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那覇空港 全長 2700m 第2滑走路増設 2020年3月末 供用開始


那覇空港 とは 概要



那覇空港(Naha Airport)は、沖縄県那覇市に立地、沖縄の玄関口として国内外各地と沖縄とを結ぶ拠点空港であるとともに、沖縄県内離島と沖縄本島を結ぶ沖縄地域のハブ空港としても重要な役割を果たしており、空港法 第4条1項6号に該当する空港として、政令で定める空港に区分される主要空港です


那覇空港 全景 総合的な調査及び構想・施設計画段階のとりまとめ
那覇空港 全景 日本の空の南玄関 那覇空港 2013

那覇空港 全景 (上) 「 総合的な調査及び構想・施設計画段階のとりまとめ 」
(下) 「 日本の空の南玄関 那覇空港 2013年 」  より

所在地 沖縄県那覇市字鏡水
運営者 国土交通大臣
運用時間 24時間
標高 4 m (13.1 ft)
座標 北緯26度12分20秒
東経127度39分03秒
滑走路
方向 長さ x  幅 (m)
18/36 3,000m x 45m



那覇空港を含む施設は、太平洋戦争後のアメリカ軍占領下を経て、那覇飛行場(Naha Airfield) となり、返還後は、航空自衛隊と民間との共用空港として運用、航空自衛隊那覇基地(JASDF Naha Air Base) 管理下の施設では、各官公庁の航空諸施設が併設されており、基地の総面積は 約 212万m²(64万坪)となっています




那覇空港 年間発着回数 着陸回数は 10年前の 1.4倍 右肩上がり 進む過密運用



那覇空港の着陸回数の推移

那覇空港の着陸回数、10年前の1・4倍 右肩上がり、進む過密運用 16年度は8万回突破 琉球新報 08月22日 07:30 」 より

国土交通省大阪航空局によると、2016年度の民間機のほか自衛隊機も含めた那覇空港(沖縄県那覇市)への着陸回数が、前年度比 5.7%増の 8万3189回(速報値)となり、年間 8万回台に突入しました

那覇空港の着陸回数は右肩上がりで増加しており、滑走路の使用状況は、10年前(2006年)の 5万9409回に比べ 1.4倍になっています


離陸も含めた離着陸回数としては、年間 16万6千回以上となり、那覇空港の 1本滑走路で航空機が円滑に発着できる能力(滑走路処理容量)とされる年間 13万5千回を上回る過密運用が進んでいます

那覇空港は、滑走路 1本の空港として福岡空港に次いで過密で、2020年3月末の供用開始を目指して第2滑走路の建設が進められていますが、2本目の滑走路が完成した後の滑走路処理容量でも、年間 18万5千回(回転翼機、深夜発着機は含まず)と試算されており、現状の離着陸回数の 1.11倍にとどまる為、さらなる発着増への対策として、経済界からは旅客ターミナルの新設移転を求める声が上がっています


国内主要空港の年間発着回数 (単位:万回) (2013年度)

国内主要空港の年間発着回数 (単位:万回) (2013年度)

福岡空港滑走路増設に係る環境影響評価書(要約書) 」 より

那覇空港は、国内主要空港の年間発着回数では 4位で、滑走路 1本の空港としては、滑走路増設事業の進む福岡空港に次いで、2位となっています


利用者数でも、国内主要空港で、東京国際空港(羽田空港)、成田国際空港、新千歳空港、福岡空港、関西国際空港に次いで、那覇空港は  第 6位(2013年度、うち国内線旅客数では 第 4位)となっています




那覇空港 路線網と便数



那覇空港 路線網と便数

※. 注:離陸便数、()内は路線距離 『航空時刻表(2013.2)、FUJIAIRWAYS GUIDE(2013.2)」
日本の空の南玄関 那覇空港 2013年 」 より



那覇空港 ANA国際物流ハブ 土曜運航休止 青島 アモイ運休 収益改善 2017年8月23日



那覇空港 ANA Cargo の国際貨物ネットワーク

那覇空港 ANA Cargo の国際貨物ネットワーク
ANA国際物流ハブ、土曜の運航休止 収益改善へ10月29日から 青島、アモイは運休 琉球新報 08月24日 06:30 」 より

全日本空輸(ANA)は、2017年8月23日、那覇空港を拠点とする国際物流ハブ事業で、貨物取り扱い量の少ない土曜深夜に運航する 計 20便を 2017年10月29日から休止すると発表、未明の時間帯に那覇空港に貨物専用機を集めるハブ路線は、月~金曜の平日運航となります

また、米国向けの貨物が多い中国 青島(チンタオ)、アモイの 2空港は 週 10便の那覇路線を運休し、成田空港経由とし、那覇空港の貨物便は、週 28便の減便、ANAは路線の改編で国際貨物事業の収益の改善を図るとしています


那覇空港は、アジアの主要都市を 4時間圏内に多く含み、24時間運用が可能でダイヤの自由度が高いことなどから、夕方以降に集めた貨物を翌朝までに目的地へ届けられる高速輸送が強みとなっており、国際物流ハブ事業は、現在、国内線 4空港、国際線 9空港に路線を展開、週 6日で 120便を運航していますが、多くの企業では、日曜は休みの為、土曜に集めた荷物を日曜朝までに高速で輸送するメリットがあまりなく、貨物量が平日と比べて少ないことから、土曜は運休することになりました

また、青島、アモイを結ぶ路線については、沖縄から出る貨物の量が少ない上、那覇空港からさらに成田や羽田を経由して米国に向かう貨物が多数を占めるなど、那覇を経由する必要性が低く、輸送効率が悪い為、青島、アモイと成田を結ぶ路線を増便して、ANAの貨物事業全体の効率化を図っていきます


那覇空港は、2009年に ANAの物流ハブ事業が始まったことで貨物取扱量が大きく増え、2016年の国際貨物取扱量は 17万6千トンと、成田、関空、羽田に続く、国内 4番目の空港となっていますが、沖縄の発着貨物量が当初の想定を下回るなど、事業の黒字化には至っていません

ハブ事業を運営するANAカーゴは、「沖縄が国内やアジアの主要都市を結ぶ重要な拠点であることには変わりはない」として、那覇空港のハブ機能は引き続き維持・強化していく方針を表明しています




那覇空港 滑走路増設事業 全長 2700m 第2滑走路増設 2020年3月末 供用開始



那覇空港は、旅客需要増による容量の限界が近づいている上、航空自衛隊との共用空港であるため、近年急速に活発化している東シナ海での中国軍機の動向に対応して、航空自衛隊戦闘機のスクランブル発進も増加しており、他県との陸上交通手段を持たない沖縄県の交通事情として、那覇空港の滑走路増設事業は急務のこととなっています


那覇空港 第 2増設滑走路 完成イメージ図

那覇空港 第 2増設滑走路 完成イメージ図

那覇空港プロジェクト―那覇空港の概要 」 より

既存滑走路との間隔 1,310m のオープンパラレル、増設滑走路の長さ 2,700m、公有水面の埋立て 約 160haの計画で、総事業費は 1,816億円を予定しています


対応できる航空機として、航空機コード : コードF(翼幅65m以上80m未満)を満たし、2016年9月20ひ現在、世界最大の旅客機、A-380-800型旅客機 : 全幅79.75m、全長72.73m、全高24.40mも利用可能です


国土交通省は、2008年1月25日までに、正式に滑走路の増設の方針を固め、2012年9月に滑走路増設事業の環境影響評価準備書が提出、2014年1月着工、2014年3月1日起工式、5年後の 2019年12月に完成予定、2020年3月末の供用開始を目指しています


増設滑走路 計画概要図

那覇空港プロジェクト―那覇空港の概要 」 より


滑走路増設工事の手順と概要(写真:内閣府沖縄総合事務局)

滑走路増設工事の手順と概要 (写真:内閣府沖縄総合事務局)

那覇空港プロジェクト―那覇空港の概要 」 より


那覇空港 滑走路増設 施設計画図(案)

那覇空港 滑走路増設 施設計画図(案)
参考資料1 那覇空港滑走路増設案に関する施設計画段階レポート 」 より



構想段階で選定された滑走路増設案、及び、現ターミナル地域整備基本計画図

構想段階で選定された滑走路増設案、及び、現ターミナル地域整備基本計画図
参考資料1 那覇空港滑走路増設案に関する施設計画段階レポート 」 より



 概算事業費 約 1,900億円
増設滑走路及び連絡誘導路 1式 約 1,800億円
管理施設 1式 約 100億円




那覇空港 増設滑走路 誘導路 離着陸地域構成断面 基本諸元



那覇空港 増設滑走路 施設配置諸元


滑走路位置 現滑走路から1,310m沖合
長さ
滑走路 2,700m 60m
着陸帯 2,820m 300m
過走帯 60m 60m
滑走路端安全区域 240m 300m

参考資料1 那覇空港滑走路増設案に関する施設計画段階レポート 」 より



那覇空港 誘導路 基本諸元


滑走路と平行誘導路の間隔 190m
平行誘導路 30m
誘導路帯(誘導路中心より) 55m
取付誘導路 末端 32m
中間 34m
高速脱出誘導路 大型・中型ジェット機用 滑走路端から 1,800m
小型ジェット機用 滑走路端から 1,500m

参考資料1 那覇空港滑走路増設案に関する施設計画段階レポート 」 より



那覇空港 離着陸地域構成断面図

参考資料1 那覇空港滑走路増設案に関する施設計画段階レポート 」 より





那覇空港 連絡誘導路配置 連絡誘導路構成断面



那覇空港 連絡誘導路配置図
連絡誘導路構成断面図

誘導路と誘導路の間隔 95m
連絡誘導路 30m
誘導路帯(誘導路中心より) 55m
現滑走路と増設滑走路の間を結ぶ連絡誘導路の配置計画にあたっては、西側施設に影響を与えない範囲で、地上走行性に配慮した増設滑走路の末端取付誘導路と接続すると共に、現ターミナル地域との円滑な接続も確保する必要があることから、第1エプロン誘導経路の延長線上の位置となります

参考資料1 那覇空港滑走路増設案に関する施設計画段階レポート 」 より





那覇空港 離着陸地域及び連絡誘導路 施設配置画



離着陸地域及び連絡誘導路 施設配置画

離着陸地域 140 ha
連絡誘導路部 16 ha
上記空港用地は護岸を除く埋立面積を示す

参考資料1 那覇空港滑走路増設案に関する施設計画段階レポート 」 より





那覇空港 ターミナル地域計画



那覇空港のターミナル地域については、航空需要の増加による施設の狭隘化や老朽化への対応と、アジア ・ ゲートウェイ構想に対応した国際物流拠点形成を基本方針として、2008年(平成20年)10月31日に「那覇空港ターミナル地域整備基本計画」(現基本計画)が策定され、現在整備を進めています


那覇空港 ターミナル地域計画 基本計画図

現状


地区名 主要施設規模 用地面積
エプロン コードE用 13スポット 487,700㎡
コードD用 17スポット
コードC用 10スポット
プロペラ用 8スポット
旅客地区 GSE置場 18,000㎡
貨物地区 GSE置場 18,000㎡
旅客ターミナル地区 国内ビル 54,400㎡ 61,900㎡
国際ビル 7,500㎡
駐車場 4,270台 116,500㎡
貨物ターミナル地区 航空会社上屋、代理店棟 38,400㎡ 60,000㎡
給油施設地区 燃料タンク 4,000kl×2基 16,700㎡
3,400kl×3基
管理施設地区 庁舎等 10,000㎡
整備地区 整備施設 50,000㎡
小型機施設 12,700㎡
※.民間施設の規模は、参考値


計画


地区名 主要施設規模 用地面積
エプロン コードE用 13スポット 487,700㎡
コードD用 17スポット
コードC用 10スポット
プロペラ用 8スポット
旅客地区 GSE置場 19,000㎡
貨物地区 GSE置場 20,000㎡
旅客ターミナル地区 国内ビル 59,900㎡ 71,500㎡
国際ビル 11,600㎡
駐車場 4,790台 131,000㎡
貨物ターミナル地区 航空会社上屋、代理店棟 38,400㎡ 60,000㎡
給油施設地区 燃料タンク 4,000kl×2基 16,700㎡
3,400kl×3基
管理施設地区 庁舎等 10,000㎡
整備地区 整備施設 50,000㎡
小型機施設 12,700㎡
※.民間施設の規模は、参考値

参考資料1 那覇空港滑走路増設案に関する施設計画段階レポート 」 より




航空機コード



航空機コードは、「国際民間航空条約第14付属書 飛行場 第Ⅰ巻」の飛行場基準コードの文字のことで、航空機の翼幅、外側主脚車輪轍間距離により次表のように区分されています

航空機コード

※1. 施設の利用を予定している航空機の最大翼幅または外側主脚車輪轍間距離に対する分類であり、この分類によって航空機コードが異なる場合は上位の航空機コードとなります
2017年2月25日現在、世界最大の旅客機は、エアバス社の「A380-800」で、コードFに分類されています
※2. 主脚車輪の外縁間の距離

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関連情報サイト


那覇空港拡張整備促進連盟 那覇空港プロジェクト 総合的な調査
那覇空港プロジェクト<内閣府沖縄総合事務局>
那覇空港プロジェクト―那覇空港の概要
那覇空港 滑走路増設に関する経緯について 総合的な調査及び構想・施設計画段階のとりまとめ 平成21年8月
参考資料1 那覇空港滑走路増設案に関する施設計画段階レポート
日本の空の南玄関 那覇空港 2013年
福岡空港滑走路増設に係る環境影響評価書(要約書)
国土交通省
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関連記事を下記に紹介します



2017年8月24日

ANA国際物流ハブ、土曜の運航休止 収益改善へ10月29日から 青島、アモイは運休 琉球新報 08月24日 06:30


 全日本空輸(ANA)は23日、那覇空港を拠点とした国際物流ハブ事業で、貨物量の少ない土曜深夜に運航する計20便を10月29日から休止すると発表した。未明の時間帯に那覇空港に貨物専用機を集めるハブ路線は、月〜金曜の平日運航となる。また、米国向けの貨物が多い中国・青島(チンタオ)、アモイの2空港は週10便の那覇路線を運休し、成田経由に経路を見直す。那覇空港の貨物便は週28便の減便となり、ANAは路線の改編で国際貨物事業の収益の改善を図る。
 那覇空港はアジアの主要都市を4時間圏内に含み、24時間の運用が可能でダイヤの自由度が高いことなどから、夕方以降に集めた貨物を翌朝までに目的地へ届けられる高速輸送が強みとなっている。国際物流ハブ事業は現在、国内線4空港、国際線9空港に路線を展開し、週6日で120便を運航している。
 一方で、多くの企業が日曜は休みとなっており、土曜に集めた荷物を高速で輸送するメリットがあまりない。貨物量が平日と比べて少ないことから、土曜の運休を決めた。


2017年8月22日

那覇空港の着陸回数、10年前の1・4倍 右肩上がり、進む過密運用 16年度は8万回突破 琉球新報 08月22日 07:30


 国土交通省大阪航空局によると、民間機のほか自衛隊機も含めた那覇空港(沖縄県那覇市)への着陸回数が、2016年度は前年度比5・7%増の8万3189回(速報値)となり、初めて年間8万回台に突入した。那覇空港の着陸回数は右肩上がりで増加しており、滑走路の使用状況は10年前(06年)の5万9409回に比べて1・4倍になっている。
 離陸も含めると年間16万6千回以上の離着陸回数となり、那覇空港の1本滑走路で航空機が円滑に発着できる能力(滑走路処理容量)とされる年間13万5千回を上回る過密運用が進んでいる。
 1本滑走路の空港として福岡空港に次いで過密な那覇空港では、2020年3月末の供用開始を目指して第2滑走路の建設が進められている。ただ、2本目の滑走路が完成した後の滑走路処理容量は年間18万5千回(回転翼機、深夜発着機は含まず)と試算され、現状の離着陸回数の1・11倍にとどまる。発着増の対策として、経済界からは旅客ターミナルの新設移転を求める声が上がっている。


2017年8月21日

福岡に次ぎ全国2位 那覇空港の着陸回数、初の8万超え 16年度・好調な観光影響 沖縄タイムス 08月21日 08:05


 民間旅客機や貨物機、自衛隊機などを合わせた2016年度の那覇空港の着陸回数(速報値)は、前年度比4504回(5・7%)増の8万3189回となり、過去最多を更新したことが20日までに分かった。少なくともこの10年は最多記録を連続で更新しており、16年度に初めて8万回台に突入した。沖縄観光の好調さから国内、海外路線とも順調に増えていることが要因となっている。離着陸回数は約16万6400回となる。
 着陸回数は10年前の1・4倍となった。内訳は、国内線が前年度比3052回(4・4%)増の7万2457回で、国際線が前年度比1452回(15・6%)増の1万732回。国際線の新規就航や増便が近年著しく、全体の着陸回数の押し上げに大きく寄与している。
 国土交通省大阪航空局によると、着陸回数は全国の空港でも増える傾向にあり、回数の多い空港のランキングに大きな変化はない見通し。15年度は、那覇空港の着陸回数は7万8685回で、羽田、成田、福岡、関空に次ぎ全国5位。滑走路が2本ある新千歳や大阪をも上回った。滑走路1本の空港では、福岡の8万7198回に次いで2番目に多かった。


2017年8月19日

過密な那覇空港、離着陸の運用基準超え頻発 運航遅れが慢性化 沖縄タイムス 


 那覇空港での民間機(定期路線)の離着陸回数について、2016年度、国が定める1時間当たりの基準を超える事態が午前11時台〜午後4時台に頻発していたことが18日、分かった。最も混雑した時間帯では、約1分半に1回離着陸した計算。実際には民間機に臨時便があるほか、自衛隊機も滑走路を使っているため、混雑度はさらに深刻とみられる。航空関係者によると、管制上は約2分半の間隔を確保して運航するため、離着陸の遅れが慢性化している。「沖縄を訪れる観光客の不満につながる」との声もある。
 国は、那覇空港を安定的に運用できる基準として、1時間当たりの離着陸回数を33回まで(1日当たり380回まで)と定めている。数値には民間機だけでなく自衛隊機も含む。
 2016年度の民間定期路線について、運航時刻表をもとに1日当たりの離着陸回数を月別で算出すると、12カ月連続で国の基準を超えた。離着陸回数が最も多いのは7月で431回。午前11時台、正午〜午後1時、午後1時台、午後4時台にいずれも基準値の33回を超えた。4月の午後1時台は基準値を8回上回って41回に達し、約1分半に1便が離着陸した計算になった。


2015年3月3日

那覇空港に滑走路増設 課題解消へ、2000億円投資 日本経済新聞 2015/3/3 7:00


 少子高齢化や財政難を抱える日本国内では、費用対効果の側面から存在意義を問われている地方の空港が少なくない。そんななか、1993億円もの大規模投資に踏み切った地方の空港がある。那覇空港だ。既設滑走路の約1.3km沖合側に並行して長さ2700mの滑走路を新設する。着工前の事業評価では、投資額と同等の金額の純便益を見込んでいる。
 既に海上での工事は始まっており、2014年度は仮設桟橋やケーソン(防波堤などに使われるコンクリート、または鋼鉄製の大型の箱)を用いた護岸などの建設を進めた。東京五輪開催直前の2020年3月の供用開始を目指す。
 課題抱える1本のみの滑走路
 他の地域との陸上輸送に頼れない沖縄県において、空港は産業と生活を支える生命線だ。にもかかわらず、県内の拠点空港である那覇空港が持つ滑走路は1本だけ。昼間の時間当たり滑走路処理容量は、能力をほぼいっぱいまで使っていた。年間発着回数は、格安航空会社(LCC)の相次ぐ就航といった追い風で増加基調が続き、滑走路の増設ニーズは大きかった。


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