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NHK 放送センター 建替え費用 1700億円! 民間では有り得ない巨費


NHK 放送センター 建替え費用 1700億円! 総額 3400億円! 民間では有り得ない巨費



2015年6月10日現在のNHK放送センター

2015年6月10日現在のNHK放送センター
NHK放送センター、建て替えへ 東京五輪後に着工、建設費1,700億円 みんなの経済新聞 08月31日 11:29 」 より

NHKは、2016年8月30日、現在、東京渋谷にある放送センターの建て替えについて、2020年の東京五輪後に着工、現在の敷地に地上 18階建ての高層ビル、「制作事務棟」(高さ 約 90メートル)など三つのビルを順次、建設、2036年までにすべての工期を終える予定で、建設費は 約 1700億円になると発表しました

2016年8月30日に開かれた経営委員会で了承された計画で、新放送センターの延べ床面積は、計 約 27万平方メートル、現在より 約 4万平方メートル広くなり、スタジオなどが入る制作事務棟の他、報道部門が入る「情報棟」(地上 9階建て、高さ 約 40メートル)や展示施設などが入る「公開棟」(地上 4階建て、高さ 約 20メートル)が建設されます

建設費は、2011年から積み立てを始め、2015年度末時点で、約 1627億円の残高がある「建設積立資産」などをあてる予定で、NHKホールについては建て替えず、補修しながら現在の建物を使用するということです


建て替え後の配置イメージ。NHKが発表した「放送センター建替 基本計画の概要」より


配置イメージと建替後の概要

NHK 放送センター 建替後の位置図

(上図) 建替後の施設配置イメージ
(中図) 配置イメージと建替後の概要
(下図) NHK 放送センター 建替後の位置図
放送センター建替 基本計画の概要」 より




国民から強制徴収した受信料で贅沢三昧のNHK 民放の およそ 3~7倍の贅沢



NHK職員の平均年収は驚きの 1185万円 (注)、2014年のワールドカップでは、サッカーを見ない人間からも強奪している『みなさまの受信料』から 280億円もつぎ込んで放映権を獲得しています

また、テレビ朝日は 約 500億円、日本テレビは 約 1100億円程度で新社屋を建設したのに対し、NHKは、東京代々木のNHK放送センターの建て替え費用として、3400億円(新社屋建設費 約 1700億円 + 放送設備費 約 1700億円)を計上、人の金と思ってやりたい放題です

注.役員報酬ではありません、NHK職員の平均年収です




NHK 放送センター 建替えによる新しい施設構成 2016年8月31日



完工年 建物名 規模 建設費 備考
情報棟 地下1階~地上9階 10階建
面積 約 7万平方メートル
600億円
(I期)
免震構造 各棟の間は渡り廊下などで結ばれる
制作事務棟 地下1階~地上18階 19フロア
面積 約 16万平方メートル
1,100億円
(II期以降)
公開棟 地上4階建
面積 約 2万平方メートル
耐震構造
(震度7クラス対応)
1972年
昭和47年
NHKホール 地下2階~地上5階
面積 2万1000平方メートル
継続使用
合計 延べ床面積
約 27万平方メートル
1,700憶円
(放送設備費は除く)
敷地東側と西側の高低差を解消するため地上4階レベルの人工地盤を設ける


情報棟


2016年8月31日現在、2館に分かれているニュースセンターやラジオセンター、インターネットニューススタジオ、情報系映像スタジオ、国際放送スタジオを集中配置、大規模災害時などに情報共有を密にできるようにする
併せて、受変電室や配電室など放送センター全体の電源インフラを配置


制作事務棟


4K、8K、SHV、ネット展開などの新サービスに対応する空間を目指し、「情報棟」近くには映像スタジオを設置
低中層階に制作機能、中高層階にフリーアドレスを導入する執務スペースなどの一般室を配置
低層階はメインエントランスとなるほか、映像スタジオや食堂、共同会議室なども備える


公開棟


アトリウムやハートプラザ、スタジオパーク、公開スタジオ、レストラン、ショップなどを併設
ふれあいホールの後継となる映像スタジオを作り公開番組の収録などに活用する
屋上は緑化し広場を整備する




NHK 放送センター 建替えスケジュール 2016年8月31日



年月日 イベント
2017年末 情報棟の設計・施工事業者を決定
2020年秋 東京五輪・パラリンピック終了後、ふれあいホールなどを解体し同棟着工、2025年運用開始
2026年~2027年 東棟の一部を解体、2028年に番組コンテンツを制作する制作事務所I期棟建設に着工、2030年に運用開始
2031年~2032年 東棟の一部と西・北・本館を解体
2033年 作事務所II期棟と公開棟に着工し2035年に運用開始
2036年 地上4階レベルの人工地盤や駐車場を完成させて完工


工期中のスタジオやオフィスの代替は地方局の活用や外部での借用などを検討中
スタジオパークは2026年に休館するため、代替措置を取るか否かも検討中




NHK 放送センター 現在の施設構成 2016年8月31日



完工年 建物名 規模 備考
1964年
昭和39年
東棟 地上8階 東京五輪で国際放送センターとして使われた建物を整備
1968年
昭和43年
西棟 地下1階~地上8階 井の頭通りに面する
1972年
昭和47年
本館 地下1階~地上23階 最も高い建物 (アンテナタワーを含め128メートル)
1972年
昭和47年
NHKホール 地下2階~地上5階
面積 2万1000平方メートル
1988年
昭和63年
北棟 地下2階~地上3階
2004年
平成16年
みんなの広場
ふれあいホール
延べ床面積
約 23万平方メートル




NHK 放送センター 5年間で 計 1000億円の余剰金 2016年10月11日



NHKの昨年度(2015年度)の収支差金は 288億円に達し、センター建て替えの積立金に 278億円を繰り入れており、NHK 会長 籾井勝人(もみいかつと(73)は、2016年10月11日の経営委員会で、積み立てを終える 2017年度から 5年間で 計 1000億円の余剰金が見込める(ぼろ儲け)と説明していたことが判明しました

NHKは、2012年度以降、収支差金を放送センターの建て替えのために積み立てており、約 1700億円とする建設費は今年度(2016年度)末で、ほぼ積み立てを終える見通しとしており、民間企業では到底考えられない巨額な建て替え資金を、たった 4年で捻出できるほどの利益を挙げていることが分かりました

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参考情報


放送センター建替基本計画および概要
日本放送協会 - Wikipedia

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関連記事

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関連記事を下記に紹介します



2018年4月10日

NHK建て替え、1グループ参加で落札 リニア談合余波 朝日新聞 04月10日 21:55


 NHKは10日、東京・渋谷の放送センター建て替え工事(第1期)を竹中工務店・久米設計の設計施工共同企業体が573億円で落札したと発表した。
 一般競争入札には、他にも大林組や大成建設、清水建設が代表の3グループが参加予定だったが、リニア中央新幹線の建設工事をめぐる談合事件で3社が指名停止処分を受け審査途中で失格に。最終的に1グループの参加で落札された。落札率は90・7%。NHKの大橋一三理事は「入札結果を見れば、1社になっても競争性が保たれたことは明らか」と述べた。
 1期工事では放送センター全体の基本設計と、ニュースセンターなどが入る情報棟(地上9階、地下1階)の新築を行う。2020年秋の着工で、25年からの利用を予定。番組制作に使う制作事務棟なども順次、建て替えるという。


2018年4月10日

NHK放送センター建て替え 竹中工務店などのJVが落札 リニア談合影響で3JVは失格 産経新聞 04月10日 19:59


 NHKは10日、東京都渋谷区の放送センター建て替え工事(第1期)で、竹中工務店と久米設計の共同企業体(JV)が設計施工業者に決定したと発表した。竹中工務店のJVを含む4JVが入札に参加したが、リニア中央新幹線工事の談合事件で3JVは指名停止となり失格となった。
 第I期工事ではニュースセンターなどが入る情報棟を建設。地上9階、地下1階で、平成32年秋着工、37年3月運用開始を予定している。契約金額(税抜き)は573億円(予定価格に対する落札率90・7%)で今月中旬に契約する。
 入札には大林組、大成建設、清水建設がそれぞれ代表を務める3JVも参加したが、談合事件での起訴を受け、NHKは内規に基づき3月30日に4カ月の指名停止とし、3JVは失格となった。技術評価を満たしていたことなどから、竹中工務店のJVが落札した。


2016年11月7日

<NHK>受信料値下げ 籾井会長が意向示す 余剰金見込み 毎日新聞 2016年11月7日 01:43


 NHKの籾井勝人(もみい・かつと)会長が10月11日の経営委員会で、2017年度から5年間で計1000億円の余剰金が見込めると説明し、同年度中の受信料値下げ実施の意向を示していたことが分かった。
 経営委員らによると、籾井会長は受信料収入(16年度予算ベースで6758億円)のうち約3%に相当する200億円を値下げに充てると説明。経営委員からは「実現しても値下げ額が小幅」「それだけの資金が余るかどうかわからない」などと慎重な意見が相次いだという。
 NHKは12年度以降、収支差金を放送センターの建て替えのために積み立ててきた。約1700億円を見込む建設費は今年度末でほぼ積み立てを終える見通しだ。
 昨年度の収支差金は288億円に達しはセンター建て替えの積立金に278億円を繰り入れていることから、余剰金をどのような形で視聴者に還元するかは、NHK内部や総務省の検討会で協議中で、結論はまだ出ていない。
 今回の籾井会長の経営委への説明も、正式な議案として提示されたものではなく、公表された議事録には記載がない。籾井会長は来年1月に任期満了を迎えることから、経営委の中には「再任に向けた実績作りを意識している」との見方もある。


2016年8月31日

NHK放送センター、建て替えへ 東京五輪後に着工、建設費1,700億円 みんなの経済新聞 08月31日 11:29


 NHKは8月30日、渋谷・神南の放送センター(渋谷区神南1)の建て替えに関する基本概要を発表した。
 同センターは第1期工事完成から50年がたち、老朽化・狭あい化が進んでいることから建て替えを計画。移転を含め建設用地の選定も行っていたが、昨年、地盤が強固で都内主要箇所への便利なアクセス、新たな用地取得費が発生しないことなどから現在の場所での建て替えを決めた。
 敷地面積は8万2645平方メートル。現在の施設構成は、1964(昭和39)年の東京五輪で国際放送センターとして使われた建物を整備した東棟(地上8階)、1968(昭和43)年に完工した井の頭通りに面した西棟(地下1階~地上8階)、1972(昭和47)年に完工した最も高い建物(アンテナタワーを含め128メートル)の本館(地下1階~地上23階)、同年完工したNHKホール(地下2階~地上5階)、1988(昭和63)年完工の北棟(地下2階~地上3階)、2004年にオープンした「みんなの広場ふれあいホール」。延べ床面積は約23万平方メートル。


2016年8月30日

NHK建て替え費用1700億円 渋谷の放送センター 朝日新聞 08月30日 21:10


 NHKは30日、東京・渋谷の放送センターの建て替え計画が固まり、建設費は約1700億円になると発表した。2020年の東京五輪後に着工し、現在の敷地に地上18階建ての「制作事務棟」(高さ約90メートル)など三つのビルを順次、建設する。36年までにすべての工期を終える予定という。
 30日の経営委員会で了承された。新放送センターの延べ床面積は計約27万平方メートルで、現在より約4万平方メートル広くなる。スタジオなどが入る制作事務棟のほか、報道部門が入る「情報棟」(地上9階建て、高さ約40メートル)や展示施設などが入る「公開棟」(同4階建て、同約20メートル)を建設する。
 建設費は、11年から積み立てを始め、15年度末現在で約1627億円の残高がある「建設積立資産」などをあてる。NHKホールについては建て替えず、補修しながら現在の建物を使用するという。


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