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ワンタイムパスワード とは 銀行が続々導入 必須化


銀行が続々導入 「ワンタイムパスワード」 とは



スマートフォンアプリ、専用カード、専用パスワード生成機器画面に、1回限り有効の使い捨てパスワードが表示され、インターネットバンキングでの振込等の取引の際に、そこで表示されているパスワードを入力使用します

一度表示されると、一定時間経過後は無効になるため、第三者がそのパスワードを知ってしまった様な場合にも、悪用される前に無効になりますので、不正な送金被害等に遭うリスクを低減します




三菱東京UFJ銀行 ワンタイムパスワード 必須に 2016年6月12日以降



三菱東京UFJ銀行では、2015年3月23日、スマートフォンアプリに続き、カード型「ワンタイムパスワードカード」の提供を開始
2016年6月12日(日)以降、振込等の取引時に、「ワンタイムパスワード」が必須になります

「ワンタイムパスワード」用スマートフォンアプリ、カード型 「ワンタイムパスワードカード」は、インターネットバンキング(PC版)にログインし、トップ画面から申し込みます


スマートフォンアプリ

ワンタイムパスワードカード

スマートフォンを持っている方は、スマートフォンアプリ 「ワンタイムパスワードアプリ」(無料)が便利です
1回限り有効のワンタイムパスワードをスマートフォンで生成・表示するアプリです
アプリを起動するだけの簡単操作
パスワード表示も大きく見やすい
ワンタイムパスワードカード」は、ワンタイムパスワードの生成・表示専用のカード型端末です
ポケットサイズなので、持ち運びにも便利
いずれも、国内にお住まいの方が利用できます
「ワンタイムパスワードアプリ」と「ワンタイムパスワードカード」は併用できません
どちらか一方を選択してご利用ください
ワンタイムパスワードカード紛失時は、再発行に手数料 1080円がかかります




三菱東京UFJ銀行 ワンタイムパスワードカード (カード型) 利用方法 2016年2月1日



ワンタイムパスワードカードの利用イメージ


ワンタイムパスワードカードの利用イメージ


ワンタイムパスワードカードの特徴



ワンタイムパスワードカードの特徴 表ワンタイムパスワードカードの特徴 裏
A ワンタイムパスワードが表示される液晶画面
B ワンタイムパスワードを表示
C D 電源オフ / オン
7センチ
4.5センチ
薄さ 3.1ミリ
重さ 13グラム



利用申し込みから 利用開始までの流れ



ワンタイムパスワードカードが届いたら、再度PC版インターネットバンキングにログインし、「セキュリティ対策」から「ワンタイムパスワードの利用登録」を行います

ワンタイムパスワード 三菱東京UFJ銀行 」 より

1.利用申し込み


1. PC版インターネットバンキングにログインし、画面左上の「セキュリティ対策」をクリック、ワンタイムパスワードカードの利用申し込みを行います

2. 申し込み後、約1週間~10日程度で届出住所に「ワンタイムパスワードカード」が普通郵便で送られてきます




2.ワンタイムパスワードの利用登録


1. ワンタイムパスワードカードが届いたら、再度PC版インターネットバンキングにログインし、再度、画面左上の「セキュリティ対策」からワンタイムパスワードの「利用登録する」をクリックします
2. 案内画面に従って、送られてきたカード左下の「シリアル番号」を-(ハイフン)を除いて入力、および、(赤丸白抜き1)を押して表示された「ワンタイムパスワード」を入力し、「次へ」をクリックします
3. お届出の連絡先(電話番号)を選択、確認し、「設定用番号を確認する」をクリックします
4. 番号に間違いがないか確認して、「OK」をクリックします
5. 直後、登録されている電話番号に自動音声案内にて、設定用番号(半角数字6桁)の案内がありますので、メモ等を準備して番号を控えておきます
自動音声案内の受付時間は、毎日8:00~21:00で、1日3回まで利用できます
自動音声案内はプッシュ回線を利用します
ハガキによる案内を希望する場合は、支店窓口・コールセンターでの手続きが必要です
6. インターネットバンキングの画面で「設定用番号」を入力し、「利用登録する」をクリックします

「ワンタイムパスワードカードの利用登録が完了しました」画面が出れば、ワンタイムパスワードの利用登録が完了です
7. 「ワンタイムパスワードカードの利用登録が完了しました」画面が出れば、ワンタイムパスワードの利用登録が完了です





ネットバンキング偽画面表示 「マンインザブラウザー」 ワンタイムパスワード無力化



警視庁は、2015年4月10日、不正送金被害の規模は不明ですが、ワンタイムパスワードの対策を無力化し、インターネットバンキングの不正送金を行う新種ウイルス「ボートラック(VAWTRAK)」に、日本や欧米、アジアなど数十ヶ国のパソコン約8万2000台(うち国内約4万4000台)のパソコン(PC)が感染したと発表しました

新種ウイルス「ボートラック(VAWTRAK)」は、2014年5月に発見され、不正なプログラムを添付したメールを開封したり、ウイルスが仕掛けられたサイトを閲覧したりすると感染、利用者が、ネットバンキングにログインしただけでウイルスが自動的に活動を始め、予め指定された口座に不正送金されるのが特徴のため、ワンタイムパスワードの対策は効力がありません


新種ウイルス「ボートラック(VAWTRAK)」は、ブラウザーを乗っ取り、ネットバンキングの偽画面を表示する「MITB(マンインザブラウザー)」と呼ばれる手口を使用、感染パソコンでネット銀行のサイトに接続すると、ワンタイムパスワードなどの入力を求める偽画面を表示、パスワードを入力すると待機画面を表示しながら、裏で自動的に振込先を変更し、不正送金される仕組みです

警視庁サイバー犯罪対策課は、2014年8月、96万円の不正送金被害にあった石川県の30代女性のパソコンから、新種ウイルス「ボートラック(VAWTRAK)」を検出、、同パソコンを解析したところ、感染が原因で海外サーバーに定期的に接続される状態になっていたことが判明、同サーバーはパソコンに対し自動的にさまざまな命令を出せる「C&C(Command and Control = 命令と制御)サーバー」と呼ばれる機能を持っていて、海外に複数あることも判明、このサーバーが感染パソコンに不正送金の指示を出していました


警視庁では、このC&Cサーバー 1台について、警視庁の制御下に置くことに成功、C&Cサーバーが有害なデータを感染パソコンに送る代わりに、無害なデータを送ってウイルスの機能を無力化するシステムを情報セキュリティー会社「セキュアブレイン」(東京都千代田区)と開発、2015年4月から感染パソコンのウイルス無力化を開始するとともに、国内のプロバイダー各社に対し、感染パソコンの利用者にウイルス駆除を促すよう要請、該当する利用者の元には、プロバイダーから連絡が届くことになっています

捜査機関が直接、ウイルス無力化に当たるのは世界でも例がないとのことで、警視庁では、摘発だけでなく被害抑止にも努めたいと話しています

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関連記事

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関連記事を下記に紹介します



2016年5月8日

ワンタイムパスワード必須化進む NHK 2016年5月8日 06:07


インターネットバンキングの利用者の預金が別の口座に不正に送金される被害が相次ぐなか、大手銀行では、取り引き1回ごとにパスワードが変わる「ワンタイムパスワード」を利用しなければ振り込みなどができないようにし、被害を減らそうという動きが相次いでいます。


2015年4月10日

感染PC、国内外8万2千台=被害防止でウイルス無力化―ネット銀不正送金・警視庁 時事通信 2015年4月10日(金)12:38


 警視庁は10日、インターネットバンキングの不正送金の原因となる新種ウイルスに、国内外の約8万2000台(うち国内約4万4000台)のパソコン(PC)が感染したと発表した。ウイルスは使い捨ての「ワンタイムパスワード」を破るもので、同庁は民間のセキュリティー会社と連携し、感染PCのウイルス無力化も始めた。捜査機関が直接、ウイルス無力化に当たるのは世界でも極めて異例という。
 警視庁サイバー犯罪対策課は昨年8月、不正送金被害にあった石川県の30代女性のPCから、新種ウイルス「VAWTRAK」を見つけ、不正送金を指示していた国外に設置されたサーバーを複数把握。サーバーへの接続記録から、ウイルス感染のPCを確認した。
 同庁はサーバーの1台を監視し、サーバーが有害なデータを感染PCに送る代わりに、無害なデータを送ってウイルスの機能を無力化するシステムを情報セキュリティー会社「セキュアブレイン」(東京都千代田区)と開発。4月から感染PCの無力化を開始した。


2015年4月10日

<新種ウイルス>ワンタイムパスワード無効化…感染8万台超 毎日新聞 2015年4月10日(金)11:48


 警視庁サイバー犯罪対策課は10日、インターネットバンキングの不正送金対策として各金融機関が導入している「ワンタイムパスワード」を無効化する新種のウイルスが世界に広がり、日本や欧米、アジアなど数十カ国のパソコン約8万2000台が感染したと発表した。不正送金被害の規模は不明だが、警視庁は1日から、ウイルスの機能を停止させるデータの配布を全パソコンを対象に順次始めた。警察がウイルス対策データを配布し、被害防止に乗り出すのは世界的にも例がないという。
 ◇ネットバンク、勝手に不正送金
 発表によると、このウイルスは「ボートラック」と呼ばれ、国内では昨年5月に初めて確認された。不正なプログラムを添付したメールを開封したり、ウイルスが仕掛けられたサイトを閲覧したりすると感染する。利用者がネットバンキングにログインしただけでウイルスが自動的に活動を始め、犯人があらかじめ指定した口座に不正送金されるのが特徴のため、ワンタイムパスワードの対策は効力がないという。


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