23:04


 日本たばこ産業(JT)は6日、2017年の国内のたばこ販売が前年比9.6%減の960億本になりそうだと発表した。1985年の民営化以降、1千億本を割り込むのは初めて。健康志向に伴うたばこ離れや人口減少、煙を出さない新型たばこの普及などにより大きく落ち込む見通しだ。17年12月期は減収減益を見込んでおり、本業のもうけを示す営業利益の予想は前年比5.6%減の5600億円。
 海外でのたばこ事業の営業利益が5.2%増、医薬事業がほぼ倍、加工食品事業が2割増とそれぞれ伸びる一方、国内たばこ事業の営業利益は7.0%減の2270億円になる見通しだ。
 国内では、電子機器を使う新型たばこの販売を広げる方針だ。昨年3月に福岡市とインターネット経由で販売を始めた、電気で熱した蒸気をたばこの葉にくぐらせて吸う新型たばこ「プルーム・テック」の売れ行きが好調といい、工場の生産能力を上げて、今年6月に東京都内で販売を始める。
 同日発表した16年12月期決算の売上高は、前年比4.9%減の2兆1432億円、営業利益は不動産売却益があったことで5.0%増の5933億円だった。


2017年2月6日

JT、無煙たばこプルームテックを今年6月以降に東京で販売開始 ロイター 2017年2月6日 15:33


 日本たばこ産業<2914.T>は6日、無煙たばこ「プルームテック」の販売を今年6月から東京で開始すると発表した。全国販売は2018年上期に開始する。
 プルームテックは同社がたばこベイパーと呼ぶ新たなカテゴリーの製品。充電式のデバイスにたばこの葉が詰まったカプセルとリキッドのカートリッジをセットし、ベイパーをたばこに通して味わう。
 JTは、たばこベイパー市場拡大の影響などで、2017年の国内たばこ販売数量を9.6%減と見込んでいる。
 JTの「プルームテック」に対して、フィリップ・モリス・インターナショナル<PM.N>の「アイコス」は充電式のデバイスが直接、たばこの葉を加熱する。ブリティシュ・アメリカン・タバコ(BAT)<BATS.L>も12月に新型の電子加熱式たばこ「glo(グロー)」の販売を仙台市で開始した。
 これら3社の製品は、ニコチンの入った液体を気化させる電子タバコとは区別されている。日本では、薬事法により電子タバコの販売が難しく、たばこベイパーの主戦場になっている。


2016年9月8日

新型たばこ、消えぬ人気 路上喫煙OK?困惑する自治体 朝日新聞 2016年9月8日13時30分


 葉タバコを電気で加熱するなどし、煙を出さない新型たばこが人気だ。喫煙者から「周りを気にせず吸える」と支持され、発売から半年以上経っても品薄が続く。ただ、「安全とは証明されていない」と健康への影響を指摘する声もある。歩きたばこを禁じる条例を定めた自治体も、規制するか対応は割れている。
 九州最大の繁華街、福岡・中洲のスナック。3人が新型たばこを楽しんでいた。ホステスの女性(45)が吸うのは日本たばこ産業(JT)の「Ploom TECH(プルーム・テック)」。煙のようにくゆるのは霧(ミスト)で、たばこ臭くはない。「たばこと同じ『吸った』感がある。周りも気にせずに済むのが良い」と女性は言う。
 形は従来の紙巻きたばこと同じ棒状だが、仕組みは違う。食品添加物に使われるグリセリンなどが入った溶液を電気で熱し、別売りの葉タバコ入りのカプセルを通して気化した霧を吸う。


2016年6月25日

加熱型たばこが人気「禁煙店でもOK」? 喫煙スタイルに変化も THE PAGE 06月26日 17:00


 火を使わない次世代の「加熱型たばこ」が話題を集めています。最大手の日本たばこ産業(JT)が今年3月から発売した「Ploom TECH(プルーム・テック)」は注文が殺到し、専用キットの出荷を一時停止。6月23日から販売・予約を再開しました。また、フィリップモリスジャパン(PMJ)が昨年投入した「iQOS(アイコス)」も「全国的に品薄状態」(同社)と、好調な滑り出しを果たしました。従来の紙巻きたばこ特有の煙や匂いがほとんどしないのが人気の背景で、禁煙の飲食店などでも「加熱型はOK」という店も現れており、今後喫煙スタイルが変化していくかもしれません。
 煙や灰がほとんどなく、匂いも気にならず
 「iQOS 」は火を使わず、専用キットにたばこを挿入し、数十秒間たばこ葉を電気加熱することで出てきた蒸気を吸う方式。加熱キットとたばこはいずれも専用で、「マールボロ」銘柄4種のたばこが販売されています。喫煙者の口から吐き出されるのは蒸気のため、紙巻きたばこと比べ煙や灰がほとんどなく、匂いも気になりにくいのが特徴といいます。


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