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ハローワーク職員 50代課長職男性 同僚女性(40代)を暴行 静岡


ハローワーク職員 50代課長職男性 同僚女性(40代)を暴行 静岡



静岡労働局管内のハローワーク(公共職業安定所)で勤務中に管理責任者である男性上司から暴力を受けたとして、窓口を担当する 40代女性職員が、2017年8月10日、国と当時の上司に対し、慰謝料など計 約 630万円の損害賠償を求めて静岡地裁に提訴しました

訴状によると、女性職員は窓口で求職者の相談に応じる非常勤職員で、2015年1月、勤務時間中に、この 40代女性職員と窓口を統括する 50代管理責任者男性が、他の職員の勤務態度について話している際、 50代管理責任者男性が突然激高、背後から大声で怒鳴りながら女性の左腕を拳で 3回たたくなどの暴行を加えました


50代管理責任者男性は、日頃から他の職員に威圧的な態度を取ることがあったということで、労働局はパワーハラスメントのない職場環境を整える義務を怠り、40代女性職員の被害の申告を受けても速やかな調査や処分を行わず、女性に精神的な苦痛を負わせたとしています

静岡労働局は、「訴状を見ていないのでコメントできない」としていますが、報道機関の取材に対し、労働局総務課は、「暴行の事実は把握していて、男性への処分は協議中。労働環境を指導する立場でありながらこのような事態が発生したことは大変遺憾」と話しているものの、事態の把握から 約 2年半が経過する 2017年8月10日現在に至るも男性を処分しておらず、謝罪する機会も設けていないことが明らかになっています


女性は暴行を受けた後、計 5ヶ月間休職、「今も上司がいる恐怖感と、以前のように仕事ができないジレンマがある。真実を明らかにして、元の健康な自分に戻りたい」と述べており、40代女性職員弁護団の西澤美和子弁護士は、「(労働局は)パワハラ防止を啓発する立場なのに、対応がずさんで女性の苦痛を大きくした」と、ハローワーク(公共職業安定所)の姿勢を批判しています
 
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2017年8月11日

上司から暴力 ハローワーク清水の女性職員が提訴 中日新聞 2017年8月11日 05:00


 ハローワーク清水(静岡市清水区)で一昨年、勤務中に上司から暴力を受けたとして、非常勤職員の四十代女性が十日、上司の五十代男性と国を相手取り、慰謝料など約六百三十万円の損害賠償を求めて静岡地裁に提訴した。
 訴状によると、女性は二〇一五年一月、ハローワーク清水で窓口業務を担当。上司である管理責任者の男性は勤務時間中、女性に対して突然大声で怒鳴り、左腕を三回たたく暴行を加えたとされる。労働局は男性を管理する義務があるが、適切な職場環境を整える指導を怠り、女性に精神的苦痛を与えたとされる。
 同日会見した女性と代理人の弁護士によると、女性は暴行を受けた後、計五カ月間休職した。「今も上司がいる恐怖感と、以前のように仕事ができないジレンマがある。真実を明らかにして、元の健康な自分に戻りたい」と述べた。
 ハローワーク清水を管轄する静岡労働局の担当者は「訴状が届いていないので分からない」としているが、「暴行の事実は把握していて、男性への処分は協議中。労働環境を指導する立場でありながらこのような事態が発生したことは大変遺憾」とコメントした。


2017年8月10日

ハローワークでパワハラ、国など提訴 相談窓口の職員 朝日新聞 08月10日 21:20


 静岡労働局管内のハローワークで仕事中に上司から暴力を受けたとして、窓口を担当する40代の女性職員が10日、国と当時の上司に対し、慰謝料など計約630万円の損害賠償を求めて静岡地裁に提訴した。
 訴状によると、女性職員は窓口で求職者の相談に応じる非常勤職員。2015年1月の勤務時間中、この女性職員と窓口を統括する50代の課長職の男性が、他の職員の勤務態度について話している時に、男性が突然激高。背後から大声で怒鳴りながら女性の左腕を拳で3回たたくなどした。男性は日頃も他の職員に威圧的な態度を取ることがあったという。労働局はパワーハラスメントのない職場環境を整える義務を怠り、女性の被害の申告を受けても速やかな調査や処分を行わず、女性に精神的な苦痛を負わせたとしている。
 静岡労働局は「訴状を見ていないのでコメントできない」としている。だが、朝日新聞のこれまでの取材に対し、労働局総務課は「パワーハラスメントと思われる行為があった」と認め、「男性を処分する方針だが、処分の程度について現在も協議している」と説明している。


2017年8月10日

ハローワークでパワハラ 被害女性が国など提訴へ 静岡 朝日新聞 2017年8月10日13時14分


 静岡県内の公共職業安定所(ハローワーク)で仕事中に上司から暴力を受けたとして、窓口で働く女性職員が慰謝料など計約630万円の損害賠償を国と当時の上司の男性に求め、10日に静岡地裁に提訴する。女性の弁護団への取材でわかった。
 ハローワークを管轄する静岡労働局は取材に対し、「パワーハラスメントと思われる行為があった」と認める一方、事態の把握から約2年半が経過する今も男性を処分しておらず、謝罪する機会も設けていないと明らかにした。
 弁護団の西澤美和子弁護士は「(労働局は)パワハラ防止を啓発する立場なのに、対応がずさんで女性の苦痛を大きくした」と批判している。


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